神保町『ジロトンド』は、かつて同じ店で修業していた2人が昨年末にオープンしたイタリア料理店。メニューを見ると「温州みかんでマリネした鶏のロースト」「八海山山麓の清流で育った美雪鱒の燻製」「ヘップバーンのガトーショコラ」…って何? と興味津々の料理が並んでいる。原耕平シェフのレシピは「日本の素材で作るイタリア料理」が基本。写真の新作パスタを「旬のホタルイカと筍とドライトマトを使っています」とサラリと説明するが、一口味わえば、香ばしさ、ほろ苦さ、甘酸っぱさなど複雑な旨味が口いっぱいに広がる。「実は具材をペーストにしてからめてるんです。作っているうちに考えついて」。なるほど、いいアイデア!
この料理をさらに際立たせるのが、オーナーソムリエの村上裕一さんが選ぶワイン。北イタリア・フリウリのリボッラ・ジャッラ、ラディコンの2006。ボディのしっかりした白ワインで「筍の酸みも考慮して選びました。といっても、要は飲んでおいしいことがいちばん」。かつて5年間イタリアでワインを勉強したという村上さん。料理に合わせてワインを選ぶペアリングには、その知識と経験が活かされる。シェフの創造力とソムリエの力量。息のあった二人の料理とワインで、ペアリングの楽しさを体験してみて!
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