料理中、調味料を出して、量を測って…。結構それって手間&時間がかかる。この作業が手早くできれば料理は早く終わるのに、そうはいかないのが現実。
「その過程をスリム化するためには、下味が効果的。下味には公式があるので、覚えてしまえばもう味付けで迷いません」
と田内さん。「下味」に着目した時短アイデアを教えてもらいました。
鶏肉は塩麹でもむ。これぞ万能な下味。
一緒に保存袋に入れて軽くもむだけ。「密封状態なので傷みにくい。焼いてもいいし、みじん切り玉ねぎやミックス豆、潰しにんにくとオリーブ油、トマトの水煮とともに炊飯器で炊けば、ピラフに」
豚&牛肉、鶏、魚…、下味のルールはこれ!
絶対おいしい下味の公式を、素材別に覚えておくととても便利。
「漬け込んでおくのはもちろん、時間がなければ普通にこれで味付けして調理しても。比率を覚えておくだけでも時短になります」
- 酒1:しょうゆ1
- はちみつ1:しょうゆ1
- しょうゆ1:みりん1:酒1
豚肉と牛肉は、酒としょうゆを1:1、あるいは酒と塩少々でも。
鶏肉は、はちみつとしょうゆ、はちみつとみそ、いずれも1:1で。
魚は、しょうゆ、みりん、酒を、それぞれ1:1:1で味付け。