『東大王』などでも活躍するクイズ王・伊沢拓司さんを中心に、個性豊かなメンバーが揃うQuizKnock。今回は伊沢さんに加えて、河村拓哉さん、須貝駿貴さん、山本祥彰さんがご出演。「今日はよろしくお願いします!」と礼儀正しくスタジオ入りした出演陣は、さっそくグラビア撮影へ。今回の撮影セットのテーマは、「早稲田式早押し機」。QuizKnockのYouTubeチャンネルでもおなじみ、各大学のクイズ研究会でも使用されている早押しクイズ用の機械です。黒い本体にランプが乗っていて、赤・青・黄色・緑の4色があります。人が乗れるサイズの白いキューブをランプに見立てて4色の紙を巻き、黒い布を床に敷いたら準備完了。メンバーの初見の反応は「Googleのロゴの配色ですか?」というものでしたが(笑)、概要を説明すると「なるほど~!」と嬉しいリアクションが。撮影は順調に進み、普段動画などで見せる表情とはまた一味違った姿を写真に収めることができました。
インタビューは、ソロ・バディ・座談会の3パターン。ソロインタビューでは「学びのマイルール」や「学びにつながったクイズの設問」、バディインタビューではメンバーに対してリスペクトしている点、座談会では「学びを好きになる方法」「スランプへの対処法」などを伺っています。4人の思考法に触れると、「学び」へのイメージがやわらかくほぐされていきます。また、どのような姿勢で取り組めばポジティブな結果を得られやすいかなど、勉強に対して苦手意識を持っている人も置き去りにすることなく、的確なアドバイスも次々飛び出しました。
驚かされるのは、撮影の待ち時間中のちょっとした雑談でも、メンバー間で知識のトス回しが始まっていたこと。ホリゾントの壁を触って「これ、材質は何なんだ?」と考察したり、差し入れのドーナツの箱に描かれていた白熊の絵を見て「白熊といえばベルクマンの法則(寒冷地に行くほど動物の体が大きくなる法則)!」「アレンの法則(寒冷地に行くほど、耳など動物の体の突出部が小さくなる現象)!」とクイズのベタ問(定番の問題)の答えを確認しあったり。彼らにとっては、生活の中のあらゆることが学びと繋がっている、そして、そういった目線で世界を見ることはとてもワクワクすることなのだということが伝わってきます。
記事内で、伊沢さんが「学びを深めるには、そのテーマを面白がっている人に話を聞くと、面白さの要点がわかる」というお話をしてくださいました。今回の取材ではまさに、「学び」を面白がっているQuizKnockメンバーを通して、その面白さが伝わってくる内容となっています。ぜひ、誌面でその熱を感じてみてください。(SK)
撮影に使用したカラーキューブ。待ち時間にはこの上にちょこんと座ってPC仕事をするメンバーの姿も。
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