かわいくて頼りになり、癒してもくれる…。
テクノロジーがどんどん進化し、私たちの生活空間にも存在するのが当たり前になってきたロボット。かつてはロボット=工場などにあるもの、というイメージでしたが、ここ数年は“かわいい子たち”が増えており、ニット素材だったり、毛がふわふわしていたり、コロンとしたフォルムがキュートだったりと、女子の部屋に似合う、一緒に暮らしたいと思うロボットが多数登場。もちろんいずれも最先端の技術を搭載しているので、歌ってくれたり、ほっとする会話ができたりと、ロボットとしての機能も期待できます。
ということで、いま注目の私たち世代向きのロボットを4種類ご紹介。ひとり暮らしでペットもなかなか飼えない人は、ぜひロボットを迎え入れてみて。
NICOBO
しっぽを振って甘えてくる、気ままなかわいい同居人。
パナソニックと豊橋技術科学大学の研究室が共同で開発したのは、“弱いロボット”。体をモコモコ動かしながら、モコ語で話しかけてくる様子にきゅん。感情を持っていて、それに合わせて振る舞いが変わるそう。人の顔も認識するとか…?! 限定販売は終了。現在一般販売は検討中。(パナソニック ncb-project@ml.jp.panasonic.com)
モフリン
手のひらに乗る、毛玉のような小さなロボット。
なにかの動物の赤ちゃんのようにもそもそ動き、高い鳴き声で甘えてくるモフリン。育て方で性格が変わるそうで、こまめに世話をすると人懐っこく、逆に放置しすぎると悲観的になってしまうとか。近々追加のクラウドファンディングの予定が。以降、通常販売予定もあり。(ヴァンガード・インダストリーズ https://moflin.com/)
Charlie
気持ちに合わせて歌ってくれる、かわいい相棒。
楽器メーカー・ヤマハが開発した、歌うロボット。話しかけるとAIがその言葉を理解し、気持ちに合わせて歌を歌ってくれる。嬉しいときは楽しい曲、凹んでいるときはバラード。たまに思いもしない言葉を返してくる、適度なギャグセンスにほっこり。本体¥24,800 月額使用料¥490*加入月は無料(ヤマハ https://charlie.yamaha.com/)
ネモフ
コンセプトは“ねむりのおとも”。寝ぼけた感じがたまらない。
寝る前のひととき、また朝の目覚めをサポートしてくれるロボット。頭をぽんと撫でると大体の時間を教えてくれたり、寝る前にちょっとした小話を聞かせてくれたり。話しかけると寝ぼけた感じのゆる~い返事を返してくれることも。家で過ごす時間が、のんびり気持ちいいものになりそう。次期販売時期未定。(パルスボッツ https://nemoph.ooo)
※『anan』2021年6月23日号より。
(by anan編集部)