ファンのみなさんの前に立つときは研究し尽くしたしっかりメイクで!
「注目してほしいポイントは正直全部なんですけど、メイクで印象が変わりやすいのは目元だと思うので、アイメイクは特に研究を重ねてきました。お気に入りのピンク系のパレットがあって、何色か混ぜながら色をのせていくことが多いです。特に、目尻の影の部分にちょっと赤めの締め色を使ったりしていますね」
ダンス歴が長く、小学生のころからメイクをしていた稲場さん。美容への愛に目覚めたきっかけは?
「ステージでパフォーマンスしたり、ファンのみなさんと至近距離でお話をしたりするなかで、自分磨きを頑張ろうと思ったときに、メイクもその一つだなって考えるようになりました。鏡を見ながら、いろんなアイテムを試して研究すればするほど、どんどんメイクが好きになりましたね。中途半端なメイクでいるのが一番恥ずかしくって、それならむしろすっぴんでいたいくらい。みなさんの前に立つときはよりしっかりしたいなと思うので、完全に0か100ですね(笑)」
Makeup Point
A、保湿・色持ちを兼ね備えた高発色リップ。
ケイト リップモンスター 07¥1,540*編集部調べ(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)
B、顔色を明るく照らすプラムレッド。
デイジーク クリームドゥローズティント 07¥1,760(ワンダーライン TEL:03・3401・1888)
C、グラスなどに色移りしにくい、軽いつけ心地。
ルージュ ディオール フォーエヴァー リキッド626¥5,940(パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03・3239・0618)
D、みずみずしいツヤとほんのりとした色づきが人気。
クラランス リップコンフォートオイル 10¥3,850(クラランス カスタマーケア TEL:050・3198・9361)
深みのある上品なピンクのリップは、4種類のカラーを重ねたもの。
「もう10本近く愛用しているのがAのリップ。とにかく色持ちがよく、荒れたりムラになったりもしないので、ベースとして使っています。次にBのティントを全体に重ねて、ちゅるっとした質感に。さらに、Cの深みのあるレッド系のリキッドを、内側から重ねるように塗りグラデーションを作ります。仕上げにDのリップオイルでうるっとツヤ感を出して完成です!」
My Beauty Rules
1、お風呂上がりは低刺激のパックタイム。
「30枚入りとかの大容量のパックを買って、お風呂上がりには毎日つけるようにしています。お気に入りは、鎮静効果があるもの。あとはひたひたに、しっかり保湿できるのが大事かな。敏感肌で赤くなったりかゆくなったりしやすいので、成分にはこだわります」
2、基礎化粧品は合うものを長くリピ。
「ちょっとでも肌に合わないものを使うだけで、肌が反応して、乾燥やニキビなどのトラブルを繰り返してしまいがち。だから肌に合うものを見つけたら、それを毎日使い続けるようにしています。ちなみにいま愛用中の大容量の化粧水は3本目で、乳液も2本目です」
3、毎日続けられるケアを厳選して、休まず実行!
「例えば、いつもとちょっと違うケアをして髪が傷んでしまったり、肌が荒れてしまったり、うっかり日焼け止めを塗り忘れて、焼けてしまったり。そういうことで自己肯定感が下がってしまう気がして、続けられるケアを毎日忘れず実行するように心がけています」
いなば・まなか 1997年12月27日生まれ、北海道出身。2022年5月Juice=Juiceを卒業。今年4月に1stシングル『圧倒的LØVE/Pink Temperature』を発売。歌手やタレントとしてマルチに活躍中。
ワンピース¥40,700(リツ) イヤリング¥9,020(イットアトリエ)共にフォーティーン ショールーム TEL:03・5772・1304 ヘアピンはスタイリスト私物
※『anan』2024年5月29日号より。写真・Nae.jay スタイリスト・ダヨシ ヘア・松橋亜紀