岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「EDM」です。
okazaki-taiiku

EDMとは“Electronic Dance Music”の略です。シンセサイザーやサンプラーなどを使った電子音楽の中でも、フロアの人々を踊らせる高揚感のあるダンスミュージックを総称してそう呼びますね。ここ数年で、日本でもEDMという概念が広く普及しましたが、欧米ではすでにひとつの音楽市場として確立しています。ベルギーの「Tomorrowland」、アメリカ・マイアミの「Ultra Music Festival」などのフェスは10数万人規模の動員がある。なので、世界にはEDMのDJで、ばちくそ稼いでいる人たちがたくさんいます。僕と同い年のドイツ出身のDJ、Zedd(ゼッド)なんて17億円の豪邸に住んでいるとか。ネットでお宅拝見の動画を見たんですが、家の中にジムもプールもある上に、トイレットペーパー置くだけのコストコルームなんちゅう部屋まで持っている。日本ではEDMのDJ一本でそこまで稼いでいる人はまだいないと思いますが、音楽ジャンルとしてはこれからも盛り上がっていくと思います。

では、僕がEDMのクラブやフェスに足繁く通っているかというとそんなことはありません。そういうところはパリピっぽい人が多いので正直、苦手です。基本、ひとり家で聴いています。自室のロフトベッドの上をDJブースに見立てて、YouTubeにあるEDMメドレーをヘッドホンで聴きながら、DJのマイクパフォーマンスを真似してひとりでぶち上がってます。EDMのDJは、選曲はもちろんですが“さあここから盛り上がりますよ!”というフックとなるポイントでうまく煽ることが重要。限られた拍数、小節の中で自分の言いたいことをお客さんにどのように伝えるのか。そのテクニックを海外のDJたちからかなり学んでいると思います。

日本って、ライブでみんな同じ動きをしてません? なんか右手だけ挙げてればいいか、みたいな。僕はそれが残念で。自分の好きな動きでノればいい、人真似なんてしなくていいはず。だからライブでは、EDMを使った楽曲を採用するんです。それは、単純にみんなに踊ってほしいから。4つ打ちのビートに陽気なサウンド乗せたら、直感的にダンスしたくなるはずです。EDMには、シャイな日本人特有の恥ずかしさを取り払って、己を解放してくれるパワーがある。僕のライブでは、自由に好き勝手に踊ってみてほしいですね(人に迷惑かけない範囲で…)。

おかざき・たいいく オリジナルサードアルバム『SAITAMA』発売中。6/9(日)、さいたまスーパーアリーナにて、単独公演「JINRO presents 岡崎体育ワンマンコンサート『BASIN TECHNO』」を開催。

※『anan』2019年4月17日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・村田真弓 文・梅原加奈

(by anan編集部)

マネー-記事をもっと読む-_バナー

※旅好き女子が大注目!次の海外旅行をメルボルンにする5つの理由って?
[gunosy]
#美容について、もっと深く知る♡[/gunosy]

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line
エンタメ

Recommend

こちらの記事もおすすめ

Today's Update
『THE OPEN CALL』プロデューサー・伊藤主税が見た、現場の熱量と原石の輝き
『THE OPEN CALL』プロデューサー・伊藤主税が見た、現場の熱量と原石の輝き
Entertainment
Today's Update
多彩に! 自由に! もっと広がる、応援のカタチ
多彩に! 自由に! もっと広がる、応援のカタチ
Entertainment
Today's Update
応援すると幸せになれる? キーワードで解き明かす、多様化する“応援”の形
応援すると幸せになれる? キーワードで解き明かす、多様化する“応援”の形
Entertainment
石川紅奈「私の“内なる庭”は現在進行形で循環し続けています」
石川紅奈「私の“内なる庭”は現在進行形で循環し続けています」
Entertainment

Movie

ムービー

Regulars

連載