仲宗根梨乃さん・Kevin Wooさんが語る日プ新世界のときめきって?

人気オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN 』(通称・日プ)から第4弾となる『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』が、 3月から放送中。放送開始直後から、国境を超えて熱狂を生む理由とは? 番組トレーナー2人の対談から、その魅力を解き明かします。

Index

    シリーズ第4弾は世界から挑戦者が集結

    これまでJO1、INI、ME:Iを輩出してきたサバイバル・オーディション番組『PRODUCE101JAPAN』。そのシリーズ第4弾となる『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』が現在好評配信中! 「SHINSEKAI,Meet the world」をコンセプトに掲げる本作は、その名の通り、全世界配信&全世界投票で行われるシリーズ初のグローバルオーディション。世界中から集まった参加者たちが、12人のデビュー枠をかけて熾烈なドラマを繰り広げる。6月6日、いよいよデビューメンバーが決定。未来のワールドスター誕生をリアルタイムで見届けて。

    練習生を支える、トレーナーのお二人が語ります。

    誰でもみんな、ステージの上でマジックを起こせる

    仲宗根梨乃さん

    ── 仲宗根梨乃さんは、『PRODUCE101JAPAN SEASON2』『PRODUCE101JAPAN THE GIRLS』に続き、ダンストレーナーとして3度目の出演。Kevin Wooさんは、今シリーズに初めてボーカルトレーナーとして参加されました。これまでのシーズンとの違いや見どころを教えてください。

    仲宗根 今回のシーズンでは、練習生たちがゼロから振付や構成を考えなければいけないというミッションがあり、これまで以上に“クリエイション力”が試されるものになっています。またF(最も低い評価)にも入れない“練習生候補”制度が採用されて、サバイバルはさらに過酷になりました。

    Kevin 最初は「なんて残酷なシステムなんだ」と思っていましたが、今は練習生たちがその中で懸命に頑張る姿を、親のような気持ちで見守っています。

    仲宗根 わかるなあ。立場上、厳しく判断して、Fに落としたりもしているけど、私たちも全員を心から応援しているもんね。

    Kevin 海外から挑戦しに来た練習生もいるので、互いの文化や言語の違いを理解し合いながら成長できるのも今シリーズならでは。僕自身、韓国でデビューして、日本やアメリカで活動してきたので、その中で学んだことを練習生にたくさん伝えてあげたいです。

    仲宗根 自分が実際にやっているからこそ語れることってあるもんね。Kevinをはじめ、スヨンさん(チェ・スヨン/少女時代)や祐人(安達祐人/元PENTAGON)といった世界を知る現役アーティストの方が近くにいるという環境は、練習生にとって本当に幸運だと思います。

    ── トレーナーをする中で心がけていることはありますか?

    仲宗根 どうやったらこの子が輝けるか、この子の魅力を引き出すことができるか、どうしたら心がほぐれるのか。そんなことをずっと考えているかな。エンタメの世界って本当に過酷なんですよね。実力だけではなく、“這い上がる力”や“折れない心”も必要になる。だからこそ、パフォーマンスだけでなく、そういう根性や精神力も育てていくことも、私たちトレーナーの役目だと思っています。

    Kevin 僕はプデュ(PRODUCE0)のファンなので、今回トレーナーのオファーが来てすごくうれしかったです。撮影前は「僕も厳しく指導するぞ」と意気込んでいたのですが、僕自身、練習生やアイドル経験があって彼らの苦労や心情が痛いほどわかるので、どうしても厳しくなれない時があって……。

    仲宗根 そういう時は、私が言います(笑)。

    Kevin (笑って)はい。梨乃さんがびしっと言ってくださるので助かっています。

    ── ダメダメな練習生にもソフトな口調で諭し、優しく寄り添うKevinさんは、過酷なサバイバル物語の癒しとなっていますよ。

    Kevin 自分のダメなところって自分が一番知っているじゃないですか。だから必要以上に厳しい言葉で傷つけないようにしています。良いところを褒めて、いい雰囲気の中で能力を伸ばしてあげたいんです。

    仲宗根 それは本当に大事。

    Kevin 厳しいことを言うこともありますけどね。短期間で成長することが求められている中で上手くいっていない子には、「君はなんのためにここに来たの?」と問いかけたり。

    仲宗根 ME TOO。

    普通の少年が、スターになるまでの旅を共に

    Kevin Wooさん

    Kevin 例えば、学校に行ったり、バイトをしたり、元居た場所に戻りたい? それとも新しい人生経験をしたい? と話すと、みんな自分事として考えられるようになるんです。「みんなを支えてくれている大切な友達、両親のことを思い出してみて」と言うと、だいたいの練習生は泣いちゃいますね。

    ── 仲宗根さんは、褒める時も叱る時もストレートでインパクトのある言葉を投げかけますよね。練習生だけでなく、見ている側にも刺さる言葉がたくさんあります。

    仲宗根 基本的には目の前にいる練習生の姿を見て、その時に自分が感じたこと、その子に必要だと思うことを伝えているだけですけどね。私はただのエンタメラブなんですよ(笑)。エンタメの持っている素晴らしさとか、エンタメの影響力の大きさをわかっているから、練習生たちにもそれを知ってほしくて、つい指導にも熱が入っちゃう。

    Kevin かっこいいです。

    ── 番組撮影中、印象的だった出来事はありますか?

