写真・大内香織 スタイリスト・町野泉美 ヘア&メイク・菅野史絵(クララシステム) 取材、文・瀬尾麻美 PR・マルコメ
のん 女優・創作あーちすと。1993年生まれ、兵庫県出身。主な出演作として劇場アニメ『この世界の片隅に』(声の出演)、映画『星屑の町』、映画製作ドキュメンタリーYouTubeOriginals『のんたれ(I AM NON)』などがある。
発酵と恋の育て方は似ている?「恋愛発酵学会」発足。
今回、発酵食品を扱うマルコメが注目したのは、“食品の発酵”と“恋の育み方”の意外な共通点。そこで、時間をかけてじっくりと丁寧に育てる恋愛を“発酵恋愛”と名付け、発酵視点で恋を研究・応援する「恋愛発酵学会(※)」を立ち上げました。
※恋愛発酵学会はプロモーション用の企画です。
その活動の一環として、ananと共に25~35歳の未婚女性300名に「発酵恋愛」についてのアンケート調査を実施。アンケート結果をまとめた「発酵恋愛白書」から見えてきたのは、恋を育む過程において食品発酵と同様に大切なのは、1. ふたりがやりとりする時間、2. 温度や湿度(=手間)、3. 周辺の環境(=助言)の3つの要素のバランスの重要性だったのです!
発酵恋愛、のんさんはアリorナシ?
女優として数々の作品に出演するほか、最近は“創作あーちすと”として多方面で活動しているのんさん。12月18日(金)全国公開の映画『私をくいとめて』では、恋に不器用な主人公・黒田みつ子役を好演。マルコメ「糀甘酒」シリーズのイメージキャラクターも務めているのんさんに、「恋愛発酵学会」とananが行ったアンケート「発酵恋愛白書」の結果をさっそく見てもらうと…?
恋をしてから付き合うまでは時間をかけて慎重に進めるタイプですか?
※2020年10月、ananと恋愛発酵学会が行った、全国の未婚女性300名へのアンケート調査「発酵恋愛白書」より
恋が発展するまでにかかる時間を聞くと、「時間をかけることが多い」と答える慎重派が6割以上。「相手の人柄をより深く知りたいから」、「一時的な気持ちの盛り上がりなのかどうかを確認できるから」などを理由に挙げている人が目立ちました。この結果には、のんさんも納得の様子。
のん 私も、じっくり育てていく恋愛には憧れがありますね。“一目惚れで運命的に恋に落ちる”というのももちろん素敵だと思いますが、やっぱり一緒にいて何もストレスのない人というのが究極の理想だと思います。まさに食材がゆっくりと発酵していくように、じわじわ愛情が募っていくイメージ。そういう相手となら、時々ケンカもするかもしれないけれど、きちんと修復する方法をお互いが知っていると思うので、より幸せな関係を築けるはず。
ニュースタンダードによって、恋愛にどんな変化がありましたか?
アンケートでは、コロナ禍における恋愛観の変化も大きく見て取れました。特に、相手と直接コミュニケーションをとること自体が貴重になったぶん、「会える時間をより大切にするようになった」という意見が顕著に。また、今まで“おひとりさま”を楽しんでいた人がコロナの影響で「『恋人がほしい』と思うようになった」と答えるなど、恋愛に向き合う姿勢そのものが変わってきている印象も。
のん 実は最近、私のいとこも結婚することが決まったんです。相手の方とは、かなり長くお付き合いしていたそう。「今のタイミングなんだ!」と、突然の報告に私も驚いたのですが、このアンケート結果を見て、なんとなくその理由がわかる気もしました。本人からまだ詳しく話を聞いたわけではないのですが、きっと二人の中でお互いが一緒にいられる時間がどんどん大切になっていったのかも。人生、いろいろなドラマがありますよね。
現在、27歳。一般的には“アラサー”と呼ばれる年齢に差し掛かろうとしている今、恋愛や結婚に対して思うことはたくさんあるそう。
のん もともと結婚願望はある方なんです。ただ優先順位でいうと、今は仕事のほうが高いので、自分にとってベストなタイミングを考えたら「いつまでも結婚できないな」と思ってしまって(笑)。でも、小さい頃からお互いをよく知っているいとこの結婚にはかなり希望をもらいました。「私にもできるかもしれない!」って。もちろん相手ありきのことなので、価値観が合って全面的に自分をリスペクトしてくれる人と、お互いの関係性をゆっくり育てられたらいいなと思います。
30代“おひとりさま女子”と年下営業マンの恋の行方は…?
