写真・北尾 渉 文・三谷真美 PR・スマイル
anan総研メンバーの家飲みワイン事情は?
いつもおうちでワインを楽しんでいるという堀江佑佳さん(anan総研NO.207、写真左)と、あまりワインを飲んだことがないけど挑戦してみたいという齊藤彩さん(anan総研NO.76、写真右)。まずはふたりに、普段ワインを飲むシチュエーションや、ソムリエールに聞いてみたいことを教えてもらいました。
堀江 私も夫も生粋のワイン好き。おうちディナーの時には一緒にワインを飲むことが多いです。食事に合わせたり、気になる品種のワインを試してみたり…いつの間にか、ふたりでボトル2本くらい飲んでいることも(笑)。食事との合わせ方を、もっとたくさん知りたいです。
齊藤 お酒があまり強くないこともあり、ワインを飲むのはオイスターバーへ行ったときなど限定的。ワインの知識がほぼないに等しいので、初心者でも飲みやすいワインや、美味しく飲むコツなどを教えてもらいたいです。
美味しいワインの簡単チョイス方法をレクチャー
それぞれワインの選び方について気になることを、自転車のロゴがトレードマークのワインブランド『コノスル』を取り扱うソムリエール・神田紗希さん(株式会社スマイル)に聞いてみました。
神田さん 『コノスル』は、果実味が強くてフルーティな味わいが特徴のチリワインです。優しい味わいなので、ワイン初心者さんにもおすすめ。
今回おふたりに飲んでいただいた「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズは、ブドウ品種の違いによって全13種あり、豊富なラインナップが魅力です。1本1,000円以下とリーズナブルで買いやすいので、ぜひお気に入りの1本を見つけてください。
ソムリエール・神田さんがおすすめする、初心者向け家飲みワインの選び方3つとは?
その1:赤、白、ロゼ、スパークリングから選ぶ
神田さん ワインは大きく分けて赤、白、ロゼ、スパークリングの4種類に分けられます。さらに使用しているブドウや、製造方法によって味わいが異なり、例えば赤ワインは黒ブドウ、白ワインは白ブドウと、使用しているブドウが違います。黒ブドウは特に果皮にポリフェノールが含まれており、渋さや複雑さをもつワインに、白ブドウはポリフェノールの含有量が少ないため、渋みを感じにくく、すっきりとしたワインになります。ピンク色が特徴のロゼは、赤ワインと同じ黒ブドウを使用しますが、果皮を果汁に漬け込む時間が赤ワインよりも短いのが特徴。スパークリングは発泡しているワインのことを指します。
と、ワインの大枠のカテゴリー分けについてお話ししましたが、ワインは香りや味わいが違うので、ブドウの品種ごとの個性を見つけると選びやすくなります。ワインを飲み始めの方には、1本目のワインとして、赤ワインなら「カベルネ・ソーヴィニヨン」、白ワインなら「シャルドネ」の2品種をおすすめします。どちらも日本で1番人気のある品種で、基本となるワイン用ブドウです。
齊藤 私は普段あまりワインを飲まないので、ロゼワインが甘くて飲みやすそうなイメージがあるのですがどうでしょうか? ピンク色がかわいいので女子会にも映えそう、と思っています。
神田さん 甘口のロゼは飲みやすくて美味しいですよね。女子会にも映えると思います。ちなみにロゼワインは甘口なイメージがありますが、実は辛口のタイプもたくさんあります。赤ワインの「ボディのふくよかさ」と、白ワインの「後味のすっきり感」、2つの魅力を1つのワインで楽しめるので、ワインの種類で迷ったらロゼを選んでみるのもおすすめです。
もっといろいろなワインを楽しみたい人は、選び方のひとつとして、「秋冬は飲みごたえのあるしっかりとした味わいの赤ワイン」を、「春はぽかぽかした陽気、桜の風景にも寄り添うロゼや華やかな香りの白ワイン」、「夏は涼やかに、酸やミネラルの豊富な白ワインやスパークリングワイン」というように、季節や気温で選ぶのも面白いと思います。
堀江 季節でワインを選ぶのって、オシャレでいいですね。たしかに暑い夏は、しっかり冷やした白ワインやスパークリングワインを飲みたい!
その2:一緒に食べたい料理から選ぶ
神田さん ワインをお料理に合わせるのは難しいように思われるかもしれません。簡単に合わせる方法として、食材とワインの色を合わせることをおすすめします。
例えば、淡い色合いの食材には白ワインを、濃い色合いの食材には赤ワインを合わせます。一口にお肉といっても、鶏肉など淡い色合いのものから、ピンク色の豚肉、赤身の牛肉まで様々です。食材の色が濃くなるにつれて、味わいも濃くなります。ワインも白→ロゼ→赤と色合いが濃くなるにつれて重みのある味わいになるので、色を合わせると、ワインと食材の味わいの重みが揃い、美味しく感じます。
ワインの種類別にお伝えすると、
- 赤ワイン…赤身のお肉が定番で、ビーフシチュー等濃い色合いのお食事にもおすすめです。お料理にいつもより少し塩味を足していただくと、ワインとの相性がさらに良くなります。
- 白ワインとスパークリングワイン…お魚料理をはじめ、クリームシチュー等、淡い色合いのお食事に合わせます。魚のフライや唐揚げ等、油を含んだ料理にもおすすめ。ワインが口の中をさっぱりさせてくれます。
- ロゼワイン…どんな料理にも合わせやすい万能型のワインです。赤ワインと白ワインの両方の特徴を備えています。生ハムや、エビチリ等、ロゼ色のお料理は見た目もピッタリです。
堀江 レストランのように、おうちでも料理に合わせてペアリングさせながら楽しみたいと思っていたので、とても参考になります。
神田さん ちなみに『コノスル』のボトルの裏にあるラベルには、そのワインの味わいや合う料理が記載されています。「肉料理」、「寿司」など幅広いジャンルから、「キスの天ぷら」、「焼き鳥(塩)」、「ポトフ」などピンポイントな料理まで記載しています。
品種の違いからワインを選ぶ楽しさもありますが、手軽にワインを始めたい方は、記載の料理と合わせてみてください。
齊藤 ワインに合う料理が書いてあるなら、選ぶのが簡単ですね。先にワインを選んでから、ワインに合わせて料理を決めるのも楽しそう!
