アートと温泉を楽しめる「ホテル川久」も! “白浜レトロモダン”を感じるスポット4選

ライフスタイル
2025.01.25

食べて、見て、泊まって…レトロモダンな和歌山県の白浜探訪。

【ホテル川久】アートと温泉を楽しむ贅を尽くした優美な空間。

世界中から一流のアーティストが集結し、総工費400億円をかけて1991年に開業した「ホテル川久」。隅々まで趣向を凝らした宮殿のような館内は、なんとも絢爛豪華な世界。展示された絵画やオブジェも、ダリやシャガールなど著名な作家のものがずらりと並ぶ。宿泊以外に、美術館としても一般公開しているほか、温泉は日帰りでも利用可能。

22.5金の金箔を貼ったドーム天井と24本の青い柱、ローマンモザイクタイルの床のコントラストがエレガントなエントランスホール。

西牟婁郡白浜町3745 TEL:0739・42・3322 ミュージアム10:30~18:00(入場は閉館の30分前まで) ROYAL SPA13:00~21:00(最終受付は20:00) 不定休 入館料¥1,000、入浴料¥2,000 https://www.hotel-kawakyu.jp

【jiji】昭和レトロなビルで、少しだけ特別な日常服と出合う。

一見シンプルながら、素材と仕立ての良さが魅力の『ジジ』の服。昭和中頃に建てられたというビルの2階にある直営店では、オリジナルの服とともに、『アンダデューラ』のバッグや中本純也の器など、デザイナーの引網さおりさんがお気に入りの小物や器もセレクト。

ショップでは布帛のオリジナル服のセミオーダーも受付。

西牟婁郡白浜町1111‐34  御幸ビルディング2F TEL:0739・20・4907 10:30~17:00 日・月曜休 https://www.jijiatelier.com

【Kagerou Cafe】限定の生かげろうとともにほっこりティータイム。

1933年創業の和菓子店『福菱』が手掛けるカフェ。こちらで味わいたいのが、代表銘菓・かげろうを使った限定スイーツ。生クリームやフルーツをサンドした「生かげろう」は、常時12種類ラインナップ。軽やかな口溶けとノスタルジックな味わいが魅力。モーニングメニューやランチなども楽しめる。

ふんわりと軽い食べ心地だからいろんな味が楽しめる。季節の生かげろう 右から、抹茶¥200、みかん¥250、塩ミルク¥200。

西牟婁郡白浜町1279‐3 TEL:0739・42・3129 8:00~18:00(17:30LO) 無休 https://fukubishi.co.jp

【くろしお想】洗練された寛ぎの宿で美食と温泉を満喫。

白浜の町並みを見渡す高台に、静かに佇む温泉宿。到着すると、陽光が降り注ぐロビーで、季節の生菓子とお茶によるおもてなしが。宿のコンセプトでもある、『徒然草』から名付けられた客室は全11室。紀州材や土壁、保田紙など自然素材を取り入れた和モダンなインテリアと、窓の向こうに広がるのどかな風景が、心和むひとときを演出。大浴場や貸し切り風呂では、白浜温泉が源泉掛け流しで楽しめる。また、東京・南青山のミシュラン一つ星の日本料理店『てのしま』の林亮平シェフが監修する食事も自慢の一つ。魚介や熊野牛、野菜、果物…新鮮な地元の食材をふんだんにちりばめ、その洗練された味わいは、白浜の旅の時間を豊かに彩ってくれる。

日本三古湯の一つに数えられる白浜温泉。信楽焼の半露天風呂を備える大浴場のほか、檜風呂の貸し切り湯(無料・要予約)でも満喫できる。

半露天風呂がある2階のコーナージュニアスイートルーム「春の行方」。窓際のカウンター席に座り、景色を眺めながらのんびり過ごすのもいい。

西牟婁郡白浜町1155 TEL:0739・42・3555 1泊2食付き(1室2名利用)1名あたり¥36,300 ~ チェックイン15:00  チェックアウト11:00  アクセス/JR白浜駅、南紀白浜空港より車で約10分 https://kuroshio-sou.com
写真・山口 明 取材、文・野尻和代

anan2431号(2025年1月22日発売)より

NEW MAGAZINE最新号

No.24312025年01月22日発売

冬のご自愛旅へ。

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