シチュエーションによってメイクを使い分ける面白さを知りました。
グローバルグループ「&TEAM」では、歌・ダンス・表現力すべてにおいて優れた実力をもつKさん。メンバーからの信頼も厚く、惚れ惚れするような美肌の持ち主!
「仕事で韓国によく行くのですが、韓国の方はほぼ毎日シートパックをする人が多いんです。僕もシートパックを欠かさなくなりました。体温が高いほうで、ダンスもやっていて顔がほてりやすいので、特に夏のスキンケアは鎮静を重視。韓国のアロエクリームが重宝していて、野外撮影が終わるとすぐにこれを塗っています」
ステージでは、パフォーマンスが映えるメイクをすることが多いという。
「照明が強かったり遠目だったりするとメイクが飛んでしまうので、目元にキラキラを多めに入れたり、最近は涙袋にハイライトをしっかり入れることが多いです。目元が明るくなっていいですね。プライベートでは肌を休ませる意味でもメイクはしていません。せいぜいリップクリームぐらいかな。メイクをすると気分が上がるので、プライベートでもいつか挑戦してみたいけど、あまり得意ではなくて…(笑)。マンネ組のHARUAやMAKIは上手そうですね」
放送中のドラマ『「私をもらって」~追憶編~』では、さまよう霊魂を見つけて黄泉路へ連れていくという“死神”を演じ、話題になっている。
「日常に溶け込む死神役なので、いつものメイクとは違って素の僕に近い状態で、目元の色みも自然なグラデに。程よいナチュラルさが気に入っています。シチュエーションによって、メイクを使い分ける面白さを知りました」
Makeup Point
ベースはマット。ハイライトが鍵に。
ベースはマットに仕上げ、ポイントは涙袋に入れたマットのハイライト。おでこから鼻までの骨格を生かすため、Tゾーンにはあまり強くハイライトを入れないのもテクニックの一つ。目まわりには明るめのピンクオレンジ系を全体に広げ、アイラインはグレージュの薄い色みで強くなりすぎないように。
「最近ベースをマットに変えたら、自分の肌との密着度が高くなって気に入っています。しかも崩れにくいんです。肌の状態とメイクがうまくいった日は、パフォーマンスが良くなる気がします」
My Beauty Rules
1、冷やしたパックで肌をクールダウン。
「夜は冷蔵庫に入れておいたシートパックで冷やすなど、1日に1回は必ず肌の温度を下げています。肌の温度が高いとメイクが崩れやすく、温度を下げるとメイクのノリが良くなるので、朝起きて今日は盛れてないと思ったら、保冷剤で顔を冷やしながら現場に行くことも」
2、ストレスフリーなケアアイテムを持続。
「スキンケアのモットーは、肌に過度な栄養を与えすぎないこと。オーバーにやってしまうのは自分の肌に合わないと感じるし、わかりやすくトラブルとして出てしまう。だからサラッとしていて、なるべく自然な成分を使った化粧水やクリームで、シンプルなケアをしています」
3、毎日のビタミン摂取は欠かさない。
「肌や体のために、ビタミンB、C、Dを毎日摂るのが習慣になりました。体を大きくしたいという目的ではなくて、もともと痩せやすい体質なので、筋肉維持のためにプロテインも欠かしません。なるべく空腹の時に飲むようにしています。ちなみに味はいちご味が好き」
ケイ 1997年10月21日生まれ。&TEAMのメンバーとして2022年12月にDebut EP『First Howling:ME』をリリースしてデビュー。8月7日には2nd SINGLE『青嵐(Aoarashi)』をリリース。出演ドラマ『「私をもらって」~追憶編~』(日テレほか)は毎週金曜24:30~放送中。※編成都合により時間変更あり。
※『anan』2024年9月4日号より。写真・KAZUYUKI EBISAWA(makiura office) 取材、文・若山あや