レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『&piece』 のフィンガーフードです。
food

コース料理の楽しみのひとつに、アミューズ・ブーシュ(あるいはアミューズ・グール)がある。“ひと口のお楽しみ”という意味で、フィンガーフード2~3品が出ることも多い。このスターターを軽く見てはいけない。そこにはシェフの創造力と味のセンス、技術、そしてサービス精神が凝縮しているのだから。

5月23日、代々木上原にオープンした『アンドピース』は、昼夜とも4200円のコース1本。なんとその内容はフィンガーフードのみ14~15品! 「手で食べるということは温度と質感を肌で感じることです。五感を使って味わってほしい」と山岸正祈シェフ。料理専門学校卒業後、恵比寿『ジョエル・ロブション』、銀座『ロオジエ』という、東京でもトップクラスのフランス人シェフの店で修業した実力派だ。コースメニューの書き方も個性的で、左に素材、右に料理のテーマが表記されている。例えば「カプレーゼ・キス」。この料理は、透明な円柱の上に“赤い唇”がのせられて登場する。「これは手を使わないで食べてください」と指示が出る。つまり自分の唇をつけてから、チュッと吸い込むのだ! 

口の中に広がるカプレーゼの風味(トマトとモッツァレラチーズ)。キスのたびにカプレーゼを思い出すようになったら、どうしよう…。そう思わせるほどインパクトのある料理に出合える店、ちょっとない!

&piece 東京都渋谷区西原3-25-4-1F TEL 03・6407・9036 ランチ12:00~15:00(12:30LO)、ディナー18:00~23:00(20:00LO) 火・水曜休

いぬかい・ゆみこ レストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。

※『anan』2019年7月10日号より。写真・清水奈緒 取材、文・犬養裕美子

(by anan編集部)



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物事がなかなか進まず、もどかしさを感じることがあるかも。でも、無理に押し通そうとするのは逆効果。⼀⼈で抱え込まず、周りを頼ってみましょう。また、⽇常の⼩さな変化の中に未来へのヒントが隠れています。五感を研ぎ澄ませ、静かに準備を整えておくこと。予兆を感じ取る繊細さが、やがて確かな安⼼をもたらします。

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