習慣的行動の見直しと賢い選択で節約できる!
欲しいものを我慢したり、無理して自炊をしたり…。そうしたストイックなイメージを持たないことが節約のコツ。
「お金を使うということは、日々の選択の積み重ね。用がないのにコンビニに寄っていたのをやめるなど、無意識の習慣を見直すだけで、節約効果大!」
と節約アドバイザーの丸山晴美さん。何かを新たに買ったり、プランを契約する際は、賢い選択が、大きな節約に繋がる。
「セールは、定価と比べればその場で払う金額こそ少ないですが、必要ないのに『安いから買う』のでは、無駄でしかありません。また、長い目で見れば、定価で買ったほうがコスパがいいこともあります」
まとまった額を節約するには、時には思い切った選択も必要。
「節約効果が圧倒的なのは、固定費で、特に家賃。手をつけにくい項目ですが、同じ沿線の遠い駅に移る、更新時に家賃を交渉するなど、家賃を安くする自分なりの妥協点を見つけて」
節約のルールをご紹介!
買い物に“言い訳”不要!
今週は頑張ったから。セールだから。買うたびに、自分に言い訳をしていては、一向に節約できない。「言い訳は後ろめたい証拠。買い物は、本当に必要かどうかという基準で、合理的に判断を!」
寄り道が無駄遣いの第一歩。
通勤途中にコンビニへ、ランチ後のコーヒーショップと、寄り道は浪費の元凶。「習慣化した行動によって、小さな出費が積み重なります。コーヒーなら、ドリップ式を給湯室で淹れるほうがずっと節約に」
リボ払いにはご注意。
毎月、指定した額を払う、リボ払い。「これを計画的な支払い方法と勘違いしている人が多くて心配です。リボ払いには手数料がかかっており、買い物を続ければ、支払期間は延び、残高も増え続けるので要注意」
目標なくして節約できず!
「今年の目標は節約!」と意気込んで、お弁当を作ってみたりと頑張っても、長続きしないもの。「結婚資金を貯めたい、旅行したいなど、何のために節約するのか具体的に考えなければ、やる気は継続しません」
丸山晴美さん OL時代、節約にハマり、20代で自宅を購入。現在、消費生活アドバイザー資格などを有する節約アドバイザーとして活躍中。『定年後に必要なお金「新・基本のキ」』を監修。
※『anan』2019年1月30日号より。イラスト・菜々子 取材、文・小泉咲子
(by anan編集部)
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