新木優子、高良健吾を相手役に…本人談『モトカレマニア』の見どころ

エンタメ
2019.10.09
きっと誰の心にだってある、忘れられない恋の思い出。「女性は恋をすると、過去の恋愛に上書き保存する」と言われることもあるけれど、もし“上書きできる恋”が見つからなかったら? 10月17日に放送スタートするフジテレビ系連続ドラマ『モトカレマニア』で主演の新木優子さんが演じるのは、元カレの存在を引きずるあまり“モトカレマニア(MKM)”になってしまった女性・難波ユリカ。
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「最初に“モトカレマニア”というタイトルを知った時は、『どういうこと?』って思いました(笑)。でも原作を読んでみると、誰しも経験があるような共感できることがたくさん出てきました。もちろん、ユリカほど極端な人はそういないと思いますけど」

SNSで元カレの名前を毎日のように検索したり、“モトカレスカウター”なるものを駆使して、目の前の相手と元カレとの共通点にときめいたり。ユリカのモトカレマニアっぷりは強烈ながら、思わずクスッと笑ってしまうところも。

「元カレを引きずるって、マイナスなイメージですよね。でもユリカはそのことで卑屈になったり、悲観的に思ったりはしていなくて、むしろ楽しんでいる気がするんです。元カレとの思い出の場所巡りを“聖地巡礼”なんて呼んだり(笑)。元カレが大好きな自分自身を肯定しているのは、ユリカの素敵なところだと思いました」

ユリカがモトカレマニアになったのは、はじめて付き合った彼氏・マコチが原因。彼を振って以来、幸せな恋愛に恵まれなかったユリカはある時ふと気づく。「逃した魚は巨大マグロ並みに大きかった」と。新木さんにもそんな経験が?

「モノに対してはよくあるかもしれません。『あの時買っておけばよかった…』とか『これ、限定品だったの!?』みたいな。『もういらない』と思って手放してしまったけど、実は大切だったことに気づく瞬間って、誰にでもあるんじゃないでしょうか。そういう部分も含めて共感できるポイントだと思います」

物語はユリカが最愛の元カレ・マコチこと斉藤真(高良健吾さん)に偶然再会するところから、思わぬ方向へ展開していく。

「特にユリカがあれこれ妄想する脳内会議のシーンは、ドラマの見どころの一つ。いろいろな性格のユリカが出てくるので演じ分けるのが大変ですが、そこがコメディの面白い部分だと思うので、私自身も楽しみながら演じています」

ちなみに、今回のスタイリングは原作コミック第1巻の表紙を完全再現した役衣装。首元にはさりげなく“MKM”モチーフのネックレスも。

「等身大の27歳の女性をリアルに描けたらいいなと思うので、ファッションにも相当こだわっているんです。ユリカのように恋に悩んでいる人はもちろん、そうじゃない人にも単純に『かわいいよね』と注目していただけたら。きっと女子会のネタになること間違いありません!」

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『モトカレマニア』 元カレのマコチを引きずるユリカは不動産会社で働き始め、マコチと同僚として再会する。瀧波ユカリさんの同名コミック(講談社)が原作。フジテレビ系にて10月17日スタート。毎週木曜22時~放送(初回は15分拡大)。

あらき・ゆうこ 1993年12月15日生まれ。東京都出身。モデル、女優。最近の出演作は、ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』『トレース~科捜研の男~』(共にフジテレビ系)など。

※『anan』2019年10月16日号より。写真・内山めぐみ スタイリスト・一ツ山佳子 ヘア&メイク・今井貴子 インタビュー、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)

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