毎日、長い時間、職場で椅子に座っている人は多いはず。
「座っているときの腰や背中への負荷は、立っているときよりはるかに高くなるんです。つまり、座る=ラクではないんですね」(ピラティストレーナー・柳沢とも子さん)
負荷を減らすカギは、体に合う椅子に正しい姿勢で座ること。「椅子選びのポイントとなるのは、高さや座面の奥行きが体に合っていること。間違えると姿勢が崩れる原因に」(チェアコンシェルジュ・脇田学さん)
「“いい姿勢を作ろう”とするより、こまめに筋肉を動かしてほぐすことが大事。すると、正しい姿勢が自然とラクにとれるようになります」(柳沢さん)
ここでは、職場の椅子を快適にする工夫をお勉強。さらに、自然と正しい座り方ができるコツを伝授します。
職場のイスが固定タイプのスタッキングチェアの場合
重ねて収納できる、オフィスや会議室で見かけることが多いタイプ。背もたれと座面がくっついており、高さが変えられず、座面の素材も硬い。
<問題点1>座面の奥行きと高さが変えられない!→ひざ裏の角度を広げてあげよう。
本来は深く座るのが正解。でもサイズが大きすぎると、ひざ裏が座面に当たり、ふくらはぎを圧迫。脚とお尻がむくむ原因に。フットレストや台を足元に置いて角度を広げてみて。
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柔軟に形を変えるゲルクッションと、柔らかい低反発ウレタンフォームクッションの2重構造。お尻の形に合わせて沈み、圧迫感を軽減。バウヒュッテ ずっと座りたいクッション¥7,500(ビーズ TEL:06・6732・4310)
職場の椅子が可動タイプのオフィスチェアの場合
背もたれと座面が離れていて、プラスチックなどで繋いだタイプ。隙間に腰が落ち込み、姿勢が崩れがち。座面の高さは調節可能なものが多い。
<問題点>座面と背もたれの間に隙間が!→猫背にならない工夫を。
座面と背もたれの間が空いた椅子は、背中の上部だけが固定され、腰がどんどん隙間にハマるため猫背になりやすい。この場合は、背もたれに頼らず前の方に座るのがベター。
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カイロプラクター監修。腸骨を左右から支えて骨盤を安定させ、さらに背骨のS字カーブを保ちやすくする。椅子やソファの上に置いて使って。スタイルバタフライ(レッド)¥6,300(MTG TEL:0120・467・222)
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