あなたの適職は? しいたけ.さんのカラー心理学で診断、2024年の働き方のヒント

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2023.11.28
自分でもこれはさすがにダメのでは? と思う瞬間ってありますよね。そんな反省心がうずく瞬間には、あなたの働き方の特徴が表れます。作家、占い師のしいたけ.さんのカラー心理学をお届けします。

大人げない! と思う瞬間でわかる、得意な働き方

「仕事に長く携わっていると、どうしても許せないことや、ついついやってしまうことってありますよね。しかしそこにカラーの特性が色濃く出ます。だからこそ自分が大人になれない面を知って、省みたり、軌道修正することができれば、今まで以上に円滑に仕事を進めていけるようになります」(しいたけ.さん)

そこでまずは自分のベースとなる色がどんな仕事に向いているかをチェック。

【HOW TO TEST】
日々の暮らしの中で「やっちゃった! 大人にならなきゃな…」と後悔する瞬間は? ひとりの人が持つ色は1色とは限らないので、当てはまるものが複数ある場合は重ねてチェックしてもOKです。

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【1】ロジカルではない感情任せの言い方をしてしまった時。
普段なら論理的に物事を考えられるのに、疲れや忙しさから余裕がなくなり、感情的に意見してしまった時に恥ずかしさでいっぱいに。

【2】自分のやり方にこだわって失敗したのに、助言を受け入れられなかった時。
何度も同じような失敗をしているのに、人の意見を素直に聞き入れることができず、また懲りずに失敗してしまった時にハッとする。

【3】人間関係のぶった切りグセに気付いた時。
定期的に衝動に駆られて、友達のSNSをブロックしたり、人間関係をリセットしてしまう。前もやったことを思い出すと恥ずかしく。

【4】攻撃のしすぎを指摘された時。
正義感が強いがゆえに、相手の急所をえぐるようなことを口走ってしまい、周りの人から「言いすぎ!」と言われ、我に返って反省。

【5】他人の世話をしすぎて自分が参ってしまった時。
面倒見の良さゆえに、お世話した相手からあまり感謝されず、悔しさと寂しさと切なさが混じった感情が募り、自分だけが疲弊。

【6】許せない人やことが増えて窮屈になった時。
あれもダメ、これも嫌…とダメ出しばかりしているうちに、許容範囲が狭く。自由が利かなくなってしまい自分に当たりたくなる。

【7】「知らないの?」と言われて動揺してしまった時。
普段はどんな話を振られても冷静に返せるのに、まれに知らないことを見透かされてしまった時に、誤魔化すことができずフリーズ。

【8】話が長すぎたことに気付いてハッとした時。
自分の好きなことやこだわりの話をしていたら、ひとりで勝手に盛り上がってしまい、周りがドン引き。自分の独りよがりに失望。

【9】何もかもを捨てて0からスタートしたい衝動に駆られた時。
苦労して手に入れた地位や肩書、立場を全て捨てて、無謀ともいえるチャレンジをしたくなり、周りから止められてふと冷静に。

【10】すぐに他の未来に気持ちが行ってしまう時。
目の前にやるべきことがあるのに、気持ちが先走りがち。安定を好まず、どこか物足りなさを感じて、他の可能性を追ってしまう。

【11】ハプニングがあって、無意識に大きな音を出してしまった時。
自分の時間を奪われることを嫌うあまり、ハプニングやトラブルに対して過敏に反応。イライラし、突発的に人や物に当たってしまう。

【12】自分の主張の誤りに気付いても引けなくなっている時。
頑固で負けず嫌いが爆発! 相手の主張が正しいとわかっても、ここで引いたら自分の名が廃ると思い、自我を通し続けてしまう。

【13】感情任せに書いたSNS投稿を周囲に心配された時。
怒りや不満の衝動に任せて、悪口や愚痴をSNSに長文で投稿。それを見た身内や友達から気を遣われ、自分のやらかしに落ち込む。

【14】仲が良い人が、自分の誘いは断ったのに、他の人の誘いには乗っていると知って嫉妬を覚えた時。
相手の自分に対する優先順位が、他の人よりも低いと感じると、ネガティブな感情がこらえきれずに、沸々と込み上げてくる。

【15】乗り気じゃないことも二つ返事で引き受けてしまった時。
普段からノリを大切に生きているから、ついつい誘いに乗りがち。受け入れる余裕がないのにOKしてしまうと、後からナーバスに。

【16】相手が引いているのに、「構って!」がやめられない時。
ついつい幼児化してしまい、明らかに自分の話や行動に相手がドン引きしているのに、“かまってちゃん”がやめられない!

