
現在、全国10か所29公演の初の全国ツアー「B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCKʼNʼDOL-」を開催中のB&ZAI。東京ガーデンシアターで⾏われた2⽉27⽇(⾦)公演ではアンコールでバンドの聖地・⽇本武道館公演のサプライズ発表が。感動の瞬間も詳細レポートします。
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ロック&アイドル=ROCKʼNʼDOL──。昨年2⽉16⽇の結成から1年で100回近くのライブステージを積み重ねてきたB&ZAI。楽器演奏ができるメンバーが揃い、⾃分たちの武器となる⾊を模索する中で辿り着いた“道しるべ”がバンドだった。バンドとして、アイドルとして、エンターテイナーとして、⾃分たちらしい未来を創っていきたい──。そんな熱い想いが込められているのが、今回のツアータイトル「B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCKʼNʼDOL-」だ。
ライブの定番曲「なつ♡あい」&グループ初のオリジナル曲「First Beat」から幕開け!
ROCKʼNʼDOLを掲げたステージ。ミラーボールが輝くステージの幕がハラリと落ちると8⼈がステージの⾼台に乗って登場。まずは2025年開催のイベント「カクエキ! SUMMER FES ROPPONGI SUNNY BEATS 2025」のテーマソングでYouTube再⽣回数300万回突破したオリジナルソング「なつ♡あい」から。キラキラの紙吹雪が吹き上がる中、底抜けに明るいアイドルソングで幕開け。
橋本涼さんが「有明、始めようぜ!」と有明東京ガーデンシアターに集まった約8000⼈に呼びかける。曲中に鈴⽊悠仁さんが「東京、声聞かせてよ」と叫べば、今野⼤輝さんは「愛し合っていこうか」と少し不器⽤そうなトーンで愛の告⽩を。菅⽥琳寧さんは「最初はきゅん」と指ハートするなど、メンバーそれぞれのキメパートが。
会場が⻩⾊い悲鳴で沸いたのは、キザに決めた⽮花黎さんの「選ぶなら、俺でしょ!!」のキメゼリフと、キュートに「稲葉、可愛く頑張ります」と宣⾔した稲葉通陽さんのガッツポーズだ。本髙克樹さんは少⼥漫画の主⼈公のように「俺らと始めようか」、川﨑星輝さんは「まだ⾏けるよな。ありがとう。まだまだ声出していこうね〜」と会場をあおり、最後は「ROCKʼNʼDOL2026、バカになるくらい楽しもうぜ、よろしく!」と橋本さんが締めくくった。

続いて橋本さんがピンクの幕を引くと、バンドセットが登場。記念すべきグループ初のオリジナル曲となった「First Beat」をバンド演奏で披露した。スモークが勢いよく吹き上がる中、橋本さんが届ける歌声は、1年前よりもボーカル⼒が増した⼒強いものに。「お前ら、ひと暴れしようぜ〜!」と、スタンドマイクを⾼く持ち上げて、ライブの戦闘開始の準備は万端だ。
メンバーがギャルとギャル男に扮した、スペシャルな「平成」コーナーも
平成ギャルとギャル男にメンバー4⼈ずつ扮装した、スペシャルな「平成」コーナーも。⽮花さん、今野さん、本髙さん、稲葉さんがギャル男に変⾝してHey! Say! JUMPの「MATSURI☆FEVER」を。
⼀⽅、ギャルに変⾝したのは、橋本さん(=りょち)、菅⽥さん(=りんね!?)、鈴⽊さん(=ゆーみん)、川﨑さん(=ほしりん)。チキンバスケッツの「私のオキテ」をギャルになりきり歌う4⼈。ロングヘアにゼブラニット、スラリとした⻑い脚がキレイな橋本さんこと“りょち”は、ギャル男たちにモテモテ。
くじ引きでカップルになった、ヒョウ柄のファーアウターにサングラスをしたギャル男の⽮花さんも、りょちにメロメロで愛の告⽩を。⼆⼈でピンクのフリルパラソルを相合い傘して、ラブラブカップルが誕⽣した瞬間は会場からは⼤きな悲鳴が!
