透明感あふれる彩りと、つるんと喉を滑る食感がたまらない夏の定番。この夏は胸がきゅんとする彩りやかわいいデザインに注目して、目でも癒しを感じたい。いつかお母さんが作ってくれたようなノスタルジック系あり、さくらんぼにひよこ型など乙女モチーフもあり。カラフルで愛らしい逸品が揃いました。
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乙女なゼリー&プリン

a、【アルパカコーヒー】アルパカプリン
深煎りの自家焙煎豆が香る、2層仕立てのコーヒープリン。
富山県のコーヒーロースターの店主が「自分好みのなめらかプリンを自家焙煎の豆で…」と生み出した、コーヒーが豊かに香るプリン。アルパカのイラストがかわいいボトルの中は、こっくり濃厚なコーヒープリンと甘さを抑えたコーヒーゼリーの2層仕立て。「深煎り豆を抽出して作るほろ苦くコクのある味わいは、コーヒー専門店だからこそのおいしさ。仕事中の癒し兼リフレッシュにどうぞ」(スイーツライター・chicoさん)
b、【アンスリーファーム】プチジェリチェリー
食後の一口に、お酒とともに。さくらんぼの美麗デザート。
蜜煮にしたさくらんぼを、一粒ごとにゼリーの薄膜でくるんで。「さくらんぼそのものの形を生かしたつややかな姿がインパクト大! 食後のデザートにも、ワインなどのお酒とのペアリングを楽しむのも至福です」(chicoさん)。冷凍で届くので、半解凍でシャリシャリ食感を楽しむもよし、全解凍でつるりといただくもよし。さくらんぼの豊かな風味はもちろん、解凍具合により全く違う食感を楽しめるのも魅力。
c、【たかはたファーム】カラフルボール
5種のフルーツと2種のゼリーを閉じ込めた、ポップな一品。
マンゴー、洋梨、すいか、メロン、さくらんぼ。5種の果肉とキウイとソーダミルクの2種のボールゼリーをバニラゼリーに閉じ込めた、見るだけで楽しくなるミックスゼリー。「ちょっと疲れたときの自分へのごほうびにすれば、ポップな色合いのフルーツボールで目も舌もリフレッシュできますよ」(chicoさん)。パワーチャージできるカラフルな色合いは、お見舞いの手みやげとしても喜ばれそう。
d、【東京ひよ子】ひよ子プチデザート
ぷるんと揺れる姿も映える、あの銘菓の夏限定アイテム。
かの有名な「ひよ子」が、マンゴー、ストロベリー、メロン、グレープとフルーツ風味のゼリーに変身して(?)揃いぶみ! 「デパ地下で見つけて以来、よくおつかいものにしています。カラフルな彩りと、ぷるぷる揺れるひよ子たちがかわいい!」(お笑い芸人「ぼる塾」・田辺智加さん)。アルコール不使用なので贈る相手を選ばず、子供から大人までみんなで楽しめる、そんな仕様もうれしい。夏季限定。
e、【上ボシ武内製飴所】アップルジュエル
青森産りんごの風味がはじける無着色のまあるいゼリー。
江戸時代から青森県でのれんを掲げる菓子の老舗が、県内五戸町の紅玉りんごで作った、キャンディのようなゼリー。「出合いのきっかけは、友達からの差し入れ。持ち歩いて、おやつにぽんっと口に入れられる気軽さも好きです」(田辺さん)。ゼリーを包むゴムに楊枝でぷちっと穴を開けると、すぐにぷるんと琥珀色のゼリーがはじけ出る。そんな昭和の駄菓子風のスタイルが大人には懐かしく、若い世代にはきっと新鮮。
f、【ゼリーのイエ】詰め合わせセット
ノスタルジックな姿に味に心ときめく名作ゼリー。
幾重にも重なる色とりどりのゼリーは「時代に左右されないおいしさを」と親子2世代で作り継ぐ伝統の味。「雑誌で見たとき、その見た目のかわいさと透明感に驚きました。お友達が家に来たときに、テーブルに広げてみんなで食べたいです♪」(田辺さん)。Webでは月曜21時からその週の販売がスタート。いつもすぐ売り切れるから早めにポチりたい。種類指定不可。
Profile
田辺智加さん
お笑い芸人・ぼる塾。1983年生まれ、千葉県出身。お笑いカルテット・ぼる塾のメンバー。芸能界のスイーツ女王の異名をとり、守備範囲はロケ先で知った地方の味からデパ地下まで。著書に『ぼる塾 田辺のスイーツ天国』(マガジンハウス)。
chicoさん
スイーツライター。雑誌、Web、TVなどでの執筆や特集監修、コメントなどで活躍。ホテルやパティスリーのシェフたちとの交流も深く、新作情報には誰よりも早耳。弊誌で「Food topics~chicoのお菓子な宝物」を好評連載中。
anan 2453号(2025年7月2日発売)より