「薬膳グラノーラ」で“おいしく整える” 美容と健康に嬉しいギフト

フード
2020.08.12
ギフトコンシェルジュの真野知子さんがおすすめするギフトをご紹介。今回は『Arkhe apothecary&kitchen(アルケー・アポセカリー&キッチン)』の乾物です。
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新木場にある複合施設「CASICA」に『アルケー・アポセカリー&キッチン』がオープンした。“おいしく整える”をコンセプトに、アーユルヴェーダや薬膳の考え方を基にしたオリジナルブレンドのグラノーラ、出汁、お茶などが揃う。レシピ監修は南風食堂の三原寛子氏が担当。商品が陳列されているコーナーは棚一面に乾物の入ったジャーがズラリと並んで、歴史を感じさせる薬膳薬局さながらの雰囲気だ。

手に取ったのは美容に特化した薬膳グラノーラ。ジンジャーベースにメープルシロップやさとうきびで甘さを加え、陳皮、クコの実、黒大豆、棗など体を温め、巡りをよくする食材をブレンドしたもの。アーモンドミルクや酸味のない豆乳ヨーグルトを合わせると、素材の旨味や甘さ、コクもしっかり味わえ、リズミカルな食感も◎。出汁はたまねぎや雪中キャベツの甘み、セロリと伊豆産の原木椎茸の香りや旨味が力強く、ポトフなど洋風の煮物とも相性がよい。店内のカフェでは薬膳ベジカレーに使われているそう。真夏にぴったりなお茶も見つけた。薄荷やレモンバーベナ、スペアミントの爽やかさが最初に駆けぬけて、陳皮とエルダーフラワーの香り、後から追いかけてくる棗の甘みが印象的。夏バテ気味な体に嬉しいギフトがここに。

右から、雪中キャベツと椎茸の野菜出汁(8g×15包入り)¥1,800、薄荷と陳皮の文山包種茶(70g)¥1,500、枸杞と陳皮の薬膳グラノーラ(180g)¥1,500。出汁は3種、お茶は5種、グラノーラは7種揃う。お茶は大船の杉本薬局と三原さんによる監修で生まれたもので、カフェでも提供。

Arkhe apothecary&kitchen 東京都江東区新木場1-4-6 TEL:03・6457・0827(キッチン)、TEL:03・6457・0826(ショップ) 11:00~18:00(17:30LO) 月曜休(祝日の場合は営業、翌火曜休) https://casica.tokyo/arkhe インテリアショップやスタジオなどの複合施設に誕生した新スペース。物販に加え、これらを使ったメニューを楽しめる食堂がある。

まの・ともこ ギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。

※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 文・真野知子

(by anan編集部)

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