【17】社交や雑談が上手くできないことに気付いた時。
仕事の話ならどこまでも深く語れるが、それ以外の場で話が持たないなど、社交性・交際力に対する柔軟性のなさを感じると落胆。

【18】イライラして軽い冗談にマジレスしてしまった時。
深刻な空気が苦手なゆえに、普段ならどんな話にもノリ良く返せるのに、なぜか真顔で反応。そんな自分にテンションダダ下がり。

大人げなさに気付いた時でわかる、あなたの働き方の色。

選んだ回答から、職場での振る舞い方や得意な役割など、あなたに合った仕事やポジションといった適職がわかります。

【1】シルバー、【2】茶色、【3】黒、【4】白、【5】紫、【6】エメラルド、【7】青、【8】ベージュ、【9】金色、【10】オレンジ、【11】水色、【12】赤、【13】森の色、【14】緑、【15】ターコイズ、【16】ピンク、【17】ネイビー、【18】黄色

【赤】ハードな職場で輝けるリーダー。“信用”がピークになってくる。

赤の人は、ハードな職場環境下でも求められている役割をしっかりと果たし、リーダーシップがとれる、バリバリ成果主義者。新しい動きを敏感にキャッチし、社会をより良くしたり、世の中をもっと面白くするものを生み出していく、そういう夢がある職場で羽ばたける人です。仕事のポイントを掴むのが早く、優先順位をつけるのも得意。対応力がズバ抜けていて、効率よく仕事を進めていけるので、社内はもちろん取引先からのウケもいいです。そんな赤の人は、これまで積み重ねてきた“信用”が2024年にピークに達し、今まで以上に周りから頼られるようになります。大きな案件からチーム運営まで、全権を任せられるような体験をすることが増えていくでしょう。ただし、契約絡みの話にはシビアに対応すべき。うまい話には裏があると思って、ノリや直感で決めるのではなく、ひとつひとつ慎重に見定めて決断していくことが大切です。

【ピンク】“愛”や“好き”が溢れる職場で、「2つ」の軸を持つとさらなる成長が。

ピンクは、愛をいちばん大切にする人なので、仕事においても一緒に働く人や接するお客様、勤務場所など、自分を取り巻く環境の中に“好き”が溢れている職場で力を存分に発揮できます。どんなに給料が良くても、職場に好きの要素が一個もないと長続きしません。職種的には、マネジメントや接客業など、現場に近い場所で好きな人や物を輝かせていく仕事が向いています。そんな心地よい職場で働けていれば、2024年はさらなる成長の年! これまでの経験が実を結び始めているので、1つのことに固執せずに、2つの軸を持つと大きく成長できるでしょう。たとえば、2つのプロジェクトに携わったり、現場と裏方の2つの責任を請け負うポジションに就いたり、仕事とプライベート両方を充実させたりすると、視野が広がり、実力がつき、余裕も生まれてきます。これまであまり興味がなかった分野にも目を向けると、新たな才能の開花にも繋がります。

【オレンジ】新規事業で即戦力として働ける人。2024年はいよいよ本格始動!

