むくみ取りには「とうもろこし」 つぶつぶ食材の“養生スープ”3選

フード
2020.09.08
冷たいものの摂りすぎで水はけが悪くなった体には、皮ごと食べられる粒状の食材を。むくみ取り効果で知られるとうもろこしや、気を養ったりお腹を整えたりする作用もある豆類は、積極的に食べたいもののひとつ。巡りを良くする香味野菜も上手に利用して。

「つぶつぶ」でむくみ撃退。

とうもろこしとズッキーニのスープ

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とうもろこしは芯も一緒に煮て、むくみ解消パワーを余すところなく利用。水分を整えてくれるズッキーニと巡りを良くするしょうが、鶏肉も加えた、食べごたえあるスープ。

材料(2人分)
鶏こま切れ肉 または もも肉…150g
玉ねぎ…1/2個(75g)
とうもろこし…1本(またはホールコーン…150g)
ズッキーニ…1本(150g)
しょうがの薄切り… 1枚
オリーブ油 または 好みの植物油…小さじ1
A
・水…400ml
・白ワイン(あれば)…大さじ1
・塩…小さじ1/2
・こしょう…少々

作り方

  1. とうもろこしは長さを2~3等分にして、実をこそげる。芯も取っておく。ズッキーニは1cm厚さの半月切りに、玉ねぎとしょうがはみじん切りにする。
  2. 鍋に油を熱して鶏肉と玉ねぎを炒め、肉の表面の色が変わったらAを注ぐ。煮立ったらしょうがと、とうもろこし、とうもろこしの芯も加え、弱めの中火で3分煮る。
  3. ズッキーニを加えてさらに2分煮る。とうもろこしの芯を除き、器に盛る。

※ホールコーンを使う場合は3でズッキーニとともに加え、3分煮る。

蒸し大豆とトマトジュースのスープ

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豆の大きさに合わせて小さく切った食材を、さっと炒めてトマトジュースで煮込むだけ。手軽なのに水分排出効果は抜群、むくみで悩んでいる人はぜひ定番メニューに。

材料(2人分)
蒸し大豆 または 水煮大豆…150g
ベーコン…3枚(60g)
玉ねぎ…1/2個(75g)
にんにく…1かけ
ピーマン…2個
オリーブ油…小さじ1
A
・トマトジュース…300ml
・水…100ml
・塩…小さじ1/3
チリパウダー またはパプリカパウダー(好みで)…少々

作り方

  1. 玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。ベーコンは1cm幅、ピーマンは2cm角に切る。
  2. 鍋に油を熱して玉ねぎ、にんにく、ベーコンを炒め、しんなりしたら大豆を加えてAを注ぐ。
  3. 煮立ったら弱火にして4分煮て、ピーマンを加えてさらに1分煮る。器に盛り、好みでチリパウダーをふる。

ココナッツミルクスープ

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体内の水分量を整えるココナッツミルクと豆の組み合わせ。しめじと玉ねぎで風味を加えて、豚肉で補気の作用とコクをプラス。デトックス効果のある香菜を添えてどうぞ。

材料(2人分)
豚ひき肉…150g
玉ねぎ…1/2個(75g)
しめじ…1パック(100g)
グリーンピース(冷凍または水煮)…50g
さやいんげん…6本(50g)
A
・ココナッツミルク…200ml
・水…200ml
・塩…小さじ1/3
・こしょう…少々
ごま油…小さじ1
香菜(あれば)…少々

作り方

  1. 玉ねぎはみじん切りにし、しめじとさやいんげんは7mm程度の幅に切る。
  2. 鍋に油を熱してひき肉を炒め、ぽろぽろになったら1とグリーンピースを加えて、しんなりするまで炒め合わせる。
  3. Aを注ぎ、混ぜながら2分ほど煮る。器に盛り、あれば香菜を添える。

石澤清美さん 料理研究家、国際中医師、国際中医薬膳師。『ちょっと不調を感じたときのスープとドリンク』(誠文堂新光社)など、著書多数。

※『anan』2020年9月9日号より。写真・中島慶子 取材、文・熊坂麻美

(by anan編集部)

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