そんなコントのような笑い満載のコーナーもあれば、Snow Manの「Dangerholic」をバンドアレンジでパッション全開、男気あふれる表情で演奏を届ける。セットリストにはバンド曲だけでなく、ダンス曲もたくさん。
グループ初のダンスナンバーとして披露された新曲「KISSʼNʼDOL」は、事務所伝統のジャケットプレイを取り⼊れたダンスナンバーだ。横⼀列に並んでのダンスや問いかけるようなセクシーな台詞、川﨑さんのアクロバットパフォーマンスなど、⾒どころ満載の楽曲に会場はクギ付けに。
MCでは、橋本さんが「遠くから来た⼈?」と会場に尋ねると韓国、シンガポール、スウェーデンなど、海外からのファンも⾜を運んでいることが判明。「スウェーデンから来てくれた⽅が悠仁のうちわ持ってんの、なんか分かるわ」(橋本さん)とスウェーデンが話題になったことで、本髙さんがじつはスウェーデンに留学しようと思っていたことを明かしていた。
そして、「皆で乾杯しようか」となった給⽔タイムでは、本髙さんが「乾杯!」と⾳頭をとると、「バンザーイ!」と声を揃える会場。B&ZAIライブでおなじみのやりとりになりそうだ。
初出し情報としては、3⽉8⽇(⽇)から4週連続で放送される『ナニワでバンザイ!⾃分トリセツ2.0』(ABCテレビ)を発表。「結成1周年記念で、B&ZAI初の地上波特別番組が決定しました。ロケでいろんな体験をして⾃分たちをアップグレードする番組です」と⽮花さんが詳細を説明して、会場を沸かせた。
会場が⼀体となった「スーパーりんねtime」では意外な先輩も登場!

MC明けは、ライブの定番コーナーになりそうな「スーパーりんねtime」へ。⽮花さんの「りんちゃーんって呼びかけてくれたら出てくるので」という声で、皆で「りんちゃーん」と呼び込むと、シルバーのダンベルカチューシャをした⽩のタンクトップ姿の菅⽥さんことスーパーりんねさんが降臨。
⽮花さんが改めて「スーパーりんねさんはご⾃慢の⾁体とストレッチで何でも解決してくれるすごい⼈なんだよ。せっかく東京ガーデンシアターに集まってくれたお客さんの悩みを解決してもらいましょう」とスーパーりんねさんが会場のファンのお悩み解決をすることに。
本髙さんが「悩みあるよって⽅いますか?」と客席のファンに声をかけると「あくびをしたら、⼝のはしが切れちゃったんですけど、どうしたらいいですか」というお悩みを打ち明ける⼥性が。これにはリップクリームを塗るようなしぐさを盛り込んだストレッチを即興でダンスする菅⽥さん。
続いて橋本さんが「あそこにイケメンいる。NEWSの⼩⼭慶ちゃん!」と先輩の⼩⼭慶⼀郎さんをご指名。「胸筋をもっと⼤きくしたい」という⼩⼭さんのお悩みにぴったりな胸筋をバンプアップするストレッチダンスを。「チャンカパーナ」の振り付けを取り⼊れたストレッチをメンバーとファン全員で⾏い、⼀体感が⾼まるコーナーに。最後に着ていたタンクトップをビリビリと引き裂く⼒業を披露して、⾼笑いするスーパーりんねさんに会場は拍⼿喝采だ。
本髙さんが「⼀緒に笑顔で⼿を振って楽しんでいきましょう」と呼びかけ、星や⽉、ハートなど⼿作り感あふれる⼩道具を持って⾏進したのは、King&Princeの「静寂のパレード」。今野さんのソロパートから始まり、川﨑さんが肩掛けドラムで⾏進。会場は、温かい空気に包まれた。
ラストスパートももちろんアイドル×バンドを体現。橋本さんと鈴⽊さんのツインボーカルでNEWSの「BLACK FIRE」をエネルギッシュに歌い上げる姿に感情が揺さぶられる。⽮花さんのリズムに合わせて頭を振るヘッドバンキングも激しさを増していき、メンバーそれぞれの演奏も情熱がほとばしる。ステージで楽しみながら全⾝全霊で⾃分たちのパッションを届けようとするパフォーマンスに会場が酔いしれた。
