循環する未来を見据えて。ゴミから生まれた新シリーズ。
NIKEのスニーカー
ナイキにとって「宇宙ゴミ」ともいえる工場の床に廃棄されるスクラップを甦らせ、循環性を重視したデザインに仕上げた新たなコレクション。「プロダクトは将来的に循環していくと思いますが、その先駆けだと思います。ものづくりがサステナブルであるほうがいいというのはもはや当たり前となってきましたが、製品のゴミから新たな製品を生み出すというのはまた次の次元。ぜひ手に取ってみたいです」。スペース ヒッピー 価格未定※今夏発売予定(ナイキ/ナイキ カスタマーサービス TEL:0120・6453・77)
作る人も着る人も豊かにするこだわりをちりばめて。
10YCのスウェットとパーカ
10年後も着続けたいと思える商品を提案するブランド。肌ざわりや着心地などにこだわっているほか、カラーリフォームといったアフターフォローにも対応。「10YCは生産過程や作り手、そのコストもオープンにしている。これは決意のいることで、本当にすごいと思います。ユニセックスなアイテムが中心で、ストリートとかカジュアル好きな自分にもなじみやすい」。左から、フーディ各¥14,800~¥15,709 スウェットシャツ各¥12,362~¥13,754※サイズにより価格が異なる(10YC https://10yc.jp)
デザインから生産、輸送まで無駄なくシンプルに。
CALLMOONのジュエリー
有機的で洗練された表情のコールムーンのジュエリー。使われている主な素材は再利用可能なシルバー。デザインから生産まで廃校を改装したアトリエのある台東区で行い、地域環境の循環にも取り組んでいる。また、梱包は再生紙で輸送時に発生するCO2削減にも配慮。「思想や背景がしっかりあるところや、シンプルなのに存在感のあるデザインも素敵」。リリー イヤリング¥53,000 ルパ ネックレス¥45,000 ヴォイド イヤーカフ¥39,500(以上コールムーン/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)
一年中、快適な着心地! メリノウールのインナーウェア。
johaのウールレギンスとウールタンクトップ
デンマーク生まれのウールの肌着ブランド、ヨハ。化学薬品を使用せず、厳しい品質管理が行われている製品は、ノルディックエコラベルの認証も受けている。代名詞である最高級の極細メリノウールを使った肌着は、保温性と排湿性が高く、防臭効果もあり。冬は暖かく、夏はさらりとして一年中使える。「冬はずっとレギンスをはいていましたが、暖かくて、肌に優しくて最高。夏はタンクトップを愛用中」。左・メリノウール100% タンクトップ各¥5,600 右・同 レギンス各¥7,300(以上ヨハ/UNIT www.unit-ew.com)
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エシカルで肌にも優しいビオリコットンを使用。
EMILY WEEKのワンピース
オーガニックコットンの生産地、インド、タンザニア。この地域で暮らす人々の自立支援をする「ビオリプロジェクト」から生まれた、良質なオーガニックコットン生地を使用。環境に負荷を与えず栽培され、第三者機関の厳しい検査により認証された素材は、素肌をふわりと包み込んで着心地抜群。「肌ざわりが本当に気持ちよくて。昨年、この素材のサニタリーショーツをエミリーウィークとコラボで作りました」。オーガニックコットン リブスムースワンピース¥16,500(エミリーウィーク ルミネ池袋店 TEL:03・5954・8126)
ハル “同世代の人と一緒に考える場を作ること”がテーマのインディペンデント誌『HIGH(er)magazine』編集長。プロデュース事業などのHUG取締役も務める。
※『anan』2020年4月8日号より。写真・大内香織 取材、文・野尻和代
(by anan編集部)