イ、イタい…「嫉妬に狂ったW不倫妻」の情緒不安定すぎる言動 #86

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子 — 2019.4.29
銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、W不倫中の人妻。嫉妬から彼に感情をぶつけまくる彼女に、佑雪さんがいま最も大事にすべきコトを伝授します!

【クラブ佑雪】vol. 86

「W不倫、離婚するつもりはないのに独占欲にかられ…」

職場の先輩とダブル不倫をして1年半経ちます。彼は家族をとても大切にしており、私も子どもが大切なので離婚するつもりはありません。 はじめは楽しかったのですが、 1年経った頃から、独占欲が生まれ、ご家族での海外旅行や職場の飲み会があると、嫉妬から涙し、「もう会わない」「別れたい」と別れる覚悟のないまま感情的に伝え、引きとめてもらうことを半年間、続けています。 頭では、別れるべきとわかっていますが、どうしたらいいでしょう。

(あい 32歳 主婦)

ならば、大事なご家庭、守りましょう!

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正直申し上げて、別れる気もないのに「もう会わない」「別れたい」と暴れるご相談者さまを、半年も引き止めてくれてるって、よっぽど身も心もしっくりきてるんでしょうね。じゃなきゃ、そんなめんどくさい女、ほっとくはずですから。でも、だからこそご相談者さまもおかしくなっちゃうわけだし、不倫相手の男性もズブズブの不倫沼にハマっちゃってるのでしょう。愛欲の日々、ちょっと楽しそうなんて申し上げたら、怒られるかしら?

今、ご相談者さまにとって、彼が引き止めてくれることが快感になっているのでは? 「私は必要とされてる!」って実感できますものね。いったい、ご相談者さまのご家庭で何が起こってるんでしょう? 人生に何が足りてないのでしょう? ご主人から求められてない? もっと女でいたい? ご相談者さまの心の隙間を不倫相手の彼が埋めてくれてるのかな。

ただ、このままだとご自身もお相手も、次第に蓄積疲労が溜まる一方で、2人の時間がどんどん楽しくなくなっていくと思うんですよ。で、ご相談者さまが別れたくなくても、別れのときがやってくると思うんですよね。「もう、やめよう」って感じで。どうも長く続く関係じゃないようですから、そんなに心配なさらなくてもいいのかなと。

でもね〜、不倫で本気になるのはやっぱり女なんですよね〜。昔から言われ続けていることでもあり、わたくし自身も目にしてきたことでもありますが、男は最後まで遊びでも女はいつしか本気になってしまう。危ないです。なんだかんだいって、きっと平和なご相談者さまの家庭が崩壊の危機にさらされています。今、大事なのはご自身のご家族との絆を全力で守ること。不倫相手との関係に悩んでいる場合じゃありません。

不倫相手が好き過ぎて、夫からの求めに応じられず、バレて一家離散というパターンも、ひとつの王道ですから。そこ、ちょっと心配しております。お悩みを拝見しておりますと、かなり情緒不安定にもなっていらっしゃるようですし。感情で動くザ・女! という方のようですから、ご家庭でも感情が爆発しなければいいなと。なのでね、かわいいお子さまのためにも、またご自身のためにも、なんとか感情をコントロールして理性的な行動を心がけていただけましたら幸いです。

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!
銀座『クラブ佑雪』

藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。初の著書となる『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)を3月29日に上梓。WEBサイト『食ベログメディア』で『出世ごはん』の連載中。


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