出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、買ったものを大事に愛用し続けられる女性、「サステナブルを意識する女」になりきり。

地球のためにできることは日々の生活の中にあります。

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近頃よく、「サステナブル」や「SDGs」という言葉を耳にします。でも、正直なところ、どういうことを意味しているのかわからないことも多かった私。そんな時、小さい頃から使っていたぬいぐるみをクリーニングに出して娘にあげたという話をした相手から、「それってサステナブルな行動ですよ」と言われ、“これもそうなの!?”とすごく驚きました。そのぬいぐるみは私にとって大事なもので、上京する時にも持ってきたし、R-1ぐらんぷりで自転車を使ったネタをした時にも小道具として使っていました。それを子どもに渡すということで、受け継いでいくような感覚はあったけれど、まさかサステナブルなことだとは思いもよらず。その瞬間、視野がすごく広がって、まるで自分が地球を救っているかのような、壮大なことをしている気持ちになれました。こうして物を大事にすることもそうだし、普段、流通せずに廃棄される魚を扱うお店で食べることや、蜜蝋で作ったラップを使うこともサステナブル。自分にもできることがたくさんあると気づいたことで、もっと頑張ろうと思えたんです。本当にちょっとしたことが、環境にいいことへと繋がっていくんですよね。

まずは、自分が今持っているものを大事にして、むやみに物を捨てたり、買い替えることをやめるのが、サステナブルへの第一歩になりそうです。そう、高校を卒業する時に担任の先生が「ゴミの分別ができるような大人になれ」と話していて、当時は“なぜ今この話?”と不思議に思っていたけど、今になってようやくその意味がわかりました。当たり前に思える小さなことを日々、しっかりとやっていくことが大切で、その結果、世界が良くなっていく。できることを探して、取り組みたいです!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。

※『anan』2021年5月26日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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自分のしていること(仕事や専門性の高いことなど)が過小評価されていて、日の目を見ない状態を⻭がゆく感じやすいときです。先進的すぎて理解されないとか、周知が足りないだけとか、内容が難しすぎるとか理由はあるにしても、あきらめないことが大切です。投げ出さずに目標に向かって努力を続ければ必ずチャンスはきます。

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