「旬の素材と合わせることで、季節を存分に感じられ、チョコレートの新たな魅力に出合えること。その一方で、チョコレートをメインにしたものは通年で食べられる定番もたくさんあり、安心感があるのもまた嬉しいところです。ホイップクリームやソフトクリーム、バニラアイスクリームとの合わせ方、またバナナやナッツといった主張の強い素材との対比もおいしさのポイントです」
斧屋さんおススメの定番チョコレートパフェを教えてもらいました。
風味と口溶けの違いを表現した正統派パフェ。
ドゥバイヨル 丸の内オアゾ店「パルフェ ショコラ」
ベルギー・ブリュッセルに旗艦店を構える高級パティスリー。数あるデセールメニューの中でも、昨年5月に仲間入りしたパフェが、登場して間もなく人気1位になるほどの大ヒット。パフェの中心は本国から直輸入したグラス ショコラとソルベ ショコラ ノワール。なめらかな口溶けと濃厚なコクのグラス、すっきりとした食感なのに食べるとだんだん粘り気を帯びてくるユニークなソルベ。それぞれからカカオの奥深さが伝わってくる。自家製のココア クランブルは上質なバターを使ってサクッと焼き上げているもの。
「ココア クランブルとキャラメリゼしたヘーゼルナッツの風味と食感がアクセントに」。(パフェ評論家・斧屋さん)
カカオとも相性抜群だ。
¥1,400。フルーツたっぷりの「パルフェ フリュイ」も。東京都千代田区丸の内1-6-4 オアゾショップ&レストラン1F TEL:03・5224・3565 9:00~22:00(21:30LO) 休日は施設に準ずる
気品のある美しさ。めくるめくおいしさ。
和光アネックスティーサロン「チョコレートパフェ」
ヴァローナ社のチョコレートで作られたフリルがなんとも華やか。グラスの中には同社のカカオ70%のアイスクリーム、66%の生クリームが重なり、繊細な風味の違いを堪能できる。
「バナナはフランベしてアイスクリームに合わせ、軽やかに。フルーティな酸味がチョコレートに寄り添います」。(パフェ評論家・斧屋さん)
生クリームの下に薄い板状チョコレートを忍ばせて、フィアンティーヌやナッツのサクサク感を残したまま食べられるというきめ細かな工夫も。
¥2,052(税込み)。1月から2月末までは、和の風味が感じられる「抹茶パフェ」が登場。東京都中央区銀座4-4-8-2F TEL:03・5250・3100 10:30~19:00LO(日・祝日~18:30LO) 無休
斧屋さん パフェ評論家、ライター。実際に食べ歩いたパフェをTwitter(@onoyax)や雑誌、ラジオなどで発信するほか、パフェのイベントも開催。近著に『パフェ本』(小学館)。
※『anan』2019年1月23日号より。写真・衛藤キヨコ 取材、文・浦本真梨子
(by anan編集部)
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