    仲宗根 表現力を上げるためには“遊ぶ”ことも大事なんです。実は、練習生たちとは合宿中、いろんなゲームをしています。

    Kevin そうそう。ボールを壁に向かって投げたり。

    仲宗根 その時のテーマは“自分の中にある壁をぶち壊せ”だったよね。おもしろいのは、遊ばせるとダンス未経験の子の方が上手かったりするんです。経験がないからこそ自分をさらけ出すことに恐れがなくて、何でも挑戦できる。一方で、経験者の中には自分の壁をなかなか壊せずに苦しむ子がいて。どうやって壊してあげようか、と悩みました。

    Kevin 僕は、同じ曲をつのチームがパフォーマンスするグループバトルが印象的でした。練習段階から強いチームってあるんです。もう片方のチームは、それに圧倒されてひるんだりするんですけど、本番でお客さんの前で“化ける”練習生や、本番に異様に強い練習生が現れて、勝ってしまって。その逆転劇が映画みたいにドラマティックで、「この瞬間に立ち会えてよかった」と心から思いました。バトルステージを観るのはいつも楽しみです。

    仲宗根 私も毎回ワクワクしてる。本番がきたら、もう私たちトレーナーはできることはないのだけど、ステージの上で“かまして”くれて、最高のステージを作ってくれた時は「わお!」って、テンションが上がりますね。やっぱりステージって一番成長できる場所なんです。誰でもみんな、ステージの上でマジックを起こせる。最終回のステージも、どうかましてくれるのか、今から楽しみです。

    ── いよいよ来週、番組はファイナルを迎えます。改めてこの番組の“ときめき”はどこにあると思いますか。

    Kevin 普通の少年がスターになるまでの旅を一緒に歩いている感覚になれるところかな。

    仲宗根 夢を追いかける姿や、夢をつかもうともがいている姿って、人を惹きつける力があるじゃないですか。投票で、「夢を追いかけている誰かの物語」に参加できるのは素敵なことだと思います。私は、番組を見ている方々にも、それぞれ叶えたい夢や願いがあると思っているんです。だからこそ練習生の姿に熱くなれるし、夢中になれる。誰かの夢を応援しているようで、実は自分の夢や情熱とも向き合えるところが、この番組ならではのときめきなのではないでしょうか。

    comment

    仲宗根梨乃さんが考える“ときめく”パフォーマンス

    私はパフォーマンスをする時、誰かを夢中にさせようとするよりも、その瞬間に自分自身を捧げ、音楽と繋がり、自分の感情を素直に体で表現することに集中しています。心のままに表現するパフォーマンスをしている人がいたら、私自身も目が離せなくなるし「次は何をしてくれるんだろう」「もっと見たい」とワクワクします。

    Kevin Wooさんが考える“ときめく”パフォーマンス

    僕は、ライブの時には目の前にいるファンや観客の皆さんとの繋がりを大事にしています。歌やダンスの完成度も大事ですが、一人ひとりと目を合わせて、心を通わせながら届けるパフォーマンスこそ一番人の心を動かすんじゃないかな。自らの長所や魅力を把握したパーソナリティを感じるパフォーマンスもステキだと思います。

    Profile

    仲宗根梨乃

    なかそね・りの 1979年6月11日生まれ、沖縄県出身。LAを拠点にダンサー、振付師、パフォーマンスデ ィレクター、コンサート演出家として活躍。2000年代後半からK-POPの振付&演出も多く手掛ける。

    Kevin Woo

    ケビン・ウー 1991年11月25日生まれ。韓国系アメリカ人。2008年U-KISSとして韓国デビュー。'17年にソロ転向。'25年『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』に出演。

    TOKIMEKI POINT①

    初のグローバルシーズンで世界中から集まる「1pick 」

    1pickとは「絶対にデビューしてほしい推し」のこと。公式サイトを通じて1日1回、番組に指定された人数だけ、応援している練習生に投票できる“1pickシステム”は今回も健在。今回は日本国内の視聴者=国民プロデューサーだけでなく、世界中の「SEKAIプロデューサー」が投票可能ということで、世界の人々を意識したアピールが必要となる。グローバル票が要になる練習生も!?

    TOKIMEKI POINT②

    新世界を切り開く、グローバル練習生たち

    日本以外にも、韓国、タイ、中国、米国など、7つの国と地域出身の練習生が集結! なかには韓国のサバイバル番組『PROJECT 7』や『BOYS PLANET』出身者やデビュー経験のある実力者など、地方選挙出馬経験者まで多種多様。国際色&個性豊かな練習生たちが、言語の壁、文化の壁にぶつかりながらも、互いに教え合い、励まし合いながら絆を深め、熱い友情を育んでいく姿は胸アツ。

    TOKIMEKI POINT③

    シリーズ初の日韓同時デビューに向け成長する練習生たち

    デビュー組は日韓同時デビューが約束されており、その先には世界市場も待っている。だからこそ求められるのは“世界レベル”のパフォーマンス力。そのため練習生たちに課される課題もこれまで以上にハードなものに! 自らの強みや未熟さと向き合いながら、実力面でも精神面でも成長していく彼ら。バトルを重ねるごとに“プロの顔”へと変わっていく過程から目が離せない。

    information

    『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』

    毎週木曜21:00からLemino、Mnet Plusにて無料配信中。ファイナルは6月6日(土) 13:30~15:25にLeminoでの生配信と日本テレビ系列全国ネットでの生放送。公式サイトはhttps://produce101.jp/

    配信開始時間が遅れる場合がございます。

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    写真・小笠原真紀 スタイリスト・藤長祥平(Kevinさん) KOSEI MATSUDA(NOBODCR/仲宗根さん) 取材、文・酒井美絵子

    anan 2497号(2026年5月27日発売)より
    Check!

    No.2497掲載

    ときめきカルチャー 2026

    2026年05月27日発売

    今、胸をキュンとときめかせるモノ・コト・ヒトの最前線を集めた特集。ぷくっとしたプラバンの素材感に魅了される、話題のストップモーションアニメや白熱のオーディションコンテンツなどをピックアップ。それぞれの魅力に迫ります。

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