
飄々とマルチな才能を発揮しているようで、その裏はどこまでもストイック。彼が高みを目指して歩むそのオーラに、自然と夢中になり、気づけば骨抜きに。魅力の一部を、解き明かして。
カラダづくりは、全身のバランスをイメージして行うことが大事
驚くほどのスピードでパフォーマンスを磨き、頭角を現してきたグローバルボーイズグループのINIが、デビューから丸5年を迎える。メンバー11人の中でも、圧倒的なダンススキルとパンチのあるラップでひときわ存在感を放つのが西洸人さんだ。スペシャルエディションでアンアン初の単独表紙を飾る今回、「骨格を際立たせるために、体脂肪率を8〜9%まで絞ってきました」と、ストイックな姿勢を見せてくれた。
「普段カラダづくりをする時は筋トレをメインにしていますが、筋肉は部分的に大きくできても、骨や骨格は変えようがない。でも、体脂肪を落として骨格を浮き出させるなどして、美しく見せることはできます。今回は軸となる体幹を鍛えながら、消費カロリーをできるだけ増やすために有酸素運動をメインに。少し息が上がるぐらいの心拍数をキープすることで脂肪が落ちていくので、毎朝1時間ぐらいウォーキングや、エアロバイクを漕いだりしていました」
完璧に仕上げた筋肉美に加え、美しく強い骨格まで想像させるという、西さんの新たな表現に目を奪われる。
「常にカラダを鍛えているわけではなく、このような撮影やライブに向けて鍛え直すことが多いのですが、それによりカラダの変化をより感じることができます。自分でカラダのコントロールができるようになると、トレーニングは楽しくなるんですよね。カラダづくりは理想の体型や全身のバランスをイメージして行うことが大事。僕の場合は、この肩幅に対してどこにどのぐらい筋肉をつければより顔が小さく見えるか、自分のカラダのバランスではどんな衣装ならスタイルアップできるか、なども考えていますが、まだまだ磨きをかけられるはず。ちなみに、メンバーの中で骨格やカラダのバランスがずば抜けているのは(後藤)威尊。トレーニングをよく一緒に頑張っているのですが、全身で見た時のシルエットまで計算しながら鍛えていると思います。隣に立つと、顔の小ささに毎回びっくりしちゃいます(笑)」
フェイスラインや、横顔の美しさにも注目が集まっている西さん。
「そう言っていただけて嬉しいです。でも顔の輪郭も、努力次第で変えられると思う。僕の場合は、メイク前にフェイスラインのマッサージをして、EMSの美顔器で鎖骨や首まで流しています。目まわりなど細かいところはペン型のもので。注意しながら眉間や眉下の骨の裏をなぞるように電気を当てると、むくみが取れて、顔の彫りが際立つ気がします」
食事や睡眠の管理もぬかりない。
「朝、空腹の状態で運動をすると日中の代謝が上がるので、起きたらまず運動。そのあと白米、納豆、キムチ、ヨーグルト、バナナを基本にした朝食を摂ります。できれば外に出て朝日を浴びて、セロトニンの分泌を促し、昼と夜は魚や肉のタンパク質をメインにした食事を。寝る前には、メラトニンの働きを良くする抗酸化物質を多く含むキウイを食べて、睡眠の質を上げることも意識しています。僕は、栄養豊富な皮ごと食べています」
ステージに立つアーティストとして「立ち姿だけで圧倒できることが“究極”だと思う」と話していたのは、約3年前。「懐かしいですね」と目を細めながらも「ステージに立つたびに、トレーニングを重ねるごとに新しい気づきがある」と言う。
「骨や骨格を意識するのは、歩く時。無意識だと変に力むことがあるので、一度肩を回してリラックスしてから肩甲骨を落とし、体幹を意識して歩くようにしていて。体幹のトレーニングは必須です」
この5年の活動について「あっという間でしたが、学びも多かった」と振り返る。
「シングルはデビュー曲から最新曲まで、10作連続でハーフミリオンを達成、昨年はミリオンも記録し、さまざまな賞を受賞するなど、この5年間でMINI(ファンネーム)のみなさんといろいろなことを成し遂げてきました。開催中の東阪ドームライブツアーもみなさんが応援してくれたから実現したことでもあります。そしてこのツアーにむけての過程では、グループとしての成長も感じました。曲数も増え、パフォーマンスを固め直す必要があったのですが、メンバーそれぞれで曲を分担して各自責任を持って考えたりも。今まではツアーをやり遂げることに精一杯でしたが、僕らが伝えたいことを明確にして、見せることができるようになったとも思います」
9月にリリースされたシングル『ANTHEM』に収められた楽曲には、西さんをはじめメンバーが作詞を手がけたものも。
「INIの賛歌になるようなシングルにしたかったし、MINIのみなさんと一つになって歌いたいというコンセプトもあります。これまで応援してくれてありがとうという気持ちとこれからも一緒に進んでいこうという思いを込めつつ、残す京セラドーム公演では、デビューから一緒に駆け抜けてきた僕たちの進化した姿をぜひ見てください!」
Profile
西洸人
にし・ひろと 1997年6月1日生まれ、鹿児島県出身。2021年11月3日にデビューしたグローバルボーイズグループ・INIのメンバーで、ダンスとラップが武器。京セラドーム大阪でのライブは11月14・15日に開催。
西さんが表紙を飾る、anan 2517号スペシャルエディションは…

2026年10月28日(水)発売の『anan』(2517号)は「骨トレでカラダ調整 2026」特集。そのスペシャルエディション表紙に、INIの西洸人さんが登場。グループの楽曲やラップの作詞にとどまらず、DJ活動など、独自のセンスを武器に道を切り拓き、多方面で注目を集めています。
本誌では、強調した骨格美や筋肉美、静謐な世界観、エレガントでファッショナブルなオーラと、3つのテーマで魅力を表現。ご本人も気合いと準備フルマックスで挑み、圧巻のカラダを披露した初ソロ表紙に、ぜひご注目ください!
写真・JOJI(RETUNE Rep) スタイリスト・鹿野巧真 ヘア&メイク・金光柚香(MASTER LIGHTS) 取材、文・若山あや 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー プロップス ナウ
anan 2517号(2026年10月28日発売)より

































