
遊園地をテーマにした会場には「可愛いだけじゃない」魅力を詰め込んだ作品やさまざまな体験展示が。
現在、東京国際フォーラムにて「可愛いだけじゃない!?ピングー展」が開催中。会期は9月6日まで。世界中で愛されている本作の、“可愛いだけじゃない”魅力を感じ取って。
お馴染みの世界観からコラボ展示まで。その魅力を味わい尽くして
今年7月10日に東京・有楽町の東京国際フォーラムの中に誕生した〈YURAKUCHO MUSEUM〉。大小2つのギャラリースペースを備えた館内では、従来とはひと味違った新感覚の作品や表現の展示やイベントが開催される。そのこけら落としとなるのが本展だ。
ピングーは、スイスの映像作家オットマー・グットマンが生み出したストップモーション・アニメ。1980年に原型となるテストフィルムが制作され、2025年で45周年を迎えた。’90年以降はTVシリーズが世界155以上の国と地域で放送され、ペンギンの男の子ピングーと仲間たちが繰り広げるあたたかでユーモラスな物語が、世界中の人々に愛されている。
そんなピングーの世界を体験できる“遊園地”をテーマにした会場では、実際のアニメ制作で使われた貴重なクレイモデルをはじめ、初期スタジオの記録や絵コンテなどの資料を展示。ピングーのヒストリーやキャラクターを見て、触れて作品の原点を感じられる内容に。
また会場には本編でおなじみの「ピングーの家」をイメージしたフォトスポットも登場。他にも豊かな表情を作る手法や、ユニークなクレイの動き、不思議と伝わる「ピングー語」に注目したコーナーも必見だ。

ミュージアム内ショップでは100点以上のグッズをラインナップ。本展でしか購入できない限定商品も。
もうひとつ、話題となっているのはミニチュアアートを手がけるミニチュア写真家・見立て作家の田中達也氏とのコラボ展示。これまでに田中氏がSNSで発表してきたピングー作品の中から、ピングーをおにぎりに見立てた「ピン具ー(グー)おにぎり」や、卵をモチーフにした「殻を破ったピングー」、セロハンテープのそりに乗ったピングーたちが釣りを楽しむ「切っても切れない関係」など遊び心溢れるミニチュアアートを紹介。新作も展示される。
奥深いその制作現場の裏側に飛び込むことができる本展。これまで知らなかったピングーの魅力に出合い、その世界感に飛び込む。もっとピングーが好きになる、そんな内容だ。

「切っても切れない関係」/NHK連続テレビ小説『ひよっこ』などでもおなじみ田中達也氏の作品は人形と日用品を組み合わせたユニークな世界が印象的。

「ピン具ー(グー)おにぎり」
information

可愛いだけじゃない!?ピングー展
YURAKUCHO MUSEUM(有楽町ミュージアム) 東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラムB1 開催中~9月6日(日)10時~18時(土・日・祝日、8/10~14は~20時、入場はいずれも閉場の30分前まで) 会期中無休 一般2200円ほか ※一部、日時指定券が必要な期間あり 公式サイト
anan 2504号(2026年7月15日発売)より
































