
「餃子が好き」と一口に言っても、その「好き」の形は人それぞれ。自分の中でよく行くお店が決まっていたり、皮から作ったり。餃子が好きでたまらない人たちの餃子への深い愛とこだわりを伺いました。
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日向坂46時代はメンバーたちに460個の餃子を作りました!
佐々木久美(タレント)
日向坂46の元キャプテン、佐々木久美さん。ライブでは会場全体のボルテージを一気に上げるパワフルな“あおり”でグループを牽引。その力の源こそ餃子!?
「大好物で、特に蒲田発祥の名店『你好』には定期的に伺います。皮のもっちり感と一口で食べられるサイズもちょうどよくて。ここは焼き、茹ではもちろん、揚げ餃子もおいしいので一回では食べきれず、またすぐ再訪する…の繰り返し(笑)。とにかく餃子そのものを堪能したいので、ご飯はなし。餃子だけを食べます!」
グループ時代から変わらず、ヘルシー&ローカロリーが身上。
「あんにはキャベツのかわりに白菜をたっぷり入れて、お肉は控えめ。味はさっぱり、だけど歯ごたえがあって満足感があるんです。キャプテンとして餃子を(日向坂46にちなみ)460個手作りしてメンバーみんなに振る舞ったこともあります。お店では餃子はそのものの味を堪能したいのでタレなし派ですが、みんなで食べる時は酢、醤油、こしょう、ラー油をずらりと並べて味変しながら食べるのが最高です!」
Profile
佐々木久美
ささき・くみ タレント。1996年1月22日生まれ、千葉県出身。日向坂46初代キャプテン。グループ卒業後はタレントとして活躍。公式グッズストアでは純白の「餃子でお腹いっぱい巾着」を販売中。
毎日でも食べたくなるオカンの餃子が僕の永久定番
クック井上。(料理芸人)
これまで6万個以上の餃子を焼いてきたクック井上。さんの原点は“オカンの餃子〞。
「今日食べてもまた明日食べたいと思わせる飽きないあっさり味。僕もそのレシピを受け継ぎ、軽やかな餃子作りを目指しています」
その自慢のレシピとは?
「キャベツ750gとニラ1/2束に対して豚ひき肉は150g程度と少なめ。まず肉に僕考案の料理酒オイル(料理酒4:サラダ油1)を大さじ2杯ほど加えて練り、そこに醤油やオイスターソースを加えてさらに練って野菜と混ぜ合わせます。こうすると肉の味がぼやけないし野菜もおいしい。あと食べる人全員で包むのも大事。幼稚園の頃から親と餃子を包んできたので、今は息子たちも僕と一緒に包むのを楽しんでいます」
原点を守る一方で「餃子は自由」といろんな餃子の良さを取り入れ、その餃子道は絶賛進化中。
「1500軒以上の餃子を食べ、そこで得た発見を自分の餃子にも取り入れたり…。そして人となりが表れるのも餃子の奥深さ。たとえ同じレシピで作ってもその人だけの味になるから不思議です」
Profile
クック井上。
くっく いのうえ。 料理芸人。1974年9月21日生まれ、兵庫県出身。お笑いコンビ・ツインクルのツッコミ担当。フードコーディネーター、食育インストラクターなど食関連の資格を多数所有。
撮影:キッチンミノル
細やかな仕事が光る味わいに出合うと、餃子部部長の血が騒ぐ
鈴木砂羽(俳優)
芸能界きっての餃子好きとして知られ、さまざまな餃子店を食べ歩くなかで、「芸能人餃子部」の部長も務めた鈴木砂羽さん。
「餃子部では何軒もハシゴして餃子談議で盛り上がる…そんな時間が楽しかったです。今もあんや皮に確かなこだわりを感じる店に出合うと餃子好き魂が沸き上がります。あまり奇抜なアレンジがあるよりは『ていねいに作られているな』としみじみ感じられる味が好み。特に神保町の『ぎょうざ屋たかく』さんはまさに細やかな仕事のていねいさを感じる餃子で、大好きな店の一つです」
一口目は、何もつけずに餃子そのものの味わいをテイスティングするように楽しむのが、鈴木さんの食べ方。
「二口目からは酢や醤油、ラー油の配合を変えながら楽しみます。とはいえ家で作る時には、これといって凝った作り方はしないんです。こだわるのは外で食べる時限定かもしれません(笑)。最近はハシゴをすることこそ少なくなりましたが、新しく素敵なお店を見つけると、また餃子仲間と集まりたくなります」
Profile
鈴木砂羽
すずき・さわ 俳優。1972年9月20日生まれ、静岡県出身。ドラマ『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)など、テレビや舞台作品に多数出演。今年2月、ファンクラブ「さわにゃん組」が始動。
仕事の合間にのびのび一人で水餃子作り
オカヤイヅミ(漫画家、イラストレーター)
仕事の合間の気分転換として年に何度か、餃子作りを楽しむというオカヤイヅミさん。
「皮をこねる感触も心地よく、忙しい時の現実逃避になります(笑)。作るのは水餃子。料理家のウー・ウェンさんのレシピから学び、今はそれを思い出しながら自己流で。具はパクチーとエビ、豚、ショウガに、中国のミックススパイス『十三香』を入れて。鎮江香醋をつけて食べるのが好きです。材料はこだわりすぎず気軽に作りたい派ですが、小麦の香りがうれしい食べ物だけに、粉はグルテン強めのいい粉を使うとごちそうに」
作る場面も「こうあるべき」にとらわれず、気の向くまま。
「人を招いてみんなで作るのも楽しいですが、一人で作ると時間や期待に焦る必要もなく、のびのびできて楽しいんです。多めに作って冷凍しておけば忙しい時の食事にもいい。餃子って意外にも一人暮らし向きの食べ物です。最初は皮を上手にのばせずぐったりしていたのですが、繰り返し作るうち普段の夕食用にも作れるようになって…。そう思うとほんと、私は水餃子が好きなんですね」
Profile
オカヤイヅミ
漫画家、イラストレーター。2011年『いろちがい』で漫画家デビュー。'22年『いいとしを』『白木蓮はきれいに散らない』で第26回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。『ひとごとごと』第1巻が発売中。
anan 2506号(2026年7月29日発売)より
































