長年の親交があるという宮野真守さんと畠中祐さん。マリオとルイージさながらの息の合った掛け合いで、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の魅力をクロストーク。

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でマリオ&ルイージを演じた、宮野真守さん、畠中祐さんにインタビュー!

mario2

――今作で宮野さんはマリオ、畠中さんはルイージを演じています。

宮野真守:お話をいただいた時は…びっくりしました。マリオですよ!? 小学生の頃からゲームで慣れ親しんできたマリオだったので、自分がその役をやるなんて想像もつかなくて。僕がイメージするマリオに近づけるように、かなり練習して臨みました。

畠中祐:僕も自分がルイージを演じるなんて思いもしませんでした。だからお話をいただいた時は信じられなくて。

宮野:実は夢かもしれない。

畠中:あははは! 本当にそれくらい今もふわふわしています。でも、声をあてる楽しさを純粋に感じながら演じていました。

――マリオとルイージはもともとゲームのキャラクターです。その二人が映画ではどんなふうに描かれているのでしょう?

宮野:マリオって、意外と若いんだ! と思いました(笑)。家族でブルックリンに住んでいて、ルイージと配管工の仕事をしながら、お父さんに認められたいと思っている。そういう青年らしい悩みを持ちながらも、ハプニングに巻き込まれ、スーパーヒーローとして成長していく。とても人間味に溢れているので、僕もそこに気持ちを寄せられるように演じました。

畠中:ルイージは、わりとすぐに調子に乗るタイプ。ゲームでプレイしている時も「ルイージタ~イム!」とか言ってはしゃいじゃう瞬間がありますが、そこがルイージのよさで、映画でも発揮されていると思いました。でも、お兄ちゃんがいないと急に気弱になる。

宮野:気弱なルイージ。畠中くんにぴったりです(笑)。

畠中:僕もそう思います(笑)。

宮野:畠中くんがルイージ役と聞いた時、すごく安心感があったんです。頼りない感じが安心で、って不思議な日本語ですけど(笑)。

畠中:僕も宮野さんがマリオで本当によかったです。宮野さんとは僕が高校生の時から現場でご一緒させていただいていて、グイグイ引っ張ってくれるお兄さん的存在。そういう意味でしっくりきました。

宮野:映画では、捕らわれたルイージをマリオが助けに行くんです。

畠中:ルイージは捕らわれる役が似合っている(笑)。

宮野:ゲームは捕らわれたピーチ姫を助ける設定でしたが、映画はそうではない。ピーチがどんな存在として描かれているか、そこも今作の面白い部分かなと思います。

畠中:ユニークなキャラクターがいっぱい出てきますよね。クッパとカメックの掛け合いもまたいい。

宮野:あと、キノピオがとにかくかわいい。本人も自覚的で「“かわいい”はもう飽きました」とか言っちゃうんですよね(笑)。

――映画オリジナルのストーリーと、あとはゲームファンの心をくすぐる部分もありそうですね。

宮野:ふんだんに盛り込まれています。マリオのジャンプの仕方だったり、ネコマリオやタヌキマリオにパワーアップしたり、カートに乗ったり。プレイしたことがある人なら「これこれ!」と嬉しくなると思いますよ。

畠中:劇中の音楽や効果音も、ゲームとリンクしているんです。コインを取った時のチャリ~ンって音とか、キノコで大きくなる音とか。あれ、たまらないです。

宮野:こんなにワクワクする映画になったのは、やはりイルミネーションさんが制作したからこそ。僕はイルミネーションさんの作品に何度も出させていただいていますが、演じていて思うのは、作り方がとても緻密で、エンタメ性が高いということ。そういうスタジオとマリオの融合により、マリオの魅力がまた新たにアップデートされていると思います。

畠中:主要キャラクターはもちろん、群衆一人ひとりの表情まで豊かに描かれているところとか、すごいですよね。映像を観ているだけでも楽しめる。国や言語、世代など関係なく、誰が観ても夢中になれると思いますよ!

みやの・まもる(写真左) 1983年6月8日生まれ、埼玉県出身。2001年に声優デビュー後、アニメや映画の吹き替えなど話題作に次々出演。俳優、アーティストとしても活躍。ニューシングル『Quiet explosion』が発売中。

はたなか・たすく(写真右) 1994年8月17日生まれ、神奈川県出身。2006年、声優デビュー。現在は、アーティスト活動も行っている。昨年10月に開催された『TASUKU HATANAKA LIVE 2022‐REAL‐』Blu‐rayが6月14日に発売。

※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・横田勝広(YKP/宮野さん) 内田考昭(A‐T/畠中さん) ヘア&メイク・Chica(C+/宮野さん) 加藤ゆい(fringe/畠中さん) 取材、文・保手濱奈美

(by anan編集部)

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line
エンタメ

Recommend

こちらの記事もおすすめ

Today's Update
“はみ出し者”とされた女性たちの自立を描く、著者初の時代小説『けんぐゎい』
“はみ出し者”とされた女性たちの自立を描く、著者初の時代小説『けんぐゎい』
Entertainment
Today's Update
エンタメに造詣が深い3人が語る、いま人々が求めるヒーロー像
エンタメに造詣が深い3人が語る、いま人々が求めるヒーロー像
Entertainment
サイバーパンクSFの記念碑的作品。アニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
サイバーパンクSFの記念碑的作品。アニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
Entertainment
映画『死ねばいいのに』主演・奈緒「日々“生きることを選択している”と気づかされた」
映画『死ねばいいのに』主演・奈緒「日々“生きることを選択している”と気づかされた」
Entertainment

Movie

ムービー

Regulars

連載