ビスケット缶がかわいい、おいしい! スペシャリストが選ぶ“今年の手みやげBEST5”

フード
2023.11.17
スペシャリストがセレクトする、今年の手みやげBEST5。ライターの齋藤優子さんが今年心を奪われたイチオシの手みやげは?

持ち歩きに気を使わず見栄えがするスイーツを。

ジャンルを問わず、おいしいもの情報をくまなくキャッチしているライターの齋藤優子さん。今回選んでくれたのは、クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子から、葛湯といった変化球までバラエティに富んだ手みやげたち。

「年々、暑い時期が長くなっているので、一日持ち歩いてもとにかく形や味が変わらない商品を念頭に、手みやげを選んでいます。幸い近年は、クッキー缶はもとより、葛湯のような飲み物にしても、パッケージにこだわっているものが増えているので助かります」

お店や素材のストーリーを添えれば、さらに喜ばれる贈り物に。

「商品のこだわりなども一言添えると話のきっかけになるし、贈った方にも喜んでもらえます」

BUTTER 美瑛放牧酪農場

ビスケット小缶No.1 6種類34枚入り¥4,104

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店頭で毎日作られるフレッシュなバターを使った焼きたてビスケット。
北海道・美瑛町の牧場で放牧され、牧草を食べて育った牛たち。その生乳で作られる、できたてバターのお店が東京に進出。「バターから手がけたビスケット缶、というのが今どき。バターの風味がしっかりあるので、1枚でも満足感が」。●東京都千代田区丸の内2‐4‐1 丸の内ビルディングB1 TEL:03・5860・3695 ショップ10:00~21:00(日・祝日~20:00) 無休(施設に準ずる) https://biei-farm.co.jp/butter/index.html

glutenfree pattiserie YURIKO MINATO(グルテンフリー パティスリー ユリコ ミナト)

HANA キャロブサンド 9枚入り¥1,500

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グルテン&白砂糖不使用のギルトフリーなクッキー。
2021年オープン、グルテンフリーのお菓子屋さんが作るキャロブを使ったクッキー。「米粉100%のお菓子はなかなかおいしいものに出合えなかったのですが、これは穏やかな甘みとさっくりとした食感で味もいい。見た目も可愛いし、チョコに風味が似たキャロブも美味」。●奈良県奈良市登美ヶ丘3‐2‐10‐1F TEL:070・4412・5212 10:30~16:00 不定休(Instagramで確認) https://yuriko-minato.stores.jp/で購入可。

田谷商店

葛湯 3種6個入り¥1,620(プレーン、煎茶、生姜)

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先人たちの知恵とやさしさが詰まった、心安らぐ贈り物。
上質な葛粉の産地・奈良にて、伝統に新しさを加えた葛湯が誕生。国産100%の吉野葛に地元食材を掛け合わせた葛湯セット。「体が温まって胃腸にやさしい葛湯は、寒くなる季節にいつもの紅茶やコーヒーに換えて知人に会う時に持参しています。パッケージもさることながら、生姜や煎茶のフレーバーも加えてアレンジしてあるので、日本伝統の飲み物なのに新鮮な印象」。https://tayashoten.base.shopで購入可。

MAISON LE ROUX KOBE(メゾン・ルルー 神戸)

パータタルティネ(ボンソンクール、キャラメリエ) 100g各¥2,430

Food

濃厚なチョコレートと塩バターキャラメルのペースト。
塩バターキャラメルC.B.S.(R)で人気を博した〈アンリ・ルルー〉が、〈メゾン・ルルー〉にリブランディグして神戸に上陸。「どちらもナッツがたっぷり入っていて、コクとシャリシャリとした食感がやみつきに。そのままでもバターと重ねてもおいしい。小ぶりなサイズも手みやげにぴったり」。●兵庫県神戸市中央区三宮町2‐8‐1 TEL:078・599・5922 10:00~19:00 火曜休 https://maisonleroux.jp/ 通販サイト作成中。

ATELIER PAGES KYOTO(アトリエ パージュ 京都)

ケーク オ キャラメル エ セル デ ゲランド 1本¥2,700

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話題性も抜群! お菓子に一過言ある方への手みやげに。
パリでミシュラン1つ星を持つ『レストラン パージュ』の手島竜司シェフのアトリエが、7月に京都にオープン。「塩キャラメルはフランスらしい味ですが、ゲランドの塩で塩味を、無精製の黒糖でキャラメル風味を出していて、その味わいと口どけの良さに、日本人シェフならではの繊細さを感じます」。●京都府京都市中京区下丸屋町412‐3 TEL:なし 10:00~18:00 水曜休 https://shop-atelier-pages.com/で購入可。

齋藤優子さん ライター。東京と京都を中心に、全国各地の体にやさしくて、おいしいものを探し求める美食家。本誌のほか『BRUTUS』『&Premium』などの雑誌やWebで、フード、スイーツを中心に執筆。Webサイト「anna」では関西の甘いもの連載も持つ。

※『anan』2023年11月22日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・岡井美絹子 撮影協力・UTUWA

(by anan編集部)

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