新しいことを生み出していくのが得意なオレンジの人。これまでの実績や人脈を活かして、これからの時代を支える主要なサービスとなるものを作り出す仕事が向いています。ひとりで何でもこなせる能力の持ち主なので、新規事業やベンチャー、スタートアップ企業でも即戦力として働くことができます。そんなオレンジの人の2024年の仕事運のキーワードは“相思相愛”。これまで積み重ねてきた努力が花開き、あなたの手助けをしてくれる人がどんどん増えて、準備してきたことや思い描いていたことがいよいよ軌道に乗り新しい計画が始まります。だからこそ今まで以上に有益な情報を入手するため、いろんなものを見て聞いて、アンテナを張り巡らせておきましょう。異業種交流会に参加したり、フットワークを軽くして、様々な人と交流を深めていくことも大事です。興味を持ったことにどんどん首を突っ込んでいくと、世界が広がり、さらに活躍できます。

【黄色】これまでの仕事が一段落。新しい一歩を踏み出す、清算の年。

環境によって、自分のモチベーションを高めていける黄色の人。ファッション系やメディア系が天職で、感度が高く、クリエイティブな人が集まる都会的でおしゃれな職場で、勤務時間が選べたり、服装・髪型自由など、ある程度フレキシブルな働き方が合っています。ムードメーカー的存在で、部署の垣根を越えて広く交流できる人なので、様々なブレストに駆り出されることも。しかし、これまで自分らしく働き続けてこられた黄色の人も2024年は“清算”の年になりそう。今まで頑張ってきたことが一段落して、転職も含めて、次のステップに進むことになります。だからこそ自分の強みや特性を理解し、入念なキャリアプランを練ることが大切に。黄色の人はプランを立てるのがあまり得意ではありませんが、今後どうなっていきたいのか、具体的な目標を最低でも3つ掲げて、それを達成できそうな職場が見つかれば、確実にステップアップできるでしょう。

【ベージュ】伝統や技術を重んじる職人気質。外の世界にも興味を持つ時期。

師匠につきながら学び続ける昔ながらの徒弟制度が根付き、伝統や技術を継承していくような職人気質な仕事が向いています。機械化された世界をあまり好まず、時間と手間をじっくりかけて黙々と作業し、熟練の技を身につけていくのが得意です。そうやって追求して磨き続けてきた自分の武器が、2024年は脚光を浴び始めます。最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、多くの人に自分の存在や、唯一無二の技術や能力を認めてもらうために、外の世界にも目を向けていくとよいでしょう。頭の中でいろいろと内向きに考えるのではなく、実際に人に会って、意見を交わしたり、アドバイスをもらいながら発信していくことが大切になってくる時です。だからあまり自分のこだわりに固執しすぎず、“相手に喜んでもらったもん勝ち”ぐらいの多少ずる賢い考えも併せ持って、柔軟に仕事に取り組んでいくと、さらに活躍の場を広げることができるはずです。

【緑】人間関係を最も重要視する人。2024年は“選択と集中”の年に。

淡々と仕事だけをこなしていくような合理主義的な考えはなく、人との関わりを優先し、職場の人間関係や取引先と親睦を深めることに重きを置いているのが緑の人の働き方。公私混同をいとわず、仕事をしていく上で、飲み会や密な交流が何よりも大切だという思いがあるので、営業職に向いています。しかし2024年は、自分の内側にも目を向けて、選択と集中の一年にしましょう。顔が広く、仕事上の付き合いをたくさん持っている人ですが、今は自分に必要なものと不要なものを見極めて、無駄な付き合いを断捨離し、広げすぎた風呂敷をいったん畳んでみて。すると自分の中でいろんな整理がつき、余裕が持てるようになります。新しいプロジェクトを任されたり、チャンスが増え始める時期でもあるので、成果が出るまで1つのことに集中して取り組んでみると、これまでになかった新しい仕事を育てていけるようになり、さらに飛躍できます。

