
まっすぐに伸びた鎖骨や肩が印象的な矢吹奈子さん。自身の魅せ方を熟知した彼女の美骨メソッドとは?
ちょっとした意識づけで導く、洗練されたデコルテ&ショルダー像
矢吹奈子さんが骨格を意識し始めたのは、8年ほど前のこと。
「韓国でアイドル活動を始めたのがその頃。日本と違って一人ひとり違う形の衣装を着ることが多く、骨格や見え方を考えるようになりました。一番身長が高いメンバーとは20cm以上差があったので、踊る時もできるだけ背筋を伸ばしていましたね」
衣装はもとより、普段から体がキレイに見える服を選ぶように。また、より美しく魅せるための工夫も凝らしているという。
「ここ数年で、肩や鎖骨を出す服を着た時に『キレイ』と言っていただくことが増えたんです。ただ、自己診断だと私は完全に骨格ストレート。実際は骨感が目立たないタイプなので、どこを意識したら鎖骨や肩のラインが出るのか鏡の前で徹底的に研究しました。首や肩に力を入れるからずっとそのままでいるのは難しいけれど、撮影時は必ずその姿勢を取り入れています」
美しい姿勢は、3歳から12歳まで続けたバレエや2年前に始めたピラティスで培った部分も。
「背筋を伸ばす意識が身についたのはバレエのおかげ。とはいえ、一番大事にしているのは自分が思うキレイに近づけること。ピラティスでは胸を開くように教わるのですが、私は体の厚みが気になるからあまり胸を張りたくなくて。胸を開きすぎずに横隔膜を縮めたりと、自分なりのベストな姿勢を模索中です」
日頃の生活を尋ねると、魚や大豆製品を摂ったり、意識的に歩くようにしたりと、何気なく取り入れている習慣にも実は骨密度を上げる秘訣が。そんな矢吹さんが思う美骨の持ち主は?
「TWICEのジヒョさん。脚がまっすぐ&膝も引き締まっていて、骨からキレイなんだろうなって思います。華奢な骨格も憧れるけれど、細ければいいってものではないと今は思っていて。痩せて浮き出た骨よりも、周りにしっかり筋肉がついた骨の方が美しいと感じるんです。私自身も姿勢のようにその場で意識できるものを取り入れつつ、食事や運動を積み重ねて健康的な美骨を目指したいです」

「撮影時は、肩の位置を落としつつ鎖骨に力を入れてまっすぐなラインを演出。実は腋の下の筋肉も重要で、ハンドバッグを持つ時にそこを意識する習慣をつけることで姿勢や肩がキレイに整っていきます」。むくみのない輪郭や首筋は、美顔器のEMSでケア。
美骨Tip①|着こなしたい服に合わせたトレーニングを実践中

月2回はピラティスに通い、ボディバランスを調整。「腹筋やお尻を鍛えることが多いのですが、東京ガールズコレクションなどの前は衣装に合わせたメニューを採用。鎖骨が出る場合は肩まわり、ミニ丈なら脚を重点的に鍛えます。ストイックな方ではないけれど、続けるうちに私服でもミニスカートをはくようになったりと、服装の幅が広がりました。脚を引きずって歩くクセが直り、足取りも軽やかに変化。今は歩くのがすごく楽しい!」
美骨Tip②|魚&大豆多めの和食生活が無理なく美味しく骨をサポート

普段の食事は和食が中心。大豆や、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが豊富な鮭など、骨粗鬆症の予防にも役立つ骨の健康にいい食材が並ぶ。「特に意識して選んでいるわけではないけれど、年齢もあって自然とお肉よりも魚派に。大好物の鮭や納豆が骨の成長に良いのなら助かります(笑)。健康が全ての土台だと思っているので、しっかり食べることはとても大切。これからは骨だけでなく、歯の健康も大事にしていきたいです」
Profile
矢吹奈子
やぶき・なこ 2001年6月18日生まれ、東京都出身。HKT48やIZ*ONEのメンバーとして日韓で活動を行い、卒業後は俳優として活躍。飯島寛騎とW主演を務めるドラマ『私がひとりで生きてくなんて』が10月29日深夜よりCBCテレビほかにて放送開始。
写真・Nae.Jay スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・舩戸美咲 取材、文・真島絵麻里
anan 2517号(2026年10月28日発売)より

































