ビニール袋を携帯してこそ“いい女”? 横澤夏子の意見
あざとくない気遣いをしてこそ、いい女です。
このあいだ、友だちとその子どもと3人で一緒に東京ディズニーランドに遊びに行ったのですが、その友だちがあらゆるシーンでビニール袋を出してきたんです。ウェットティッシュで手を拭いたら、「これに入れて」と普通のゴミ袋。私が食べかけのポップコーンを持っていると「こぼれるから」と、それを入れるためのビニール袋。さらには、雨で濡れた子どもの靴下や、カッパを入れるための袋まで出てきたんです…! バッグから何枚も出てくる様子は、まるでマジシャンのようでした。いろんな用途に合わせたビニール袋を持ってきていることに、感動しました。1児のママということもあるかもしれないけど、ビニール袋を5枚持っている彼女に対し、私は0枚。さらに、お店でお土産を配るために渡されたビニール袋をさっとまとめてカバンの中に入れていたんです。“きっと次のゴミ袋として使うんだろうな…”と感心したし、私も持ち歩こうと思いました。高いものでもないし、家に置いてあるものでもあるし、すぐに真似できるのもいいですよね。しかも、裁縫道具に比べて、ビニール袋を持ち歩いているほうがあざとい感じが少ないところも素敵。前者は“ちゃっかり”ですが、後者は“しっかり”な感じがして、よりいい女感が漂います…!
まずは、コンビニの小さな袋を捨てずに取っておいて、マイゴミ袋にするところから始めるのがよさそうです。お母さんがよくしているように、三角に折ってバッグに入れておくと、よりいい女度が上がりそうです。しかも、ゴミを回収したり、ビニール袋を再利用できたりとエコ活動にもつながり、地球に優しいところもいいですよね~。私も、5枚は無理でも、せめて1枚はバッグの中に忍ばせておきたいと思います!
よこさわ・なつこ 芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。
※『anan』2018年10月17日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾
(by anan編集部)
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