濃厚エッチ後に…「彼女のアレ」を見て彼が不安になった理由

三松真由美 — 2021.6.10
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼と付き合い始めて3か月の22歳女性。散らかり放題の部屋に彼を呼んでエッチに明け暮れるが、ある時彼の様子に変化が。彼が部屋で見てしまったものとは…?

円華(23歳) 忙しさにかまけて“片付け習慣レス”。彼氏にアレを見つけられてピンチ。

セックス エッチ

【レスなひとびと】vol. 120


コンサル会社に入社して1年目の円華。長所はスタミナがあるところ。短所は整理整頓が苦手なところ。

日曜日、付き合い始めて3か月のレンが家に遊びにきた。部屋は、もちろん散らかっている。本棚からあふれた本は床のいたるところに置かれ、服は脱いだままの形でベッドの上。コットンは箱からはみ出してたんぽぽ畑になっている。

よくこの状態で彼氏を呼べるなと自分でも思う。ありのままのわたしを知ってほしいってことで。

ピンポーン。

「ヤッホー! レンくん!」

恋する二人にとって、散らかっていようが、寒かろうが暑かろうが、やることはひとつ。ゲームしたり、音楽聴いたりは15分位で、あとはずっとベッド。昼から夜までずっとベッド。

「あっはーん」

エッチが終わり、シャワーを浴びて出ると、レンの様子がおかしい。まあ、気のせいか…。駅までお見送り。駅前で広島風お好み焼きを食べて休日デート終了。なんか、レンくん元気ないけどエッチで疲れたのかな。

夜遅く、レンから電話がかかってくる。

「円華って、本当に俺のこと好き?」

「えっ、好きだよ。急になんで?」

「もしかして前の彼氏のこと、まだ引きずってるんじゃないかって」

よくよく聞いてみると、レンは円華のシャワー中、本棚から飛び出ている水色の封筒の手紙に気づいたと。差出人は円華の元カレ。ギョっとしてつい中身を広げたのだ。ふたりの思い出を語る文がズラズラならび、最後は「ずっと大好きだよ」で締め。

どうして元カレの手紙が取ってあるのか、まだ未練があるんじゃないかと不安になったらしい。

「ご、ごめん」

円華は、手紙をもらったことを思い出した。LINE時代に、えらいレトロな男だと思ったことがあった。最初は嬉しかったけど、3回続いたら…。

「フッ、中学生の女子かよ」と鼻で笑った。

そんなナヨっとしたとこが別れの原因。鼻で笑った手紙がまだ部屋にあるなんて。レンが、見つけるなんて。

「こういうのは嫌だ。気分悪い。ちゃんと部屋片付けて」

レンのきっぱりとした物言いに決心する。ズボラな自分にカタをつける時だ。カオス度MAXの部屋に仁王立ち。必要ないモノを捨てて捨てて、捨てまくった。レンにIKEAで注文した収納家具を組み立ててもらう。

必要なモノのみが並ぶ部屋に大変身。原宿IKEAのディスプレイみたいな部屋になった。

積読がないから、読みたい本をすぐ読める。必要な書類がすぐ見つかる。気が散らないから、レンとのエッチにも集中できる。おしゃれなプチホテルでエッチしてるみたいな気分。今までは暗い倉庫でのエッチだった…。

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仕事も恋もうまくまわり出した。なんだか、いいかも。


【三松さんからのコメント】

「ていねいな暮らし」という言葉、webや女性誌で見かけますよね。朝、昼、夜を意識して、衣食住満ちていることに感謝して。植物を愛でて、たまには瞑想したりして。

「そんな仙人みたいな生活は無理ゲーです!」

と、夜遅くにジャンクフードデリバリーしてもらう…。ケチャップついた指でスマホゲーム。それも良し。多様なライフスタイルを否定しちゃいかん。でもでも目の前にいる相手には、ていねいに接することを心がけないと悪魔に恋を邪魔されますよ。

彼氏だからって甘えすぎてることはないかな。

円華さんは部屋が散らかっていても「これくらい大丈夫だ」、様子がおかしい気がしても「気のせいか」とレンくんを雑に扱っている。部屋の乱れは心の乱れ。皆さんも、一世一代の大掃除をしてみて!

捨てる、売る、妹にあげる。自分が何を大切にしているかよくわかる。見つかってまずいものがあるなら、なおさらです。元彼の残しものは特にNG。円華さんは、レンさんが大切なパートナーであるとあらためて確認できましたね。

そうそう、徹底的な掃除の結果、彼も捨てちゃう、なんて話もあります。片付けは不毛な関係に「この男もいらないのでは?」と気づくチャンスでもある。片付けで人生の軌道修正。

「手伝ってくれる彼氏がいないと片付けできない〜〜〜! なんて人はコンマリさんの動画を観てみろ。そして、スパーク・ジョイでいっぱいの人生を」

https://konmari.jp/
  

三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

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三松真由美 note 恋と結婚とエッチのテーマ更新中
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「君とはもうできない」と言われまして


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