【エメラルド】集団で仕事をするのが得意だが、個のポテンシャルも信じてみて。

個人の成果を重視するというよりは、1つの目標やミッションに向けて、同じ志を持った仲間たちが一丸となり力を出し合う、ある種体育会系の独特なノリが根付く環境がお似合いのエメラルド。具体的には、ラグジュアリーブランドや化粧品メーカーの美容部員のような美容や健康、ファッション系の職種が向いています。しかしこれからはテコ入れの時期に突入します。指示通りに力を発揮できるのがエメラルドの良さでもあるので、冒険ともいえるチャレンジになるかもしれませんが、今まで担ってきた役割や持ち場を離れ、環境をガラッと変えてみると、ターニングポイントともいえる人生の転機を迎えることになるでしょう。自分がすることに対して納得したいという強い気持ちを持っているので、全く新しい分野を勉強し直すというカタチで、転職の道を選んでみるのも一つの手です。自分のポテンシャルを信じて、どんどん挑戦してください。

【青】ビジネスチャンスに恵まれやすい環境にいるが、見極めも必要。

日本の経済を回しているような影響力と実力を持ち合わせている青の人。旬のネタやトレンドに敏感で、時代を先取りするハイセンスな人たちに囲まれた職場にいると、自分の才能を存分に発揮できます。上昇志向が強く、次のブームや新しいムーブメントを作っていける人たちですが、不確実性の高い時代においてはリスクも付きもの。そんな青の人の2024年は、これから進む方向性をしっかりと考えていくために2つの選択に苛まれる年になります。一つはリスクはあるけど大きな挑戦に、失敗も覚悟した上で飛びつくか、もう一つは堅実路線にシフトして、地道に努力を積み重ねていくような仕事に邁進するか…。運勢的には足場を固める時なので、後者を選ぶのが無難ですが、大きなチャンスを掴む冒険をしてみたいなら、その話の裏側をしっかりと確認し、信用できる話なのかどうかを見極めてから飛び込むべき。見栄えだけに騙されないようにしましょう。

【水色】独自のスタイルがある人。周りから求められることが増える時期に。

組織の中でしっかりと自分の仕事をこなせるのが水色の人。集団生活はあまり得意ではありませんが、責任感が強いので、自分のペースでコツコツと仕事を進めていける建設的な窓際ポジションを確保できると、楽しく仕事ができるでしょう。接客、事務、経理などが適職。権威を振りかざすことはせず、職場の人と付かず離れずの関係性を保ちつつ、パートの人やお客様に好かれやすく、良い関係を築いていける人なので、着実に成果を生み出すことができます。独自のスタイルを貫きながら仕事をすることを好む水色の人ですが、2024年は周りから求められる役割が増えそう。戸惑いも多いかもしれませんが、求められるということは必要とされる人材であるという証しなので、できるかぎり応えるべき。何のために仕事をしているのか悩むこともありますが、仕事以外で新しい価値観に触れるような体験をたくさんすると、ストレスが減り、メンタルも強化されます。

【ターコイズ】仕事が遊びの延長線上にある人! 燃え尽きから再生時期へ突入。

“遊びながら生きる”をモットーにしているターコイズの人は、休日でも会社に遊びに行けたり、同僚たちとバーベキューしたりと、家族ぐるみの付き合いができるアットホームな雰囲気の職場が合っています。接客が大の得意で、現場で実力が認められ、店長やリーダーを任されたり、マーケティングなど本社勤務に抜擢されることも。コツコツと地道に行う事務系の作業は苦手ですが、とにかく人を楽しませることを考えるのに長けている人です。そんなターコイズの人は来年燃え尽き症候群になりやすいので要注意。働くことにやる気を見いだせなくなる時期が訪れるかもしれません。これまでは流れやノリ重視で生きてきた要素が強いため、一度それを忘れて、仕事に求めることは何か、自分なりに考えてみると復活の兆しが! 仕事に対するマイルールを最低でも3つ作ることで、自分の軸を持てるようになり、積極的に取り組めるでしょう。

【シルバー】完璧に仕事をこなす職人気質。さらに仕事の幅は広がる一方!

