五感の歓喜が止まらない!? 崩れずキレイに食べられる“円盤型”のミルフィーユ

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2022.02.09
スイーツライターのchicoさんがおすすめスイーツを紹介する「お菓子な宝物」。今回は『GARIGUETTE(ガリゲット)』のミルプレッセです。
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きれいに食べるのはもはや不可能と思われてきた、ミルフィーユに革命が! 『GARIGUETTE』で生まれ変わったミルフィーユは、直径15cmほどの大きめ円盤型。ワンハンドで頬張るスタイルで、ナイフ&フォークの“潰れてクリームがはみ出す問題”を見事にクリアしてみせた。しかもこのフィユタージュ(パイ)の焼き方も斬新。オーブンでなく特注マシンでプレス焼きするという。高温で5分と短時間で焼かれるから、贅沢に折り込んだ発酵バターの香りがフレッシュ。プレスされてザクッと詰まった生地はさらに、よくグリル料理などに使われるサラマンダーで満遍なくキャラメリゼされ、これでもかとクリスピーに仕立てられる。そのユニークな工程はオープンキッチンで全部見え、ライブ感たっぷり。店内を満たすバターの香り、「ジュー」というプレス音と立ち上る湯気……食べる前から五感の歓喜が止まらない。

いちごぎっしりの「ナポレオン」と「シトロン&ミエル」(はちみつレモン)のハーフ&ハーフをかじるとカリザクッ、美味しい音を立てて砕け、キャラメルとバターの幸せな香りに、いちごやレモンのジューシーさとクリームのコクが重なっていく。頬張るとお皿で食べる時みたいに潰れない分、生地とクリームをいいバランスで口にできる。美味しさ的にも理に適っているし、何より楽しい!

ミルプレッセは12種ほど(うち季節商品が1~2種)。迷ったらハーフ&ハーフにもできる。写真はそれぞれハーフ&ハーフで「ナポレオン」×「シトロン&ミエル」1枚¥1,350(奥と右下の箱入り)、「シャティ(栗)&カシス」×「アールグレイ&アブリコ」¥1,350(中央)、「ラム&レザン」×「ピスタチオ&フランボワーズ」1枚¥1,300(手前と左の箱入り)。崩れにくく持ち運びやすいオリジナルパッケージ入り。

GARIGUETTE 東京都港区北青山3‐7‐2 FPG links OMOTESANDO II 1F TEL:03・6805・0430 (営)10:00~20:00 不定休

※『anan』2022年2月16日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・chico 撮影協力・UTUWA

(by anan編集部)

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