
自分という商品価値を維持し続けることが大事
30歳は熟女の入り口。35歳からは立派な熟女。熟れたその先は、当然、朽ちていく。僕自身、そもそも年齢に抗うこと自体が無駄だと思っているんです。40歳過ぎたら初老の入り口。“老”を自覚して、老いていく自分に何を持たすことができるかを考えるんです。そうすれば、熟れどきが過ぎたとしても、自分自身に価値はつくのだから。熟れきっても、美味しいドライフルーツってあるでしょう。むしろドライになった方が美味しいフルーツがあるように、人間だって同じことだと思いますけどね。
年を取っても“自分”という商品価値を維持し続けていくには、どうしたらいいか。商品棚に並んだ時に、「買いません」と言われたらヤバイと思わなくちゃダメで。じゃあ、自分の売り文句を考えよう、値段を安くしよう…思いつくことをやるだけやるんです。そういう努力をちゃんと見てくれる人もいますから、「熟れどき」ということばに翻弄されるより、女性としての価値をどう持ち続けられるかが、大事なような気がしますけどね。
※『anan』2017年5月31日号より。イラスト・3rdeye 文・神保亜紀子
(by anan編集部)
【人気記事】
※千葉雄大 父に「ベッドシーン」を見られる
※【代謝コントロール】ダイエット部ぽっちゃりチームメニュー紹介 PR
