文・田中亜子
衝撃! 理解できない義実家エピソード3選
夫も理解できないのだから、義両親なんてもっと無理。そんな女性たちの悲痛な叫び(!?)を3つご紹介します!
孫に出した食器は愛猫用のだった…
「コロナ禍になる前のこと。年に数回しか行かない夫の実家へ、3歳になる娘を連れて遊びに行きました。『よく来たねぇ!』と温かく迎えてくれて私も久々にうかがってよかったなと思ったんです。家に上がった早々、飼われていた猫が、水玉模様のお皿でキャットフードを食べてたんですよね。かわいい柄だったから妙に印象に残ってました。で、お昼になったときに、息子の前にあの水玉のお皿が出されたんです、ほかほかのご飯がふんわりと盛られて。『え、猫が食べてたやつ…!?』と思ったんですけど、きっとかわいいから孫用にも買っておいてくれたのだろうと、ありがたくいただきました。でも、見てしまったんです。その後、義母がその皿を洗って、また猫のキャットフードを入れていた姿を。
きっと子ども向けの皿がないなかで、食事を楽しめるようにかわいい皿をという、義母なりの気遣いだったと思うんです。それに、しっかり洗ってくれていたようですし。溺愛つながりで、猫と孫を一緒にしちゃったのかなと自分に言い聞かせたりするんですけどね、でも、育児中ってちょっとナーバスになっているので、衛生面や孫という存在をどう見ているのかなど、複雑な気分にもなってしまいました」(34歳・会社員)
価値観って人それぞれ本当に違いますよね。良かれと思ってやったことが裏目に出ることも多くあります。でも、それは相手の立場になって考えてみるとけっこう防げるのではないでしょうか。人とのコミュニケーションにおいて、思いやりがいかに重要であるか、改めて考えたいと思うエピソードでした。
私のことを全く聞いてこない…
「夫の両親は穏やかで無口なほう。それでも、義実家へうかがった時は私にいろいろと話しかけてくれます。『〇〇くん(夫のこと)は、どう?』『△△ちゃん(娘のこと)は、もう予防接種した?』など、それらに対して普通に答えていたんですよね。でも、先日ふと衝撃の事実に気づいてしまったんです。夫と交際して3年、結婚して7年が経ち、義両親とも10年近くのお付き合いになるのですが、これまで一切、私について何も聞いてこないことを!
以前も『あれ?』と思うことはあって、いきなり義母から『仕事は忙しいの?』と聞かれたので、『私のことですか?』と聞き返したら、『違う、違う、〇〇くんの』と言われたんですよ。なんだ、私のことじゃないのか、と少し残念に思ったんですよね。そこから、じわじわと疑念を抱くようになり、意識してみたら、義両親ともにほんっとに私のことに触れないんです。つまり、全然興味ないんですよ。私だって人生いろいろあるのに、と悲しくなりましたけど、そこは割り切るしかないですよね。笑顔の仮面をかぶって、夫や娘のことを話しています」(33歳・会社員)
100歩譲って、パーソナルな部分に簡単に立ち入ってはいけない、なんていう今どきの考え方だったとしても、知り合ってもう約10年ですからね。少しは聞いてくれてもいいようなものです。ちなみにこの方、うかがった際は、義両親に体調や近況などを積極的に聞いているそう。ならばなおさら、ですね。波風立てるのも面倒ですし、笑顔の仮面、続けるしかないですね…。
プレゼント贈り続けても無反応…
「結婚して5年になります。義両親へは誕生日はもちろん、母の日、敬老の日、バレンタインデーと節目の時には必ず何かしらを贈っています。でも、今まで反応があったのは、鉢植えを贈った2回だけ。しかも、ショートメールで『ありがとうございます』のひと言ですよ。お礼を言ってきた鉢植えが好みだろうと、以降も鉢植えにしたら、また無反応で。嬉しくないんだろうな、と解釈して、品を代えたり、子どもの写真や手紙を添えたりもしたんですよ。でも、一向に変化はありません。
それでも贈り続けるのが、昔でいう嫁の務めなのかなとも思うんですけど、でも、はっきり言って、人間性を疑いますよね。見返りを期待してるわけじゃないですよ、こっちはリアクションがほしいだけ。相手がどう感じたのか知りたいじゃないですか。言いながら腹が立ってきてしまいました。まぁ、こういう姑にはならないようにしようと、学ぶことはできましたね」(32歳・研究職)
お正月やお盆に帰省した際は、普通に会話をするけれど、プレゼントのことは全く話題に出ないとのこと。もらって当たり前と思っているのかも? 相手が沈黙だと、いろいろと詮索してしまいますよね…。必要経費と思って、贈り続けるしかないのでしょうか。
以上、女性に聞いた「理解できない義実家エピソード」でした。義理の親と良い関係を築いている方はたくさんいると思いますが、そうじゃない方も数多くいるよう。でも、それは仕方ないことです。くよくよ考えるのは時間のムダですから割り切りましょう。
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