⽇本武道館での追加公演をサプライズ発表! 感極まり涙するメンバーも

この⽇のライブは本編を終えてもまだまだ終わらない。SMAPの「オリジナル スマイル」から始まったアンコールでは、「さぁ、皆さん、B&ZAIがいろんな所へ⾏っております。ここにいるよってアピールしてください」とファンのすぐそばに登場。ハイタッチしたり、⼿を振ったり、ファンとのコミュニケーションを楽しむ8⼈。
そして、スクリーンがATTENTIONというワードとともにブザーが鳴り響くと「なに? 怖い!」と、ざわつくメンバーたち。「突然ですが、夢の会場をもう1会場追加したいと思います」とスクリーンに映し出され、発表されたのは、⽇本武道館公演決定のお知らせのサプライズ。
これには⼤興奮で肩を組み合い、「やったー!!」と喜ぶメンバーたち。涙を流しながら「嬉しい〜!!」と叫んだのは橋本さん。「⿃肌やばい!」と震えたのは菅⽥さんだ。稲葉さんはウルウルと⽬を潤ませる。「ごめんね。この後予定あるよっていう⼈もちょっとだけ付き合って」と本髙さんが呼びかけ、⽇本武道館が決まった瞬間を切り取るメディア向けの撮影をすることに。
「嬉しいな。俺ら1年前、B&ZAIを始めてよかったね」と涙する橋本さんの肩をポンポンと⽮花さんが叩き、肩を抱き合って喜び合う場⾯も。「いや〜、俺、どうしてもバナちゃんに⽇本武道館⽴ってほしくてさ。嬉しいな。叶えられるんだ」と橋本さんがしみじみ⾔うと、⽮花さんは「B&ZAIで⽴てるの、嬉しいね」とニッコリ。改めて「いや、本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました」と橋本さんが感謝の想いを語っていた。
「ていうか俺ら、もう1曲やろうとしてたよね?」と⽮花さんが仕切り直し、「魂ぶつけていこうや!」とメンバーたち。「バンドの新曲があるんで、皆さんやっていいですか?」と橋本さんが会場に聞くと「イエーイ!」と沸くファン。⽮花さんは「これ(発表)が出た後だから、めっちゃ緊張する」とドキドキが冷めやらぬ様⼦の8⼈。
稲葉さんは「この曲も武道館に持ってくわけですからね」と気を引き締める。「皆さん、この曲はここから1回しかやらないんで、覚えて帰ってもらって、ぜひまた武道館でもやるので覚えていただけたら嬉しいです」と本髙さんがまとめ、オリジナル曲「衝動 Never end」へ。
⽮花さんはハットをかぶって「素敵な帽⼦が落ちてたんで、せっかくなんでかぶろうかなと。悠仁って名前書いてある(笑)」と、気合⼗分。橋本さんの「新曲、⾏くよ」の声で歌ったのは、平成感を意識したという疾⾛感あふれるバンド曲だ。
この1年で気づけば急に変わり始めていた景⾊を歌う歌詞で、想像以上の⾃分になるため、⼀⼼不乱に駆け抜けていこうとする熱くまっすぐな想いを届ける8⼈。⾃分たちの⽣き様ともリンクする歌詞で「どこでも君と⾏きたい」とメンバーやファン、愛する⼈たちに呼びかけるその瞳はキラキラと輝いている。
「さぁ、⾏こうー!」と叫ぶ⽮花さん。「今⽇はありがとう、最⾼!!」と⾶び切りの笑顔を⾒せる橋本さん。ここから⽇本武道館へ──。またひとつ夢を叶えた瞬間に会場は⼤きな感動に包まれた。
最後に「皆と⼀緒にこんなにめでたい発表ができると思ってなかったので。改めて本当にありがとうございます」と菅⽥さんがお礼を⾔ってから、今野さんがリーダーらしく「皆さん、いつものやつやりたいんですけど、いいですか?」と切り出す。
