
中国の山東省出身の尹さんと遼寧省出身の呉さんにそれぞれの故郷の餃子を作っていただきました。一晩寝かせた生地と、なかなか見かけないレアな調味料を持参してもらって、本場家庭餃子の調理の様子をお届けします。
Index
作ってくれた方
Profile
右・尹 雋暘
い けいよう 山東省出身。カメラマンの卵。秋冬の個展開催に向け修業中。3代続く料理男子家系。1食の餃子最高記録は50個。
左・呉 鴻瑋
ご こうい 遼寧省出身。尹さんとはカメラ仲間。得意技は、里帰りの際に買う唐辛子で作る自家製ダレ。餃子最高記録は1食40個。
餃子の故郷・中国も地域により味はさまざま。そこで2都市を代表する餃子男子が、故郷の味を手作りで再現してくれました。
山東省出身の尹さんの餃子は黒酢をベースにしたタレでいただくサワラの水餃子。一方、遼寧省出身の呉さんの餃子は肉、野菜、卵入りのボリューム豊かな蒸し餃子。スタイルこそ対称的だが、皮を練り、具を刻み、包んでゆく手際の良さは負けず劣らず!
「餃子は子供の頃から家族3世代でおしゃべりしながら作るもの。皮から作るのが当たり前です」
尹さんが笑えば、呉さんも頷く。
「うちでも春節などで親戚が集まる時には必ず作ってました。皮から手作り、タレも手作り!」
人が集まる場所に餃子あり。そんな光景は中国全土共通です。
餃子の皮は前日の夜に仕込みました

尹さんが前日に仕込んだ皮を使用。こねて寝かして一個大に包丁で切ったら、麺棒で丸くのばす。
尹さんのニラとサワラの水餃子

山東省名物の水餃子。「サワラが野菜の水分を吸ってくれて、程よくみずみずしい仕上がり」。たっぷりのショウガがくさみ消し&味のアクセント。
呉さんのエビ入りニラ豚蒸し餃子

豚ひき肉、エビ、ニラ、ねぎ、炒り卵。具だくさんの蒸し餃子は特大サイズ。あつあつに熱した油を唐辛子にかけ、香りを引き立てた特製タレも絶品!
タレに必須! 魅惑の中華調味料

右から、唐辛子、黒酢「鎮江香醋」、合わせ醤油「蒸魚豉油」、具入りラー油「老干媽」、万能ミックススパイス「十三香」、刻みニンニク。呉さんの特製タレは一番右の唐辛子に熱した油をかけて仕上げる。
anan 2506号(2026年7月29日発売)より
































