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お互いアソコを…めちゃ感じる「オンラインエッチの実態」

文:三松真由美 イラスト:犬養ヒロ — 2020.4.30
現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、暇を持て余しながら自粛生活を過ごしていた29歳女性。同僚男性からオンライン飲み会に誘われて…。三松先生が、オンライン飲み会から始まる恋のススメを説きます!

【レスなひとびと】vol. 74

亜里紗(29歳)リアル飲み会レスで寂しいが、オン飲みで恋が始まる予感。オンエッチ万歳。

修正レス#74

「あ~もう部屋で、ひとりで過ごすのやだあ。人恋しいよう」

のたうち回って叫んでもひとり。亜里紗は部屋でため息をつく。週末は友だちと飲みに行くことで生きるチカラをチャージしていた生活が一転。在宅勤務。外出自粛の春。

ずっと部屋で過ごすってなったら、過ごし方が浮かばないよ。今日は休日。ひま、暇。ひまひま暇。さてどうしよう、寝るしかないか。そのときLINEがチロリンと届く。

「今夜オンラインで飲まないか? 部屋で暇してるんでしょ」

会社の同期で一番の仲良しの田城浩二からだ。

「オン飲みってやつ、してみたかったんだよね。今日21時からどうよ」

「リョ。楽しみー」

都内のベンチャー企業で働く二人。エンジニアの浩二は、家でプログラミングしたり、デザインしたりと在宅仕事で充実しているようだ。

久々に誰かと呑めるなんて嬉しい。安里紗はスーパーで生ハムとチーズ、赤ワインまで奮発して購入。一応うっすらメイクはする。さすがにすっぴんジャージは失礼だ。21時。浩二からPCのビデオ電話の着信が来た。

「イエーイ! とりあえず乾杯しよう」

ビデオ越しに乾杯。それから取り留めのない会話を、まるで対面で飲んでいるようにダラダラ流す。オン飲みって正直抵抗があったけど案外楽しいかも。かなりはやいペースで呑んでいたら、酔っぱらってきた。

「浩二くん、私ちょっとベッドに移動するわ。寝っ転がりたい。スマホに切り替えよう」

「何それ、誘ってんの?」

浩二がマジ声になる。お互いに酔っている。変なテンション。スマホに切り替える。

「安里紗ちゃん、おっぱい見せてよ。お風呂入るところも見たいな」

普段なら絶対に「バッカじゃないの?」と笑い流すところ。浩二はあくまでも友達の域。でも、なぜか身体がムズムズするではないか。元カレとラストエッチしたのは何年前だったか…。

そのままスマホ片手にお風呂へと向かい、洗面所でブラをはずす。

「亜理紗きれいなおっぱいしてるんだね。エロすぎ、吸いたい」

「エヘヘ、ピンクでしょ。色には自信あるの」

安里紗は悪ノリして、乳首をつまんで見せる。

「やばい、エロいよ。おっぱい全体揉んでみて」

言われたままに自分で揉む。モギュモギュ。酔っているせいか大胆になれる。

「アハッア」 思わず声が漏れる。

浩二が急いでジャージを脱ぐ。

「俺も自分でするわ。ねえ、こっち見ながらアソコに指入れろよ。一緒に気持ちよくなろう」

見ると浩二もビデオ越しに自分のペニ君をイジっている。

「ええええ? まじで? 私に見せるの? 現物を!!」

安里紗はガン見する。興味津々。同僚の股間。

浩二の目はトロッとして気持ちよさそう。男子のひとりエッチシーンなんて見たことがない。しかも生本番。すごく恥ずかしいのだが、それ以上に感じてしまう。亜理紗も自分の感じるスポットを集中的に責める。会陰部、クリちゃんに中指をズリズリ這わせ、アンダーヘアも引っ張ってみる。ああ、なに、この大胆な私。なんでこんなことできるの。

喘ぎ声が洗面所に響く。

「あっ……もうイッちゃう」

「俺も……安里紗ちゃん、すげえよ」

気付けば翌朝、ベッドで目が覚めた。イッたあと、疲れて寝てしまったらしい。スマホを見ると浩二からメッセージが入っていた。

「今日もオン飲みしないか?」

「いいよ」

これは新たな恋が始まる予兆か。それとも非常時のセックスフレンドか。先はわからない。でも安里紗は久々のドキドキした感情に、胸が高鳴り、甘い息を吐いた。

部屋で過ごすおこもり状態も悪くない。


【三松さんからのコメント】

最近流行っています。オンライン飲み会。Zoom、FaceTime、LINEなどで、2人~大人数で、楽しく交流している方が増えています。背景を宇宙にできたり、顔をロボットマークにできたりと、近未来的な楽しみ方がSNSで提案されていますもんね。ざわつくニュースが多い昨今、一時のエンタメタイムは必要です。

亜理紗さんは、はじめてオンライン飲み会をしてみたようですが、それが意外な展開に。

対面で会えないのは寂しいですが、会えない期間に育む恋もアリでしょう。何事も臨機応変に。環境に合わせた恋の始め方をしないといつまでも恋愛下手なまま老いてゆきます。

カップルで使うのはもちろん、片思いの相手に「暇だからオンライン飲み会しようよ?」と理由をつけて誘うのもおすすめ。自粛期間が解けた時に、会えなかったときのもどかしさを思いっきり発散できて、上等の恋愛に発展する可能性が大きい。セックスシーンでも「おあずけ」テクニックというのがあるではないか。

今回の浩二さんが亜理紗さんに気があったのかは不明ですが、結果オーライを目指しましょう。ふたりとも、新しい楽しみ方に出会ったようです何より。

次に職場で会うときに、どんな風に再会するのか。そこが勝負です。リモートオンラインセックスだけの関係性で終わるかもしれませんが、実際に”相手の体温と吐息と匂いと手触り”をまずは確かめましょう。それでしっくりこなければ「友達のままでいよう」と笑って握手を。

さて、

大人な関係にまでは進まなくても、一緒に乾杯して部屋着で語り合うことは間違いなく心の距離を縮めます。ぜひこの機会に、以前から気になっていた相手に連絡してみようではありませんか。

「春、恋が始まる季節。オンラインセックスから始まる恋も、立派な恋だ。オン飲み→オンエッチ。相手の反応を見ながら突き進め(あ、相手が嫌がってるのにパンティ脱ぐなよ。察せよ、乙女)」

三松 真由美
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。日本性科学会会員。ED診療ガイドライン作成委員。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。

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犬養ヒロ
漫画家・イラストレーター
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