©︎2020『私をくいとめて』製作委員会
そんなのんさんが出演する映画『私をくいとめて』で描かれるのは、まさに“発酵恋愛”と呼ぶべき男女の不器用かつまっすぐな恋愛模様。のんさん演じる31歳の会社員・黒田みつ子は、年下の営業マン=多田くん(林遣都)とおそらく両想いだろうと思いながらも、なかなか関係を進める勇気が持てないでいます。
のん みつ子は30代で“おひとりさま”を熟成させて楽しんでいたけれど、久しぶりに多田くんと恋をしたことで、パニックになって空回りしてしまったんだと思います。でも、そのじれったさは20代の多田くんもまったく同じで、みつ子の家で手料理をふるまわれても、何も進展させずに帰ってしまう、なんてこともあったり(笑)。そんな恋に奥手な二人が、徐々に繋がっていく姿がこの映画では描かれています。時間はかかるけれど、二人でじっくり恋を発酵させあっていく感じは、とても素敵な関係性だと思いました。
©︎2020『私をくいとめて』製作委員会
映画では、みつ子の脳内に相談役“A”がいて、悩み多きみつ子にAはいつも正しい答えを与えてくれます。
のん Aと気楽におしゃべりしている時はすごく感情豊かなみつ子も、多田くんを目の前にするといきなりポーカーフェイスになったり、他の人の前で浮かれている自分を出さないようにしているところにはすごく共感しました。私も時々、二つの考えが脳内でせめぎ合ったりするので、Aみたいな存在が心の中にいるとかなり心強いなと思います。
のんさんの映画の見どころやお気に入りのシーンは?
のん まさに、みつ子と多田くんの“発酵恋愛模様”に注目していただきたいです。最初はお互いに遠慮がちだった二人が徐々に進展していく様子にほっこりすると思います。特に私のお気に入りは、みつ子と多田くんが一緒にごはんを食べているシーン。多田くんを演じる林(遣都)さんの演技がとても自然でリアルだったので、私もみつ子として違和感なくその場にいることができました。それから映画の中盤で、みつ子と多田くんが水着を買いに行くシーンは二人の仲の良さが伝わる一幕でもあるので、ぜひチェックしてみてください。
30代女性の恋愛のリアルを描く『私をくいとめて』は12月18日(金)より公開。「今はスローペースでじっくりと本物の愛を育みたい」という人は必見です!
発酵恋愛をサポートしてくれる!?コラボ限定パッケージの糀甘酒が販売!
左から、プラス糀 糀甘酒125ml ¥138、プラス糀 糀甘酒LL 1000ml ¥498(共に参考価格)
映画の公開を記念して、のんさんがイメージキャラクターを務めるマルコメの「糀甘酒」とのコラボレーションが実現。糀甘酒は、米糀と米を材料にしてつくる、昔から飲まれてきた伝統的なドリンク。米糀を米に混ぜることで米のデンプンが糖化し、自然な甘みを感じられるのが特徴。恋愛と同じようにじっくり発酵させることで、いっそう深みのある味わいに。
今回、映画とのコラボレーションを記念して、「恋愛発酵学会」公式ドリンクとなるコラボレーション限定パッケージが登場しました(写真)。製品の裏面表示内には、「恋愛発酵学会」から恋を応援するメッセージも!
のん ピンク色のパッケージがかわいいです! さりげなく映画に寄せたメッセージが書いてあるのも、遊び心があって楽しいと思います。糀甘酒は私も普段から飲んでいて、味がすっきりと美味しいのはもちろん、飲むだけでカラダにいいことをしている気分になれるのもうれしいポイントですね。
読者限定プレゼントキャンペーン!
「恋愛発酵学会」コラボ限定パッケージの糀甘酒125ml18個入り1ケースを抽選で10名様にプレゼント。応募期間は12月9日~12月23日。下記、コラボ特設サイト内の応募フォームからご応募ください(発送は来年1月以降になる可能性があります)。
プレゼント応募はコチラ!
Information
『私をくいとめて』
快適なおひとりさまライフに慣れすぎて、脳内に優秀な相談役“A”が誕生した主人公・みつ子(のん)、31歳。会社では変わり者だけど気の合う先輩に恵まれ、長らく彼は不在だけど充実した生活を送っている。そんな彼女の日常に、久々の恋の予感が…!? 相手役の年下営業マンを林遣都さんが演じる。綿矢りさ原作。大九明子監督・脚本。12月18日より全国公開。https://kuitomete.jp/
恋愛発酵学会
https://renaihakko.org/
プラス糀 糀甘酒
米、米糀のデンプンを分解し、自然な甘みを引き出したストレートタイプの糀甘酒。砂糖不使用、アルコール0%で誰でも飲みやすい。「飲む点滴」と称されるほど、栄養が豊富で、江戸時代には老若男女の栄養補給として飲まれていた。そのまま飲むほか、砂糖代わりの発酵甘味料として料理にも使える。
マルコメお客様相談室 0120・85・5420 月〜金曜9:00〜17:00(土・日・祝日・お盆・年末年始を除く)
https://www.marukome.co.jp/amazake/