語れる手土産! リニューアルした東京會舘の“食パン”がふんわり~
100年近くの歴史を持つ東京會舘が今年初めにリニューアルオープンした。東京會舘の手土産といえば、お馴染みのプティフールやマロンシャンテリーが代表的。もちろんそれらも健在だ。ベーカリーメニューには、バケットやバターロール、ライバケットなどがある中、“食パン”が目を引いた。白い専用ボックスがあり、それがあるだけでギフト感が格段にアップする。この角食パンは生クリームとバターを増量し、ふんわり&もっちりとした食感にこだわってマイナーチェンジしたもの。スライスしてしっかりトーストすると、ザクっと音をたてた後は、ふんわりやわらか。
ショップの棚に目をやれば、パンと相性抜群のバターを発見。なんて気が利いている! キャンディ包みのスティックは、フランス産の発酵バター〈グランフェルマージュ〉の使い切りサイズ「コンビエット」。このタイプには初めて出合った。これは舘内のフランス料理「プルニエ」でも提供されているそうで、食事の邪魔をせず、パンの持ち味を引き出せる、ほど好い塩気と甘味が魅力とのこと。パンにたっぷりのせれば至福のひととき。バターコンテストで何度も金賞を受賞しているフランスを代表するバターのひとつ。そんなストーリーも、語れる手土産に。
左から、上食パン¥500、グランフェルマージュ コンビエット(15g×5本)¥600。
東京會舘 新本舘 スイーツ&ギフト 東京都千代田区丸の内3‐2‐1‐1F TEL:03・3215・2015 10:00~20:00 無休 4年間の休業を経て、1月に新装オープン。シュークリームなど縁起の良いひょうたん型のスイーツも話題。
まの・ともこ ギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。
※『anan』2019年2月27日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 文・真野知子
(by anan編集部)