岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「スキューバダイビング」です。
Entame

前回のこの連載で阿部寛さん主演の日曜劇場『DCU』に出演が決まったことがダイエットのひとつの動機だったと書きましたが、もうひとつドラマのためにチャレンジしたことがあります。それがスキューバダイビングのライセンスの取得。ドラマでは潜水士を演じるので、海に潜るダイビングのシーンももちろんあります。そのためスキューバのライセンスを撮影が始まる前に取りに行ってきました。

ちなみに言うと、僕はまったく泳げません。運動は全般的に得意なほうですが、水泳だけは苦手なんです。水に顔をつけるのもイヤ。朝、顔を洗うのもイヤなくらい。4~5歳のころに、スイミングスクールに通おうとなったこともあったのですが、初めて行ったその日の夜に熱を出してしまい、おばあちゃんに「水泳なんか行くからや!」と言われ、そのまま通わなくていいということになってしまいました。小学校にあがってからも周りの友達がスイスイと泳ぐなか、僕は顔をつけない平泳ぎで25m泳いで水泳の授業を乗り切っていました。

なので、今回も本当にできるか心配でしたが、酸素ボンベがあると水中でも息ができるので気持ちが軽くなり、また潜ってしまえば“泳いでいる”というよりも宇宙空間に漂うような感覚だったので、すぐできるようになりました。酸素を取り込む呼吸の仕方もコツをつかめば効率よくできるように。あとは、バディが常に一緒にいるのも心強い。今までは「溺れたらどうしよう」という緊張感から、うまく体を使えていなかったんだなと思いました。息ができる、サポートしてくれる人がいると安心できれば、水の中でも案外と思うように体を動かすことができるものです。 

すでに、海で潜水体験もしてきました。初めてのダイビング。その日は前日が悪天候だったので海がとても濁っていました。視界がむちゃくちゃ悪くて海中では何も見えませんでした。でも、それがかえって良かった。僕、海洋恐怖症でもあるので。どんなに優しいマンボウでも海で遭遇したらめちゃくちゃ怖い。視界が悪いとなにも見えないので海の生き物に遭遇することもなく、それにビビってパニックになることもなく無難に終えることができました。今は泥の海しか知りませんが、きれいな海を見たらまた違う感動があるかもしれません。それも楽しみです。

おかざきたいいく 約2年9か月ぶりとなる4枚目のオリジナルアルバム『FIGHT CLUB』が好評発売中。11月23日(火・祝)、横浜アリーナでワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」を開催する。

※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・村田真弓 文・梅原加奈

(by anan編集部)

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自分のしていること(仕事や専門性の高いことなど)が過小評価されていて、日の目を見ない状態を⻭がゆく感じやすいときです。先進的すぎて理解されないとか、周知が足りないだけとか、内容が難しすぎるとか理由はあるにしても、あきらめないことが大切です。投げ出さずに目標に向かって努力を続ければ必ずチャンスはきます。

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