スイーツライターのchicoさんがおすすめスイーツを紹介する「お菓子な宝物」。今回は『Lait ribot(レリボ)』の熟成バターサンドほかです。
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舌にとろけるミルキーなコクに、フライパンでじゅわりと焦がす芳しさ……バターの香りはいつだって幸せの象徴だ。『ease』大山恵介シェフは、フランスでの修業中に現地の発酵バターに夢中になった。乳酸発酵が醸すあのふくよかな風味を日本の日常にもと、新たに熟成発酵バター菓子専門店をスタート。そのお菓子作りはオリジナルのバター作りから始まる。

『中沢乳業』とタッグを組み、「バターにとことん向き合い、乳牛の違いに加え、“発酵と熟成が生むおいしさ”を追いました」と、バター作りでの発酵や熟成のタイミング、期間、温度などの研究を重ね、特別なエイジドバターを完成。奥深い香りとほのかな酸味、コクを纏うバターをお菓子によって使い分けていく。バターサンドにはヨーグルトみたいな淡い乳酸感と熟成香を帯びた、北海道ミルクの熟成発酵バターをセレクト。サクサククッキーとふんわりバタークリームのこくまろに身を委ねていると、不意に濃密な乳味が飛び出してくる。その正体はバターミルク(バターを作る際に残る副産物)を煮詰めた、バターミルクジャム。バター飴みたいな懐かしい濃さがじんわり沁みる。こんなバタースイーツ沼からどっぷり抜け出せなくなるのもまた、最高に幸せかも!

左奥から時計回りに、「バタープリン」¥481、「熟成バターサンド」1個¥501、1か月熟成したエイジドバターの香りに満ちた「ガトーブルトン」6個入り¥1,685。それぞれにベクトルの違うバターの喜びが潜んでいる!

Lait ribot 東京都渋谷区道玄坂1‐12‐1 渋谷マークシティ1F TEL:03・3477・4677 11:00~20:00 不定休(営業時間・休みは施設に準ずる)

チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。

※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 取材、文・chico

(by anan編集部)

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迷いや孤独から不安を感じた時は、無理に進まず⽴ち⽌まる勇気を持つことが⼤事な⽇です。⾃⼒で何とかしようと焦って動くより、⼀度リラックスして⼼⾝を休めることが結局は⼀番の近道になります。気持ちを落ち着けて、まずは味⽅を探しましょう。その過程で現状を変えるヒントが⾃然と⾒つかり、運気も好転するはずです。

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