1年以上かけて制作したパレットは捨て色ナシ&使い方自在な自信作。
「ヴィーガンにこだわったので、思い通りの色を出すまでに1年以上かかったんです。特にピンクの発色に手こずりましたが、無事に3種類のテクスチャーで捨て色ナシの6色パレットが完成。パールを重ねたり色をミックスすることでいろんなアイメイクが楽しめる、理想の製品になりました」
なかでも特にお気に入りが左上の淡いカラー。
「私は奥目タイプなので涙袋メイクが気になっていたんですが、大粒のラメをのせるとやりすぎ感が出るから難しくて。この淡いカラーは自然に涙袋が作れるので、ぜひ試してみてほしいですね」
日頃のアイメイクに関しては、作り込んだ感がないナチュラルな仕上がりを心がけているそう。
「大切なのは丁寧さ。まつ毛でいえば、ビューラーのゴムをコテで温めてからカールさせるとカールの持ちが格段にアップします。あとは自分に合う合わないは大事だけれど、そこにこだわりすぎずに好きな色を使うこともポイント。シャドウとリップに統一感を出すと、意外となじみますよ」
最後に、この春挑戦したいアイメイクは?
「見ると元気になるようなオレンジメイクが気になります。太めのアイラインにも挑戦したいな」
Check!
「私はイエベですが、ブルベの色みも好きなので自分に合うオレンジと好きなピンクを制作。肌トーンを問わず使えるように、曖昧な色みにしています」。
perse ザ スキン アイシャドウパレット(右から01、02)各¥2,490 2/24 EC先行発売(mano mano TEL:0120・811・047)
ポーチの中、見せてください!
「頂きもののポーチは、うちの猫のお顔付き! イヴ・サンローランのクッションやくすみピンクのperseとDiorのリップ、保湿効果が高いバイレードのリップバームが最近のスタメンです。Diorの香水は爽やかな香り。家を出る時に甘めの香りを纏い、午後はこの香りをつけて印象チェンジを」
Michi’s Beauty Rules
1、シートマスクは手放せない!
「愛用していたアヌアのマスクのストックが切れていろいろ試した結果、かなり良かったのがセンテリアン24のマスク。効果が高くて、一晩で肌の調子が上がるから、大事な撮影の前に使うようにしています。使用後は乳液でフタをするのがポイント」
2、一年中愛用のボディクリーム。
「ボディの保湿は惜しみなく使えるポンプタイプが◎。鎮静系の成分が入ったニュートロジーナのインテンスリペアCICA ボディローションは、肌が弱い私でも使えてオススメです。ちなみに以前は撮影現場まで1時間ほど歩いていたけれど、最近サボり気味」
3、髪にいいシルクのピローケースを購入。
「実は最近まで、髪を乾かして寝る習慣がなかったんです。でも髪に優しいシルクのピローケースを買ったことで意識が高まり、乾かして寝るようになりました。ドライヤーは乾くのが早いリファと、ヘッドを替えるとマッサージ器にもなるヤーマンが最高!」
ミチ 1998年3月6日生まれ。モデルとして活躍するほか、弟のよしあきと共にZ世代のファッションアイコンとして支持を集め、SNSのフォロワー合計数が150万人を超える。バイリンガルを活かし海外での活動にも注目が集まる。
※『anan』2023年2月15日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・辻村友貴恵 取材、文・真島絵麻里