人生経験豊富な2人の小説家が恋の悩みにアドバイス。いま悩んでいない、という人もぜひ読んで。【anan編集部リレー日誌】

ライフスタイル
2022.10.25
マッチングアプリで出会う人が増えているように、出会いや恋愛そのもののパターンが、多様化したり様変わりしていますが、これだけは昔も今も大きく変わっていないんだなと思ったのが“恋の悩み”です。読者から悩みを募ったところ、「彼の本心が分からない」「友だち以上に進展しなくて…」「失恋して心にぽっかり穴が」など、恋をしているからこそモヤモヤしてしまう、ある意味ピュアな悩みが集まりました。今回ananが、そんな相談者の悩める恋心を解き明かして、前を向けるようアドバイスを求めたのは2人の小説家の先生です。

一人は、これまでに数々の恋愛小説を書かれていて、2020年に『流浪の月』で本屋大賞を受賞された、凪良ゆうさん。もう一人は、働くすべての人に読んでほしいエンタメ作『店長がバカすぎて』の作者、早見和真さんです。おふたりに取材をお願いしたところ、すぐにご快諾していただけました。

凪良さんの取材は、凪良さんが九州や中国地方の書店訪問から帰京された当日で、おそらくかなりお疲れだったと思うのですが、そんなそぶりも見せず一つ一つ丁寧に答えてくださいました。ご本人は「ちょっとキツい感じの言い方が多くなったかも」と心配されてましたが(全然そんなことはないと思います!)、同じ女性としての、かつ大人の女性からの、恋愛だけでなくこれからの人生をどう生きていけばいいかという、気持ちのこもったメッセージだと感じました。

そして、「恋愛相談は初めて」という早見さん。取材時も、ロング丈のジャケットを素敵に着こなしておられ、低めのトーンで話す、まさに人生経験を積んだ大人の男性、といった佇まい。最初はちゃんと答えられるかなぁと不安げだったのですが、一つ目の悩みに対するアドバイスがとても的確で。でもご本人は、淀みなく語っている自分の姿に、「こんな回答で大丈夫? 急に怖くなってきた」と我に返り、その場にいた全員が大爆笑でした。ご自身の面白すぎる経験を交えながらの早見さんのご意見、参考になると思います。

相談者から寄せられた短い文章から、まさに行間を読み取り、単語の一つ一つから相談者の心情や相手の本音を推察する想像力は、おふたりとも、本当にさすがだなと思いました。ananでは、恋だけでなく人間関係や人生相談、その他いろいろな企画で小説家の先生に取材でご協力いただくことがありますが、今回の“恋の悩み相談”もそれがハマった読み応えのあるページになっていますので、ぜひじっくり読んでみてください。恋に悩んでいない人もぜひ(笑)!(KM)



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