その3:自分の家飲みスタイルから選ぶ
神田さん ワインを飲みたいけれども、フルボトルを開けると飲み切れないかも…と躊躇してしまうときには、3〜4杯分のハーフサイズがおすすめ。さらに『コノスル』の「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズはスクリューキャップ仕様なので、キャップを閉めて冷蔵庫で保存することができます。1週間程度なら美味しい味わいのままなので、一度に飲み切れなくても大丈夫です。
堀江 ハーフボトルなら気軽に開けられるし、ホームパーティの時には前菜、スープ、メインなど、それぞれのメニューに合わせてワインを選ぶこともできてすごくいいですね。残ってしまったワインをアレンジして飲むこともできますか?
神田さん 冷凍や缶詰のフルーツをワインに入れて、サングリアにするのもおすすめです。甘めの味わいが好きな人は、缶詰のシロップも少しプラスしてみてください。他にも、氷を入れたりと、難しく捉えがちですが、実は好みに合わせて自由に楽しめるのもワインの魅力なのです。
齊藤 開封後も冷蔵保存できることを知らなかったので、これからは安心してワインを買うことができます。甘い飲み物が好きだから、アレンジできることを聞いて試してみたくなりました。
初心者もワインラバーにもおすすめ! 『コノスル』の「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズ
『コノスル』はおいしいワインを環境に配慮して造る事を大切にしているチリのワインブランド。トレードマークの自転車は、ファーマー達がCO2を出さない「自然な方法」として自転車で畑を移動していることから。カラフルな草花が咲くブドウ畑では天然の肥料が使用され、たくさんのガチョウたちが大切なブドウを虫に食べられてしまわないように守っています。今、注目されているサスティナビリティの考えをいち早く取り入れたワインでもあるのです。
今回試飲した「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズは『コノスル』の中でも最もお手軽な価格、1本1000円以下で楽しめるシリーズです。赤・白・ロゼ、ブドウ品種の違いで13種とラインナップが豊富です。
神田さん 『コノスル』の産地であるチリは、年間を通して天候が良いので、ブドウの果実がしっかり熟します。ジューシーで果実の甘みを感じられ、優しい味わいなので、初心者さんにもおすすめです。また、たくさんのブドウ品種が栽培されているので、いろいろな味わいのワインが楽しめるのも魅力です。
齊藤 ブドウによっていろいろな味わいにトライできるから、私もお気に入りの1本を見つけられそう!
神田さん 『コノスル』のワインのラベルには「自転車」が描かれているので、スーパーやコンビニのワイン売り場でも探しやすいと思います。
堀江 「自転車」のイラストが目印なら、たくさんのワインが並んでいても見つけやすそう!
齊藤 ハーフボトルもあったり、アレンジの仕方も教わったので、あまり飲んだことのない赤ワインに挑戦してみようと思います!
神田さん ワインの魅力は、ブドウ品種や醸造方法によってバラエティ豊かな味わいに出会える事だと思います。1本目のワインとして「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「シャルドネ」の2品種をおすすめしましたが、ぜひ、ボトルの裏のエチケットに書かれた味わいを参考に、その日の気分で色々なブドウ品種のワインを試してみてください。きっと大好きな1本に出会えると思います。
『コノスル』「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズ、オススメポイントは?
堀江 『コノスル』の「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズはリーズナブルで13種類もラインナップがあるから、お気に入りの品種を見つけたい、飲み比べしたいワインラバーにオススメ。私はディナーに合わせるデイリーワインにしようと思います。コンビニやスーパー、ワイン専門店、ネットショップなどで気軽に購入ができるのもポイントが高い!
齊藤 私はワイン初心者ですが、どのワインもブドウの果実味がしっかりと感じられ、リラックスして楽しめる味わいでした。赤ワインだと「シラー」、白ワインだと、スッキリした味わいの「ソーヴィニヨン・ブラン」というブドウ品種のワインが私の好みだとわかったことが今日の新しい発見でした。「ワインって難しそう…」と思っている方にこそ、ファーストワインとして飲んでほしいです。
『コノスル』の「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズは、ブドウ品種を選べる全13種のラインナップ。家飲みワインを選ぶ時には、ぜひ目印の「自転車」が描かれたボトルを探してみてください。
Information
コノスル「ビシクレタ・レゼルバ」シリーズ
https://conosur-lovers.jp/product/bicicleta/
※飲酒は20歳になってから。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。飲酒運転は法律で禁止されています。お酒は楽しく適量で。空きビンはリサイクル。