メニューの項目を見て思わず笑ってしまった。スターター(つき出し)、シャルキュトリー&アバ(肉の加工品と内臓料理)、サラダ、野菜、手打ちパスタと続き、最後の項目が「その他」。でも内容をみると肉料理だ。普通のレストランならメイン料理なのに、金子崇シェフ(34歳)にとっては「その他」。野菜料理の店と聞いて来たが、これほど徹底しているとは!
「自分がやりたいのは野菜料理。一皿でいろいろな味を楽しんでほしい」。野菜料理といっても野菜だけではないのが金子流。例えばクレソンのサラダ。清らかな青い香りの下田クレソンに、ちょっぴり刺激のあるルッコラを合わせ、バターを思わせるアボカドと香ばしいヘーゼルナッツでコクをプラス。山葵とライムのさわやかなドレッシングが全体をまとめる。味や香り、食感にも変化があるから、塩はほとんど加えない。驚くほど素材の味がストレートに伝わる。「必要なら塩味を含んだ素材、例えばアンチョビやチーズなどで塩分を補います」。
おまけにSサイズは2人分で1000円前後、Mサイズは3~4人分で1300円前後。2人で4皿をシェアして飲み物、デザートで、1人4000円前後のリーズナブルな値段も魅力だ。野菜だけでも十分満足できる新しい野菜料理に注目!
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