What’s『SPY×FAMILY』?
原作は遠藤達哉氏のマンガで、2019年よりアプリおよびウェブの「少年ジャンプ+」で隔週連載中。現在コミックスは8巻まで発売中。4月には待望の9巻が発売に。各528円(集英社)。アニメは4月9日23:00~23:30、テレビ東京系で放送スタート。
アニメ『SPY×FAMILY』に注目する5つの理由。
原作の素晴らしさに加え、WIT STUDIOとCloverWorksによる圧倒的な映像美、そしてキャストや主題歌まで、すべてがとにかく期待大です。
メタリックグリーンの渋い色みがコミックスのキーカラー。キャラクターが順番に登場する表紙が美しい! ©遠藤達哉/集英社
【理由1】累計発行部数1250万部を誇る、超人気漫画が待望のアニメ化。
絵の美しさ、シリアスとハートフルの緩急、そしてウィットに溢れた作風などが話題を呼び、原作は開始すぐに大人気に。’19年12月には、『このマンガがすごい!2020』オトコ編で1位を獲得。今や全方位的に大人気のこの作品、ファンからは「いつアニメ化してくれるの?!」の声が上がっており、まさに満を持しての登場だ。
【理由2】大人こそが楽しめる洒脱なストーリー。
舞台は異国、主人公は百の顔を使い分ける凄腕のスパイ。娘に迎えた少女は実は他人の心が読める超能力者で、温和な性格の妻の裏の顔は殺し屋。互いに正体を隠した家族が繰り広げる物語は、ハリウッド映画のようにスリリング! そこにアクションとギャグがテンポよく差し込まれるリズム感は、もはやおしゃれなジャズのよう…。
【理由3】注目の制作会社、WIT STUDIOとCloverWorksが制作。
アニメは、『進撃の巨人Season1~3』や『王様ランキング』を手掛けた「WIT STUDIO」と、『その着せ替え人形は恋をする』や『Fate/Grand Order ‐絶対魔獣戦線バビロニア‐』を手掛けた「CloverWorks」による共同制作。仕上がりが楽しみ~。
【理由4】メインキャストに、人気声優がそろい踏み!
魅力的なキャラクターに命を吹き込むのはこの3人のキャスト。まず主人公である凄腕スパイのロイド・フォージャーは、江口拓也さんが担当。無邪気で子供らしい口調がかわいいアーニャ・フォージャーは種﨑敦美さん。そしていつでも物腰が柔らかいヨル・フォージャーは、早見沙織さんが担当することに。
凄腕スパイと父親の演じ分けに期待が高まる江口拓也さん。
女の子キャラだけでなく少年など、幅広い役を演じる種﨑敦美さん。
透き通った美しい声がヨルにぴったりな早見沙織さん。
【理由5】音楽を手掛けるのも超豪華なミュージシャン。
アニメといえば、主題歌を誰が担当するのかも気になるところ。今作のオープニングを彩るのは、Official髭男dismの「ミックスナッツ」。ポップで明るい曲調にワクワクが止まらない! そしてエンディングには星野源さんの「喜劇」がメロウなメロディと大人っぽい音で作品世界を彩ります。共に本作のために書き下ろした楽曲。
数々の映像作品から引く手あまたのOfficial髭男dismの曲は、原作の持つ楽しい側面を感じさせる曲調。
あたたかい家庭の様子を思わせる、星野源さんのエンディングソング。
魅力あふれる3人のファミリーをご紹介!
任務のために仮初めの家族になった3人。といいつつも、一緒に過ごすうちに夫婦愛と親子愛がそこにはあったりなかったり…?
母【ヨル・フォージャー】実は…殺し屋
清く美しく、弩級に強い! 「はは」と呼ばれキュン。
表の顔は市役所の職員。が、実は暗号名〈いばら姫〉の異名を持つ凄腕の殺し屋。唯一の家族、弟のユーリを安心させたい、そして怪しまれずに殺し屋稼業を続けたい思いから、恋人のフリをしてくれる男性を探していたところロイドと利害が一致。偽装結婚しアーニャの母に。戦闘中の迫力ある姿と日常の優しい表情のギャップが素敵。
ロイドとの出会いは、アーニャの服を作りに行ったテーラーで。
父【ロイド・フォージャー】実は…スパイ
クールなスパイの素顔は、優しい紳士?
〈WISE〉に所属する敏エージェント腕諜報員。並外れた観察眼と記憶力を持つ変装のスペシャリスト。オペレーション〈梟〉以降は、精神科医のロイド・フォージャーとして任務に励む。冷静沈着に数々の指令をこなしてきた凄腕のスパイだが、子育てという未知の任務には戸惑うことばかり。偽装家族に振り回されつつ、東西平和のために奔走する。
なんだかんだ言いながら、きちんとアーニャに優しい。
子【アーニャ・フォージャー】実は…超能力者
無邪気な笑顔で、実は人の心を読む…!!
とある組織の実験で偶然生み出された、他人の心が読める超能力少女! ロイドが養子を探しに訪れた孤児院で出会い、引き取られた。自分の能力は秘密にしているが、ロイドがスパイであること、そしてヨルが殺し屋であることには気がついており、そこに「わくわく」! 好きなものはピーナツとアニメ『SPY WARS』、嫌いなものは勉強。
“賢い子”を求めるロイドのニーズに応えるべく奮闘!
※『anan』2022年4月6日号より。写真・中島慶子(コミックス) ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会
(by anan編集部)