【COVER STORY】映画『ファーストキス 1ST KISS』の世界観をオマージュしたスペシャルな撮影に!

ライフスタイル
2025.02.04

2/5(水)発売のanan2433号「想いの伝え方。」特集の表紙は、松たか子さんと松村北斗さん。表紙撮影のエピソードを紹介します。

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仕事、家族、友人、恋愛…さまざまなシチュエーションで自分の気持ちや考えをきちんと相手に届けるための、コミュニケーションのヒントを紹介する特集。その特集号の表紙を飾るのは、松たか子さんと松村北斗さん。今回はふたりが初共演を果たした映画『ファーストキス 1ST KISS』の世界観を彷彿とさせる“心が動くとき”をテーマに3パターンの衣装を用意し、撮影を行いました。

まず初めに撮影したのは、デニムオンデニムのカジュアルなリンクコーデから。「このカットは自然な表情を撮影したいので、カメラを気にせずお話ししてください」と編集部がリクエストすると、早速おしゃべりを始めたおふたり。近所のごはん屋さんのことなど、あまりに“普段モード”でお話に夢中になるふたりに「もうすこしだけカメラのほうを意識していただけると…」と思わず声をかけると、おふたりだけではなく、スタジオ内は大きな笑いに包まれました。その後、カメラのモニターに映る松さんに「とってもかわいいです!」とスタッフから声が上がると、照れた表情を浮かべる松さん。そんな愛らしい松さんの姿に「みんな松さんのこと、お孫さんだと思ってますよ」と、松村さんがツッコミを入れ、「なにそれ〜!」と笑いが止まらなくなる松さん。まるで“撮影裏”の表情をのぞき見しているような、ふたりの仲の良さが感じられるリラックス感漂うカットに仕上がりました。

2パターン目に撮影したのは、今季のトレンドカラー赤を主役にしたリンクコーデ。松さんは赤のワンピースに赤のカーディガンを、松村さんは薄いピンクのシャツ&パンツに赤のニットを合わせた衣装にお着替え。松村さんの楽屋とスタジオの距離が少し遠かったこともあり、お着替えを終えて、先にスタジオにいらっしゃったのは松さん。少し遅れて松村さんが到着すると「私のほうがちょっと早かったね」と笑いかける松さんの無邪気な姿に、松村さんだけでなく、スタジオ中が思わず笑顔に。和やかな雰囲気の中、2パターン目の撮影もスタートしました。ネイビーの背景×赤を主役にしたコーディネートのフレンチシックな世界観で、心の機微を感じる切ない表情から、松村さんが松さんの肩に手をかけたり、逆に松さんが松村さんの肩に手をかける愛くるしいショットも。くるくると表情を変え、こちらが指示を出す前に、あ・うんの呼吸でカメラの前でポージングをしてくださったおふたり。短い撮影時間でしたが、互いがリスペクトし合う関係性や、高い集中力を随所に感じました。

最後に撮影したのは、オールブラックでまとめたフォーマルな装い。先ほどまでの柔らかな雰囲気とは一転、クールな世界観で撮影がスタート。松さん、松村さんの順にソロカットを撮り、その後セットにふたりが並ぶと、その凛とした佇まいの美しさに、撮影前からスタッフ一同の大きな歓声が…! 触れ合う距離での憂いを帯びた表情や、松村さんが松さんを包み込むようなバックハグ、互いに目を合わせずともバックグラウンドやドラマを感じさせるカットなど、自然と物語が思い浮かぶような瞬間を収めました。切ない世界観を体現するおふたりの圧巻の表現力は必見です。撮影以来、この日が久しぶりの再会だったそうですが、そんなブランクを全く感じさせない仲の良さや互いをリスペクトする関係性が垣間見られる場面が撮影中、何度もありました。映画『ファーストキス 1ST KISS』の公開が、より楽しみになること間違いなしの貴重なグラビアはぜひ誌面でご覧ください。(KS)

自然光が差し込む、爽やかなスタジオで撮影を行いました。午前中早めの時間からの撮影でしたが、おふたりの温かい人柄と気遣いのおかげで、終始和やかな雰囲気で楽しく撮影は進みました。

MAGAZINE マガジン

No.2433掲載2025年02月05日発売

想いの伝え方。

仕事、家族、友人、恋愛…さまざまなシチュエーションで自分の気持ちや考えをきちんと相手に届けるための、コミュニケーションのヒントを集めた特集です。伝わる会話の基本のキ、TPOに応じた「ありがとう」の伝え方、三宅香帆さんに教わる“推し”の魅力を言葉にする方法、大人気の春とヒコーキに聞くコンビ間でのコミュニケーションなど、いま必要な伝える力を磨くためのトピックスをご紹介。

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