「イエーイ」と返すファンに「いいですか? じゃあ、ペンライトを置いていただいて。皆さん、準備はいいですね? お⼿を拝借。いきますよ、せーの!!」(今野さん)で「バンザーイ!」と会場がひとつに。ステージを去り際、⽮花さんが「まだまだ未熟かもしれないですけど、ちょっと最⾼のバンドメンバーと武道館、⾒てきます。BaetZ(ビーツ/ファンネーム)、愛してるぞ〜!」と最⾼の表情を覗かせた。
⽇本武道館公演の8⼈の抱負とデビューへの強い想い

ライブ後に⾏われた記者会⾒では、ひとつの夢が叶った喜びを語っていた8⼈。発表の瞬間、涙を流した橋本さんは「⽮花が武道館でベースを弾いているところをどうしても⾒たくて。それが叶うと思うと、ちょっと我慢できなかったですね(笑)。⽮花はB&ZAIのバンドリーダーとして⽀えてくれて、バントの良さや歴史を聞いたり、TOKIO先輩のDVDも観たほうがいいと教えてくれていたので」と照れ笑い。
⽇本武道館への想いをレポーターから尋ねられると⽮花さんが「直近で⾔うとSUPER EIGHTさんの⽇本武道館公演を皆で観に⾏きまして。その時⽇本の国旗があって。『ここが武道館なんだ』と、くらったばかりだったので、あの会場で俺らが3公演やると思うと結構ドキドキですね」と胸を弾ませる。
「今回の『-ROCKʼNʼDOL-』は、この事務所ならではのアイドルを背負って構成を作ったんですが、そういうのも踏まえて。⽇本という名前が付いた⽇本武道館に⽴てるのは、やはり責任を感じますけど、嬉しいです」と背筋を伸ばしていた本髙さんは「SUPER EIGHTさんの楽曲だったり、いろんな先輩⽅の楽曲をちょっと違う形でできたら」と展望を語っていた。
川﨑さんは「伝統に⾒合ったパフォーマンスをしたい。奇想天外にビックリする演出も新しくできたら」、稲葉さんは「B&ZAIらしさを⾒つけつつ、さらに⾼みを⽬指したい」、今野さんは「円形ステージもできたらいいなとか。これから話し合ってきめたい」、鈴⽊さんは「歌と楽器、アイドルとかいろんな要素が詰まったB&ZAIらしい公演ができたら楽しいんじゃないかな」、菅⽥さんは「(スーパーりんねさん)がゴールテープを切ってオープニングをスタートするとか、ぶっ⾶んだやつがやりたい」とそれぞれが⽇本武道館公演への想いを馳せる姿も。
そして、この1年でのメンバーの関係性が変わったか質問されると、⽮花さんが「この1年は家族よりごはん⾷べたよね?」と笑えば、鈴⽊さんが「そうだね。家族より上って、なんかあったっけ。家族より会ってる⼈の名前は欲しいよね(笑)」と同意。
「ホント変な⾔い⽅ですけど、もう嫌でも⼀緒にいたんで。写真フォルダーを⾒返しても、どっかのフェスの楽屋裏で楽しそうにしてるメンバーの写真とか、ふざけてる写真や動画とか。本当にメンバーの写真、動画ばかり。僕らは気づいてないですけど、息は合ってきているかもしれない(笑)」とこの1年で築いてきた絆に⾃信を覗かせた。
最後に橋本さんが「BaetZ(ビーツ/ファンネーム)の皆さん、僕たち、武道館やります。本当に皆さんが⽇頃応援してくださっているからで、ありがとうございます。武道館を経て、僕たちが掴みとるのはデビューひとつ。しっかり頑張りたい」と⼒強い⾔葉で締めた。
⽇本のバンドの聖地で挑むのは、B&ZAIらしい唯⼀無⼆のバンドパフォーマンス。アイドル×バンドスタイルを武器にどんな熱いステージを繰り広げてくれるのか、楽しみでならない。
写真・くさかべまき 取材、⽂・福⽥恵⼦




















