女性モノマネタレントの第一線を走り続ける清水ミチコさんが、デビュー30周年を迎えた。見るものを惹き付ける芸やお笑いエッセンスはどこから生まれてくるのか。その秘密に迫ります。
デビュー30周年記念ツアー「ひとりのビッグショー」を開催中。

――モノマネしたくなるのはどんな人ですか?

テレビで見て、“いいなあ”と思うところからかなあ。それが“この人になってみたい”になって。最初に興味があるのとないのでは全然違って、“この人をマネしたら美味しいぞ”という気持ちだけでは、なかなか、マネする気持ちになれないという。私のネタにとってのごちそうは、権力を持っている人。最近では小池百合子さん。ああいう人は、すぐになりたくなりますね。あとは、瀬戸内寂聴さんや美輪明宏さん、松任谷由実さんなど、“霊格が高い”と思える人物。やっていて気持ちがいい。たぶん、威厳とか知性がある一流っぽい人を芸人がマネすることで、急に身近に降りてくる感じが面白いんじゃないかな。

――ネタはどうやって作り上げていくのでしょうか。

なりたい人の、“あの人のあの言い方よかったな”というセリフを、歩いているときについつい口ずさんだりしていますね。それは子どものころから変わらないですね。その人の映像を繰り返し見たりはしない。それよりは、その人が持っているものを感じて、自分の中で発酵させるというか(笑)。本物とくらべると、そんなに似ているわけではないんですけど、その人の要素がギュッと凝縮して感じるんですよね。そして、マネージャーや家族に見せたり、その後でラジオで披露してウケたら、テレビにおろす。微妙な反応のネタはやめることもあります(笑)。

――清水さんのネタを見ていると、たまに、ブラックだと思うこともあります。

えー。自分のネタをブラックだと思ったことはないですよ。だいたい“辛口とかブラックにしよう”と思って作ると絶対スベりますよ。たぶん、“ブラックを目指した”とわかるとダメなんでしょうね。お客さんのボーダーラインは驚くほど繊細。結果、ブラックや辛口になったというのはアリでしょうけど。“言いすぎかな?”と迷ったら、私の場合、自分の中にいる、その人に聞いてみる。そして“ゴリラって言っても怒らないだろう、大丈夫”と判断します。矢沢永吉さんが決断をするときに、自分のなかのヤザワに聞く、という話がありますけど、そんな感じ。私はシミズに聞くの(笑)。

しみず・みちこ 岐阜県出身。1983年にラジオ番組の構成作家を始め、次第に出演するように。1987年に『冗談画報』『笑っていいとも!』(共にフジテレビ系)に出演して以来、TVやライブを中心に幅広く活躍。『私という他人』などDVD作品も多く発売されている。

現在、デビュー30周年記念ツアー「ひとりのビッグショー」を開催中。来年1/2には日本武道館公演も。また、お家芸の顔マネを集めた『顔マネ辞典』(宝島社)が発売されている。『スタジオパークからこんにちは』(NHK総合)、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京)など、レギュラー出演番組多数。

※『anan』2016年12月21日号より。写真・馬場わかな へア&メイク・岡﨑直樹 インタビュー、文・重信 綾

(by anan編集部)

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今⽇はこれまでの迷いに終⽌符を打ち、現状を刷新するチャンスです。⼼の中に潜む⽢えや、過去への未練を思い切って断ちましょう。その潔い決断が、停滞していた状況を⼀気に好転させます。ただし、物事がうまく回り始めた時こそ慢⼼に注意。配慮を忘れず、丁寧な歩みを続けることで、幸せを守り抜くことができるはず。

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