電子レンジの得意分野は、通常茹でたり煮たりして作る料理。
「とくに野菜は電子レンジで加熱したほうがうまみが流れ出ず、茹でるよりおいしい場合も。肉や魚も短時間で火が通るので、使い方次第でしっとりと仕上がります」(瀬尾さん)
材料が少量でも作れるから、1人分のごはんがすぐできる。野菜の副菜に肉や魚を使ったメインなど、おうち飲みにもふだんのごはんにも重宝する4品を教えてもらいました。
「複数の食材を一緒に加熱するときは、火の通り方が均等になるように大きさを揃えるなどの工夫を。また、レシピの加熱時間は500W出力での目安です。出力に合わせて調整してください」
蒸し鶏の刺し身風
余熱で火を通すのがコツ。驚くほどしっとり! 500Wで2~2.5分。
<材料/2人分>
鶏むね肉…1枚(約250g)、青じそ、練り梅、おろしわさび、塩、しょうゆ…各適量
<作り方>
【1】鶏むね肉は耐熱の保存容器に入れ、蓋をのせる(ぴったり閉めない)。※空気弁付きの保存容器があればそれを利用してもよい。
【2】【1】を電子レンジに入れ、様子を見ながら2分~2分半加熱する。底のほうから見てまだピンク色が残る程度で加熱をやめ、蓋を取らずにそのまま冷まして、余熱で火を通す。
【3】【2】を食べやすくそぎ切りにして、半量に青じそと練り梅を添える。半分はわさびを添え、塩またはしょうゆでいただく。
キャベツとくるみのサラダ
茹でるよりもキャベツが甘く、しゃきしゃきに。500Wで7分。
<材料/2人分>
キャベツ…1/4個(約380g)、ハム…2枚、くるみ(粗みじん切り)…30g
調味料:塩….小さじ1/3、こしょう…少々、レモン汁…大さじ1、オリーブオイル…大さじ2
<作り方>
【1】キャベツは2cm幅のざく切りにし、耐熱容器に入れて蓋またはラップをし、電子レンジで7分加熱する。
【2】【1】に冷水をかけてさっと混ぜ、すぐに水気を切って軽く絞る。
【3】ハムを短冊に切ってくるみとともに加え、調味料をすべて加えて和える。
さばの味噌煮
調味料をかけてチンするだけで、煮魚が完成。500Wで2~3分。
<材料/2人分>
さば(切り身)…半身分、味噌…大さじ3、みりん…大さじ3、しょうが(千切り)…10g、青ねぎ(あれば)…適量
<作り方>
【1】さばは長さを半分に切り、皮に数か所包丁で切れ目を入れる。
【2】味噌とみりんをよく混ぜ、耐熱皿に少々敷く。その上にさばをのせ、残りの味噌とみりんをかける。
【3】しょうがを散らし、ラップまたは蓋をして、電子レンジで2~3分加熱する。器に盛り、斜め小口切りにした青ねぎを添える。※さばの大きさで調理時間が変わるので、硬くなりすぎないように様子を見ながら加熱を。
じゃがチーズ
カレー+チーズがやみつき。おつまみにどうぞ。500Wで6分。
<材料/2人分>
じゃがいも…2個、バター…大さじ1、カレー粉…小さじ1/4、粉チーズ…大さじ1、塩、こしょう…各少々
<作り方>
【1】じゃがいもは洗って濡れたままラップで包み、電子レンジで6分加熱する。
【2】【1】を輪切りにしてボウルに入れ、バター、カレー粉、塩、こしょうを加えてさっと和える。器に盛り、粉チーズをかける。
せお・ゆきこ 料理人。気負わず作れる家庭ごはんを幅広く発信。女子飲み会にも役立つ一品がいっぱいの、『つまみでおかず』(家の光協会)が好評発売中。
※『anan』2018年12月5日号より。写真・高杉 純 スタイリスト・花沢理恵 取材、文・新田草子 撮影協力・UTUWA ジョイント(リーノ・エ・リーナ TEL:03・3723・4270)
(by anan編集部)
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