専門的な知識や技術を扱うエンジニア向き。手に職を持ち、その人にしかできない仕事をやっていける人なので、これからの時代、とても重宝される存在になるでしょう。今のままでも安定した生活を送ることはできますが、2024年はさらに仕事の幅や選択肢がどんどん広がっていきます。頼まれたことを何でもやるのではなく、仕事を選んでいくという立場になるので、どの人と組み、どんな構成のチームでどう進めていくか、プランをしっかり練って取り組むことが大切になってきます。人材の育成にも関わっていくことになり、それが自分が所属する業界全体の活性化にも繋がっていきます。だからこそ成果や労力に対する正当な対価を要求できる術を持っておかないと、安くこき使われて損する羽目になりかねないので、ある程度交渉術を身につけておきましょう。また、今まで以上に仕事に集中するためにも、休日はゆっくり休んで、体調管理はしっかりと!

【白】マネジメント能力を活かし、やりたいことに果敢に挑戦!

問題点や矛盾点を的確に指摘し、臨機応変に対応できる、危機管理能力が高い白の人。頭の回転が速く、いろんなものを見抜く力も長けているので、どうすればもっと面白いものが作れるかや、原石に磨きをかけて輝かせる力など、他の人が気付かないような技術も持ち合わせています。だから社長や責任者の右腕として働いたり、部署をまたぐプロジェクトやチームを取りまとめるアドバイザー的存在として活躍できる人です。そんなマネジメント能力が高い白の人の2024年は、さらにその能力を活かして、いろんなことの仕切り直しや改革を推し進めていくと成功しやすくなります。仕事を円滑に回すために、必要のないシステムを排除したり、社内、社外を問わず精鋭部隊のチームを作ったり、今までにないような新たな提案をどんどんして、手腕を発揮しましょう。周りに左右されず、正しい道を歩んでいける人なので、やりたいと思ったことは挑戦してOK!

【紫】義理人情の精神で仕事に邁進。飛躍と自制が鍵となる一年に。

義理人情に厚く、難易度高めの仕事であっても、それに対する熱意や貢献がきちんと評価される世界で羽ばたけるので、交渉職向き。文化が違う人たちとも対等に話をすることができるのも強みです。ルールがわりと寛容な外資系企業に就職しても、自分らしさを持って柔軟に働けるでしょう。後輩など、周りの人たちのフォローもしっかりできる人なので、チームを率いる存在になれる人です。ただし2024年は、飛躍を体験しつつも自制が必要となる年になりそう。この約3年で培った適合能力や人間力を活かして、どんな状況でも的確な判断ができるので活躍の場はどんどん広がっていきます。しかし、大きなチャレンジはあまりおすすめできません。思惑に巻き込まれて損をするだけということになりかねないので、肩の力を抜いて、まずは頼まれたことをこなすことに集中しましょう。そうすれば再来年以降、良いチャンスが自ずと巡ってくるようになります。

【ネイビー】365日仕事モードで働ける“隊員”。来年も仕事運は絶好調!

拘束時間が長く、休日出勤もいとわない激務の職場に不思議と縁があるハードワーカーの人が多いネイビー。激しく打ち込めるものがあれば、どんな分野の仕事もそつなくこなせます。ただし経営者向きというよりかは、上司やリーダーの言うことを確実に遂行する右腕タイプ。営業、事務、マネージメント、部下の指導まで何でもひとりでやり切れるタフさと責任感の強さを兼ね備えています。与えられたフィールドで仕事を全うできる人なので、周りからの人望も厚いです。そんなあなたに、2024年は仕事を楽しむ余裕が生まれ始めます。認められたことで、自分が好きだと思えることを率先してできるようになり、良い意味で遊び心を持って仕事ができるようになります。良い方向に進んでいる時だからこそ、尊敬できる人の近くで働くことが大事。その人の良いところを盗みながら、自分のスキルや知識を昇華させていけば、大きな充実感や達成感が得られます。

