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神木隆之介×有村架純 共演4度で初の“恋人役”、その心境は?

2019.2.10
様々な想いをセリフにのせて表現する「役者」という仕事。伝えるプロである若き名優二人に、言葉について、伝え方について、改めて教えていただきました。
タレント

想いを伝える「役者の言葉」論。

数々の作品でセリフという言葉を自在に扱ってきた演技派俳優・神木隆之介さんと有村架純さん。このたび、百田尚樹原作の映画『フォルトゥナの瞳』にて4度目の共演を果たす。死を目前にした人間が透けて見える不思議な力〈フォルトゥナの瞳〉を持つ青年・木山慎一郎(神木さん)。仕事のみに生きてきた孤独な彼が、桐生葵(有村さん)と出会い、愛の喜びを知ると同時にある葛藤を強いられる―。ドラマ『11人もいる!』では兄と妹、映画『3月のライオン』では義姉と弟を演じてきた同い年の二人が、初の恋人役ということでも話題になっている。

神木:今回、撮影に入る前に三木孝浩監督からお手紙をいただきました。人との関わり合いを避けて、モノクロームだった木山慎一郎の人生が、葵と出会うことで彩られていく様を描きたいと書かれていました。

有村:私もお手紙をいただきました。この映画を作る意図や、葵がどんな想いで慎ちゃん(慎一郎)のそばにいるかなど、三木監督の想いが綴られていました。監督さんから直々にメッセージをいただけることはそうないので、とても嬉しかったです。

神木:言葉にして伝えていただけるというのは、本当にありがたくて、僕の役作りの指針となりました。手書きのお手紙だったので、温かみが感じられますし、時間をかけて役のことを考えてくださったというのが伝わってきて余計に感激しました。有村さんとの共演は4回目ですが、お互いの役について何か相談したことはなかったと思います。

有村:そうですね。

神木:言葉で確認するのは、立ち位置や動きの流れくらい。役に関しては、言葉というより、芝居を通してディスカッションする感じでした。木山くんは口数少ない役だったので、一言一言が重かったです。その一言も、心では嫌だと思いながら「別にいいよ」と言ってしまうような、裏腹な想いを秘めているキャラクター。映画を観る方には胸の内を感じさせつつ、話す相手には本心かのように言うというお芝居が難しかったです。

有村:葵もミステリアスなところがある女の子だったので、気持ちの表し方は気をつけていました。

神木:今回、僕が一番大事にしたのは、名前を呼ぶ瞬間です。愛する人の名前を呼ぶときって、そこに一番愛情をかけるのではないかと思いました。「葵、好きだよ」というセリフなら、「好きだよ」よりも「葵」のほうに愛おしい気持ちが込められる気がして、大切に呼びました。

有村:神木くんと初めて共演したのは18歳のとき。きょうだいを2回やらせていただいて、ここにきて恋人役(笑)。昔からよく知っているぶん、照れくさい部分もありました。

神木:友達の俳優はみんな、恋愛映画にたくさん出ていますが(笑)、僕は本格的なラブストーリーに出るのは初めて。いかに恥ずかしがらずに演じるかがテーマでした。でも、相手が有村さんだったから、安心してお芝居できました。監督から「きょうだいに見える」と注意されたこともあったけれど(笑)。

有村:照れてしまうなと思っていたんですが、現場に入ったら普段とは違う顔の神木くんがいました。工場での作業着姿の神木くんは、たくましいなと思いましたよ!

神木:作業着が似合う体にしなくてはと、期間はすごく短かったけれど、まず体を鍛えました。完成作を観て、自分でも知らない顔が見られた気がします。でも、ラブストーリーの女王の意見を聞かないとと思って、「大丈夫だったかな?」と有村さんに聞いてみたら、「わからない」と言われてしまいました(笑)。

有村:何を基準に「大丈夫」と答えたらいいのかわからなくて(笑)。でも、お客さんにとっては、これまで見たことのない神木くんが映っているので、新鮮に思われると思います。

神木:有村さんと最初にお会いしたのは2010年。2回目の共演のドラマ『11人もいる!』のころまでは同級生のイメージでしたが、3年前に映画『3月のライオン』で久々にお会いしたら、急にお姉さんになっていて、今回はさらにお母さんみたいになっていてびっくりしました。精神年齢の成長が早すぎ!(笑)

有村:神木くんは出会ったころから変わらなくて、興味のあることについては熱くしゃべるけれど、興味ないことには無反応。B型だもんね?

神木:そう言う有村さんも、B型です!

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※『anan』2019年2月13日号より。写真・来家祐介(aosora) スタイリスト・百瀬 豪(神木さん) 瀬川結美子(有村さん) ヘア&メイク・MIZUHO(神木さん) 尾曲いずみ(有村さん) 取材、文・黒瀬朋子

(by anan編集部)

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