バレーボール男子日本代表・髙橋藍、新たなるステージ。再び、世界へ!

SVリーグの顔として、この2年間、日本のバレーボールの盛り上がり、レベルアップに大きく貢献した髙橋藍選手が、今季再び海外へ! 新たな挑戦、その決断の理由や成長への強い思いに迫ります。


「ワクワクしているというのが一番ですね」

新天地での日々を思い描くと、自然と笑みがこぼれる。バレーボール男子日本代表の攻守の要、髙橋藍選手は今季、ポーランド1部リーグのボクダンカ・ルク・ルブリンで新たな挑戦をスタートさせる。

「どんな国なんだろう、どんなチームなんだろう、どういう雰囲気なのかなって、今は本当にすごく楽しみです。2028年のロサンゼルス五輪に向けて、自分がもっと成長できるチャンスだなという思いが強いですね」

初めて海外リーグに渡ったのは、まだ20歳だった日本体育大学2年の時。そこから世界最高峰のイタリア・セリエAで3シーズンもまれて急成長し、日本代表のレギュラーの座を不動のものに。その後、2024年にサントリーサンバーズ大阪に移籍。Vリーグから新たに生まれ変わったSVリーグの顔として、日本バレーの盛り上がりに大きく貢献し、24-25シーズンはリーグ優勝も果たした。そして、髙橋選手が今季、新たな挑戦の場に選んだのはポーランド。その決断の裏には、揺るぎない信念が。

「やっぱり新しい刺激、新しい環境が、自分を成長させると思っているので。最初にイタリアで3シーズンプレーしたあと、新しい挑戦をしたいということで日本に帰ってきて、サントリーで2シーズンやらせてもらいました。そこからまたイタリアに戻ろうかなとも考えたんですけど、やっぱりこれまでと違う環境に行きたいという思いが強くて。それが、ポーランドを選んだ一番の理由です。まだ若いからこそ、いろんなことに挑戦できるし、いろんなものを吸収しやすいと思っているので」

もちろん自身が成長できる、レベルの高いチームを選ぶのは大前提。ポーランド1部リーグは、イタリア・セリエAとともに世界最高峰といわれるリーグの一つ。ポーランドはバレーボール人気が非常に高く、選手層も厚い。ルブリンはリーグで直近2年、優勝と準優勝だった強豪で、そのチームからのオファーは、世界トップレベルの選手だという証しでもある。

「他にもオファーはありましたが、ルブリンが一番早くて。それだけ欲しいと思ってもらえている、自分が必要とされているということ。ポーランド1部リーグはトップリーグの一つですし、ポーランド代表は世界ランキング1位 (今年5月時点)。高さとパワーがあるだけでなく、組織力もプレーのクオリティも非常に高くて、日本代表も勝てていない相手なので、そこで自分が成長することが、日本が勝つことにもつながるんじゃないかなと思って、決めました」

奇しくもこのインタビューの数週間後に行われたネーションズリーグ予選ラウンドのポーランド戦で、日本は17年ぶりの勝利を収めた。ポーランドは主力選手が揃っていなかったとはいえ、髙橋選手は両チームトップの26得点を奪い、まさに勝利の立役者に。サントリーで過ごした昨季、体のキレをさらに増すために徹底的に節制し、体脂肪率を9%台に抑える肉体改造を行った成果を見せつけた。髙橋選手を迎えるポーランドのバレーボールファンにも、強烈なインパクトを与えたはず。とはいえ今年の代表シーズンはまだ始まったばかり。髙橋選手のピークはもっと先にある。代表活動に向かう前、こう語っていたのだから。

「今年の日本代表では、9月のアジア選手権で優勝してロス五輪の切符を獲得するのが一番の目標。そこにピークを持っていき、ベストパフォーマンスを発揮することが自分の責任だと思っています。そのために (6〜7月の)ネーションズリーグではしっかりチームを作りたいし、目標を高く置いて、ファイナルラウンドでメダルを獲得できるように戦っていきます」

Q. 腸活、していますか?

A. してますよ! 今は、せいろ蒸しにハマっています

消化にいいものを摂ることや、寝る前に食事を摂らないことを意識しています。寝る前に食べると睡眠の質に関わるので。特に朝は腸活を意識していて、ご飯に納豆やキムチが定番。ヨーグルトやクロレラも摂り続けています。あと、今はせいろ蒸しにハマっています。油を使わないですし、鶏肉や野菜をぶっ込むだけでいい。例えば玉ねぎやキャベツ、きのこ類、小松菜ですね。小松菜は、ほうれん草よりも栄養価が高いと聞きました。でもSVリーグ終了後のオフ期間だけは、ラーメンなど我慢していたものを思い切って食べました。『anan』の撮影があったのでビクビクしながら(笑)。でもキレイに撮っていただけたのでよかったです。

Profile

髙橋 藍

たかはし・らん 2001年9月2日生まれ、京都府出身。身長188cm。アウトサイドヒッター。大学在学中からイタリア・セリエAで3季プレーしたのち、サントリーでの活躍を経て、今季からポーランドのルブリンへ。日本代表では攻守ともに欠かせない存在。

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1ポーズ目 衣装はすべてスタイリスト私物

2ポーズ目 ジレ、パンツ 共に参考商品 (エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL. 03 -6274 -7070)

写真・矢吹健巳 (W) スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・TOYO (BELLO) 取材、文・米虫紀子

anan 2504号(2026年7月15日発売)より
Check!

No.2504掲載

整う腸活 2026

2026年07月15日発売

お腹の調子だけでなくダイエット効果、免疫力、睡眠の質や肌荒れの改善など全身への効果が報告されている「腸活」。今回は無理せずに日々の暮らしに取り入れられる、やさしい腸活のアイデアをレシピ、アイテム、エクササイズなど幅広く紹介していきます。

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