週に2~3回したくなる? 女性300人に聞いた、赤裸々“セックス”事情
リアルレポートで見えてくる、心と体が求めているものは…。
Q.セックスはどのくらい好きですか?
好き…30%、どちらかというと好き…55%、どちらかというと好きではない…15%、嫌い・好きではない…0%
[男性の回答]
好き…92%
世代を問わずセックスに対してポジティブな人が増加傾向に。
「好き」「どちらかというと好き」を合わせて8割以上の人がセックスを好ましいものと思っていると回答。「好きな相手とするセックスは気持ちも満ち足りるような気がする」(28歳・OL)、「単純に気持ちがいい」(32歳・自営業)という声も多数。「嫌い」「好きではない」と答えた人はなんと0%。相手と共に高まるセックスライフを経験することでその営みがより愛おしいものに。
Q.性欲は強い方だと思いますか?
強い方だと思う…63%、弱い方だと思う…37%
[男性の回答]
強い方だと思う…86%
自分の性欲スイッチが入るポイントを多くの人が把握。
現代人の性欲は薄れているといわれがちだが、アンケート結果では、「強い方」との答えが男女ともに多数派。自分の性欲の強さを実感する場面については、いくつかの共通点が。「生理前になると無性にしたくなるので、性欲が強いのかなと思う」(32歳・公務員)や「エロい妄想をしてしまう」(28歳・販売)という声が多数。「好きな人といるときに性欲がわく」(28歳・派遣)という意見も。
Q.どれくらいの頻度で性欲を感じますか?
1位…週に2~3回、2位…月に2~3回、3位…週に1回、4位…月に1回、5位…ほぼ毎日
多忙な日々のなかでも、週に数回はしたくなる。
頻度について、週に2~3回と答えた人が多いという結果に。「性欲が高まる周期については意識をしていないけれど、排卵日や生理前などにムラムラすることがある」(35歳・主婦)のは、自分のカラダから発せられる自然のシグナル。「毎日でもしたいけれど、コロナで会えなくて不満」(24歳・金融)という人も。
Q.どんなときにセックスしたいと思いますか?
1位…生理の前後、2位…酔っぱらったとき、3位…恋人と会ったとき、4位…恋人と会えないとき、5位…寂しいとき
心身のささやかな変調でしたいモードになることも。
人間の脳とココロはつながっているため、性欲に直結しているのはやはり生理周期や恋人との物理的な距離。回答で最も多かったのは「生理の前後」(33歳・公務員)。また、日常にある外的要因として多かったのは「酔っぱらったとき」(29歳・自由業)や「映画などでHなシーンを観たとき」(31歳・専門職)。恋人と会ったときのときめきや、逆に会えない切なさも、したいという気持ちに直結するよう。
Q.定期的にセックスする相手は何人いますか?
0人…20%、1人…75%、2人…3%、3人…1%、5人以上…1%
ひとりのパートナーと「愛を深めたい」傾向に。
7割の人が「1人」と回答。不特定多数の相手と関係を持つよりも、信頼できる相手と愛の深まるセックスをしたいと考える堅実な人が増えている様子。2割の人が「0人」と答えているのはセックスレスというより「付き合っている相手がいない」(29歳・美容師)という理由多数。リスクを伴う複数の相手との関係よりも、パートナーとのセックスをよりよくしたいという願望も透けて見える。
Q.自分からセックスに誘うことはありますか?
よくある…9%、ときどきある…41%、ほとんどない…32%、全くない…18%
Q. 誘うときはどうしますか?
1位…しようと素直に言う、2位…抱きついたりスキンシップをとる、3位…キスをする
素直に思いを伝えることで相手との仲も親密に。
「自分から誘うのは恥ずかしい」という声も多く見られるが、したいときは自分から誘うという人も。「付き合って長いのでストレートに言う」(29歳・自営業)のは、パートナーとの信頼関係が築かれている証。自分から誘ったことがある人は「素直に伝える」派が多数。「相手のカラダに触る」(29歳・公務員)や「チューしたり甘える」(32歳・自由業)というスキンシップ派も。
Q.セックスに誘われて断ることはありますか?
よくある…6%、ときどきある…33%、ほとんどない…42%、全くない…19%
乗り気じゃないときは“断る勇気”も大切に。
体調が悪かったり、疲れているときはたとえ好きな相手でも、乗り気になれないことも。人間のカラダとココロはとてもデリケートなので、無理をするのは禁物。3割以上の人が「ときどきある」と回答しているように、セックスをしたくないときは相手を傷つけないように断る勇気を持って。「今日は疲れているけれど、次回はしようね」など、自分の意思を伝えながら大切な相手への配慮も忘れずに。
※『anan』2021年7月14日号より。写真・笠井爾示 文・小寺慶子
(by anan編集部)