【茶色】控えめな存在から脱却! 視座を高めて、成長する段階へ。

学校のように、生き方や働き方の素晴らしさを実践で教えてくれる職場環境が合っています。カリスマ的存在のリーダーのもとで、その人の技術や感性、仕事ぶりを身近で吸収しながら、自分の持ち味を発掘していくことができれば、存在感を高めていけるでしょう。控えめな存在がゆえに、内部の人からの評価は平均的ですが、優しい性格の持ち主なので、お客様や外部の人など初対面の人に気に入られやすく、販売員や接客業が適職です。福祉や介護など、人を癒す仕事も向いています。そんな茶色の人は、2024年が転機の年なので、自分の軸や方針を決めることが大事に。そのためにまずは自分が今どのフェーズにいて、何を重要視するべきなのかの見極めから始めて。学ぶ時なのか、成果や結果を残す時なのか、お金を稼ぐ時なのか…。あれもこれも追い求めようとせず、大事にすべきことを1つに絞って、突き進んでいくと大きく成長できるでしょう。

【森の色】適応力とスキルの高さが買われ、周りから求められる人材へ。

職場の内部事情や人間関係にコミットしたくないという思いが強く、会社では変わり者扱いされることも。定期的に現実世界を清算したい願望にかられ、あえて今の場所に根付かないように3年に一回ぐらいのペースで職場を変えることが。でも実はとても優秀な人材で、求められた以上のことをちゃんとこなせる人です。そんな森の色の人ですが、2024年は仕事運が上昇し、今まで蒔いてきた種がすごいスピードで実り始めます。職場を転々としてきた経験から新しい仕事への順応も早く、何でも屋のようにどんなことも器用にこなせる点が評価され、新しいプロジェクトのチームメンバーに抜擢されたり、自分が思っている以上に周りから求められる一年になります。断りたい気持ちもあるかもしれませんが、短期集中スタイルは変えずに、このミッションを乗り越えたらご褒美がもらえるぐらいの軽い気持ちで引き受けてみると、新しい世界への扉が開けるでしょう。

【黒】強い信念を持つ仕事人間。ひとつの到達点に達する時。

モノづくり系が得意で、達人並みに追求し続けるのが黒の人の仕事の流儀。趣味が仕事のようになっていて、休日を利用して、自主的に仕事の研究をしているような人です。集団行動は苦手ですが、持ち前の集中力と熱意で、がむしゃらに仕事に向き合っているため、仕事で成功しやすいタイプです。常に自分のこだわりを整理しながら生きているので、どこに行っても実力を発揮することができるでしょう。2024年は、欲しかった評価が得られる年なので、よりセルフプロデュース力を磨いて、新しい戦略を立てていけば、可能性がどんどん広がるはず。相変わらず仕事はハードにこなしていくことになり、心が追い詰められやすくなるので、メンタルの乱れには注意が必要。外の空気を吸って息抜きすることも時には大切です。心身ともに良い状態を保てるようになれば、今まで積み重ねてきた努力が実を結び、理想にぐっと近づくことができます。

【金色】時代の先駆者になり得る人だが、今は地に足をつけて辛抱する時。

破天荒な性格と持ち前の求心力やチャレンジ精神を発揮して、誰も成し得ないようなことをいとも簡単にやり遂げてしまうのが金色の人です。それがゆえに独自のカリスマ性で世の中を引っ張っていく存在となり、社会運動や人々の意識変化を促す仕事や職場で成功を収めることができます。コロナ禍で先行きが不安だった時も、人の意識を変革しようと変わらず頑張ってきたことで、多少リスクを負った人も多いのではないでしょうか。しかし時代の流れは少しずつ変わってきているので、2024年は一度その仕事を引き揚げて、次の作戦を練るベストなタイミングです。楽しいことや刺激を求める気持ちと、仕事のためにやるべきことの線引きを改めて行うことも大切。いったん地に足をつけて、時代を傍観してみると、今まで見えなかったヒントやアイデアの種がたくさん転がっています。情報収集を地道に行うことから再スタートを切りましょう。

しいたけ.さん 作家、占い師。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究するかたわら、占いを学問として勉強する。『しいたけ.の小さな開運BOOK』『しいたけ.のやさしいお守りBOOK』(共に小社刊)が好評発売中。公式note https://shiitakeofficial.com/ しいたけ占い公式サイト https://shiitakeuranai.jp/

※『anan』2023年11月29日号より。イラスト・100%ORANGE 文・鈴木恵美

(by anan編集部)

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