【ホテル川久】アートと温泉を楽しむ贅を尽くした優美な空間。
世界中から一流のアーティストが集結し、総工費400億円をかけて1991年に開業した「ホテル川久」。隅々まで趣向を凝らした宮殿のような館内は、なんとも絢爛豪華な世界。展示された絵画やオブジェも、ダリやシャガールなど著名な作家のものがずらりと並ぶ。宿泊以外に、美術館としても一般公開しているほか、温泉は日帰りでも利用可能。
【jiji】昭和レトロなビルで、少しだけ特別な日常服と出合う。
一見シンプルながら、素材と仕立ての良さが魅力の『ジジ』の服。昭和中頃に建てられたというビルの2階にある直営店では、オリジナルの服とともに、『アンダデューラ』のバッグや中本純也の器など、デザイナーの引網さおりさんがお気に入りの小物や器もセレクト。
【Kagerou Cafe】限定の生かげろうとともにほっこりティータイム。
1933年創業の和菓子店『福菱』が手掛けるカフェ。こちらで味わいたいのが、代表銘菓・かげろうを使った限定スイーツ。生クリームやフルーツをサンドした「生かげろう」は、常時12種類ラインナップ。軽やかな口溶けとノスタルジックな味わいが魅力。モーニングメニューやランチなども楽しめる。
【くろしお想】洗練された寛ぎの宿で美食と温泉を満喫。
白浜の町並みを見渡す高台に、静かに佇む温泉宿。到着すると、陽光が降り注ぐロビーで、季節の生菓子とお茶によるおもてなしが。宿のコンセプトでもある、『徒然草』から名付けられた客室は全11室。紀州材や土壁、保田紙など自然素材を取り入れた和モダンなインテリアと、窓の向こうに広がるのどかな風景が、心和むひとときを演出。大浴場や貸し切り風呂では、白浜温泉が源泉掛け流しで楽しめる。また、東京・南青山のミシュラン一つ星の日本料理店『てのしま』の林亮平シェフが監修する食事も自慢の一つ。魚介や熊野牛、野菜、果物…新鮮な地元の食材をふんだんにちりばめ、その洗練された味わいは、白浜の旅の時間を豊かに彩ってくれる。